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勢いで借りた元豆腐屋で何しよう(2)

和文化再生プロジェクト(仮)主催の 樹心(じゅしん)です。私の実話、前回までのあらすじから少し__。大手飲料メーカーに勤務中だったが、「風の時代」に突入し、吹いてきた新しい風に乗るため(←ざっくり(笑))年末突然退社。看板のない伝説の和菓子屋をしていた私のおばあちゃんの、伝説の”よもぎ団子”を復活させたい・・とか、とにかく古き良き日本文化をもう一度再生させ、若い世代にも継承してほしいと願う私は、まだ漠然と・・ではあるが、自分軸で生きるため、大きな一歩を踏み出した。

 ある日、京都の一角で見つけた”事務所貸”の張り紙をみつけ、主のおばあさんに、自身のおばあちゃんが重なって・・・

いきなり 借りた 元豆腐屋さん。

決断は大きく、我ながら、今までの非力キャラからは想像がつかないほど、熱量がすごい。今回ばかりは。

とは言え、熱さだけでは前に進まない。

しっかりと地に足をつけ、どのようにマーケティングしていくべきなのか、ひとつずつ精査していこう。

・まず場所は見つかった

・やってみたいことは、大きなジャンルで枠をつけるとすると 日本文化の発信→内装を和モダンにしたい→内装業者さん探し中

和モダン

※上記画像はイメージです (笑)

・おばあちゃんの伝説の”よもぎ団子”の試作に取り掛かろう

ということで、今日は、とにもかくにも 試作だ!と材料集めに。

何と言っても、おばあちゃんが小豆から手間暇をかけ、完成するこしあんをまず作ろう。

小豆は、古来より、小豆の煮汁には解毒作用があり、日本でも薬として用いられてきたという。そして、小豆の赤が、太陽や火、血といった”生命”を象徴し、エネルギーが高いものともされてきたそうだ。食物繊維やたんぱく質、ビタミンB群、鉄、ポリフェノールなど、様々な栄養素を含み、何といってもカロリーが低い。

ところで__

こしあんを作るのは・・

まあとにかく、手間がかかる。あの魅惑の こしあんはほぼ手間でできている。おばあちゃんはいつもつぶやいていた。こしあんは、”作るより食べたい”と。

1日がかりで手間暇と体力がかかり、炊き終わるとドッと疲れがくる。和菓子の味は、ほぼ「あん」で決まることを考えれば決して面倒だなどと言っていられない。まさに味の生命線だ。

時代の流れなのか、和菓子屋が十軒あれば、小豆から作る自家製あんをつくっているのは、1~2軒だと言われるようになった。

だからこそ挑戦する  自分の舌の記憶がホンモノなのか__。

さあ、おばあちゃんのこしあんを味見係だった私が再現できるか・・。

こしあんつくり道具_LI

何度も、小豆を「煮る・こす・練る」・・・火加減や温度を見ながら、つきっきりでひたすら繰り返すこと

約3時間__。

ついにできた。

こしあん

その味を知る母に、味見してもらった。そして、一言。

「おばあちゃんが作ったんや・・」と。

確かにそうかも。

ずっと背中が熱かったからね。


まだまだ改良の余地はあると思うけど、第一段階は合格かな。

我が家の今朝は 和もーにんぐ🎵 

スクリーンショット和もーにん


最後まで読んでくださり感謝しています☆彡

今日も素晴らしい日を。



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