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トイレでスマホを使うと失う大切なもの


トイレにスマホを持ち込む派?持ち込まない派?のどちらですか?


NordVPNのブログ記事によると

日本におけるトイレでスマホを利用する人の割合は68%

NordVPNブログより


だそうです。


そうなると、日本人10人のうち、約7人がトイレで失っているもの、それは貴重なアイデアが生まれるチャンスです。

「トイレで思いつくことなんてすぐに忘れるし、絞り出したアイデアじゃないんだから意味あるの?」って思った人、それはもったいなすぎます・・


なぜ、「ただの思いつき」に価値があるのか。


それには、脳の神経回路のひとつデフォルト・モード・ネットワークが関連します。



デフォルト・モード・ネットワークとは



ボーッとして何も考えていないときに動き出して→頭の中の記憶定着や整理整頓、内省、過度な集中からの解放を行うことで→頭がクリアになって創造性を高める

という働きをしてくれます。


トイレだけじゃなく、風呂、ベッド・布団に入ったときにほんの一瞬だけパッと浮かぶアイデアは、実はただの思いつきではなくて「価値のあるアイデア」だったんです!



では、トイレタイムをもっと効果的に過ごすためには、どうすればいいのか?


それは


  1. スマホをやめる

  2. 深く息を吐く

  3. リラックスする


です。それぞれについてお伝えしていきましょう。


スマホをやめる


改めて、これが絶対条件です。


ここに書くまでもなく、スマホのデメリットは広く知られていますが、単純にトイレでスマホ水没・・みたいな悲劇を避けるためにもスマホはリビングにでも置いておきましょう!


仮に、1日あたりのトイレの合計時間が10分だとして、スマホのトイレへの持ち込みをやめるだけで、毎日10分間は自分だけの時間を捻出できるわけです。


これで「スマホ依存の軽減」「価値あるアイデアの獲得」の一石二鳥です。


こんな絶好の機会をわざわざ自ら放棄するなんて、ほんとにもったいないですよね。


深く息を吐く


いつも無意識にフゥ〜と吐いている息を、意識してゆっくり・深く・長く吐く → ゆっくり・深く・長く吸う


に変えてみてください。


そうすると、頭の中をぐるぐる回っていた考えや悩みなどから呼吸に意識が向くことで、ボーッとする瞬間できてデフォルト・モード・ネットワークが働き出します。


繰り返しになりますが、やることは簡単、意識的に呼吸をゆっくり・深く・長くする、これだけです!


たったこれだけで、アイデアが出やすい状態を再現することができます。


ただ「ちょっとトイレで深い呼吸はやりにくわ〜」という人は、ゆっくりと呼吸をすることを意識してみてくださいね。



リラックスする


すごく当たり前の話ですが、リラックスすることはとても大切です。


カラダを楽にして緊張を緩めてくつろげば、自律神経のバランスが整います。


トイレで用を足すと→我慢から爽快な状態になってリラックス


こんな感じでココロとカラダが、心地よさや充足感を得ることで心身ともにリラックス状態となると、そこでデフォルト・モード・ネットワークが活性化します。


そうなれば、あとはデフォルト・モード・ネットワークに任せて浮かんできたアイデアを忘れないようにするだけです。


「もっとリラックスした方がいいよ」と言われると、リラックスするために何か特別なことをしなければ!となる人がいるかもしれません。


が、1日に何回も訪れるフッと気が抜ける瞬間自分はリラックスできていると意識するだけでも一定の効果はありますので、ぜひ、試してみてください。


まとめ


自分にとって価値のあるアイデアが浮かんでほしいときは、トイレでは
スマホをやめて、深く息を吐いて、リラックス状態を作るようにする。


この流れを実践すると、デフォルト・モード・ネットワークが働きやすい環境が生まれて、いいアイデアの発生率が上がります。


こんな心強いデフォルト・モード・ネットワークですが、活性化させることによるデメリットもあります。


そのデメリットとは、脳が大量のエネルギー消費(全エネルギーの約70〜80%)によって疲れてしまい、ネガティブな感情を抱きやすくなるということです。


平日の仕事が忙しいときは悩んだり不安になったりしないのに、休日にひとり家でボーッとしていると急にネガティブな感情に襲われた経験ないですか?


というわけで、デフォルト・モード・ネットワークのメリット・デメリットをふまえつつ、あとはいいアイデアが浮かぶかどうかはトイレの神様次第かもですね〜。

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