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Netflix映画『ラン・ラビット・ラン』

Netflix オリジナルの映画『ラン・ラビット・ラン』を観た。

一時期ランキングに入っていて人気っぽいなと思って調べたら、あの ディストピア小説を原作としたTVドラマ “The Handmaid's Tale(ハンドメイズ・テイル/侍女の物語)” で監督をしていたDaina Reidが監督してるというのを知った。

彼女、西オーストラリア州のECU(エディスコーワン大学)内にある The Western Australian Academy of Performing Arts (WAAPA) の出身者。

西オーストラリア人の映画好きの中には、“ヒュー・ジャックマンも卒業してるし、たまに訪問すんぞ!!WAは凄いだろ!!!”とこの場所を話のネタにする人もいる。

ハンドメイズ・テイルも観ていたし、長年パース住みだった思い出もありそれだけで観なければ!!となった。

内容とジャンル共に調べてなかった 笑。

観てみたら、案の定オーストラリアらしい景色が広がり、どっかにいそうな親子が写り懐かしーとなった。英語も良くオーストラリアで聞こえる感じの音質でそこにいる感じ……。

ちょっと和んでいた。

のも、一瞬だけでお化けの話や超常現象ホラーかと言わんばかりの映像がポツポツと。
気づいたら途中から背筋がゾッとして、、恐ろしやサイコ系ホラーやった…笑

ウサギは完全なる、たとえ。

不思議の国のアリスではウサギが導く。
不思議の世界へと…。

現にアリスという名前の登場人物出てきますしね、、、

自分の過去から逃げて向き合わないことで、傷が癒えていない。そういう人が子供を持つとどうなるかって話。

親である彼女の視点から観ると、真理が何も分からなくなってしまっている。過去のトラウマのせいでそうなっていて、とてもゾッとする筋書きを感じた。

結構レビューは低めなんだけど、ここら辺に気づかないと怖さが迫ってこないのかなと思った。

心が壊れている状態で、それを無いものとして無視していると、どこかでそれは捻れた状態になり連鎖していってしまう。そんな怖さを描いた作品だった。

オーストラリアでは、子供はいても結構放ったらかしにしている親も多く、それで色々な事故や事件が起こっている。
全て心が痛むものだし、何で判断能力のない小さい子だけにして、大人が様子も見てないのかとあまり気分が良いものではなかった。
そんな事もちょっと思い出した映画でした。


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