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食べ物への執着がなくなってきた

食べ物への執着って感じたことある?

例えばダイエットしようと思って食べ物を減らそうと思うほど、頭の中は食べ物でいっぱいになっちゃったりして、かえって逆効果だったりする。

だったら好きなことに夢中になって、食べ物のこと忘れちゃってた方が良くない?みたいな。

私は多分、執着だらけだと思う。

だからちょっと荒療治かもしれないけど、あることにチャレンジしたらだいぶ手放せた気がしてる。


栄養バランス

私の執着その1は栄養バランス。

なぜか、必要以上に栄養バランスに関してはうるさかったのね。

満遍なくバランスよくとりましょうっていうやつ。

もちろんそれはその通りなんだけど、必要以上にそれに縛られてしまうと苦しいんだよね。

私、結構縛られちゃってたの。


ダイエットしようと思っても、極端に減らしたら歳をとってから骨がスカスカになっちゃうっていうし…って思うと、食べずにはいられなかったりした。

3食は必ず食べなきゃいけないもの。

バランスよく食べないと病気になりやすい。

なんかね、そういうのに縛られ過ぎてて。


子どもたちへのご飯もちゃんと「赤と黄色と緑」と食育して、満遍なく食べようねって話をした。

まぁ、それだけ聞いたらとてもいい話だと思うのね。

でもバランスよく考えて作ったのに、子どもが食べないと必要以上に不安になったりした。

それでみんなの好みに合わせて、メニューを変えて出したりすることもあったの。

食べてほしくて。

栄養をちゃんと取ってほしくて。


栄養バランスを考えることは大事なことだし間違いじゃないんだけど、「必ずしもそうならないと不安」になってしまうとしんどいなって思うんだよね。


私はちゃんと食べないといけないっていう強迫観念みたいなのがあって、「食べない」ことをオッケーにできなかった。

だけど食べなくたっていいじゃん。

ずっと食べないわけじゃない、食べないときがあってもいいよね。

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「ちゃんと食べなさい」

私の母は「ちゃんと食べなさい」と言う人だった。

母は生まれた時に病弱で、20歳まで生きられないかもしれないと言われていたらしく、健康に関しては親に良く言われてたのかもしれない。

4000g超えで産まれた私は産まれたときから食い意地が張ってて、やたらと「太るから」と言われた。

でも母は無意識に「ちゃんと食べさせないと」とも思っていたんだと思う。

私は食べすぎると太る、でも食べないとダメって言われる、というストライクゾーン狭いぞーって中で生活してきた。

今思うとそれってストレスじゃない?

客観的に考えると、食事を楽しめたのかなぁ?と思ってしまう。


多分、楽しめてないよね。

で、今も実は食事って楽しむというよりもノルマ的な感じがある。

バランスよく3食しっかり食べて、健康に暮らすこと!みたいな。

食べるのは嫌いじゃないから食べるんだけど、満足感が得られない感じ。

昔から満腹中枢がおかしいなって思うことが多くて。

苦しくなるまで食べてしまう傾向があったのよ。

食べなきゃっていう強迫観念?も大きかったのかな。

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食べ物に執着のない人

初めての彼氏は食べ物に執着のない人だった。

彼「もし1日に1食しか食べなくていいなら、1食で十分。」

そう言って笑っている姿が衝撃的だった私。

そんな人っているんだ!って。


その頃、私はストレスによる過食で人生最大の体重になっていて。

影響を受けやすい私は、その彼の影響で10キロをワンシーズンで落とした。

それまではどんなダイエットもダメだったのに!!


彼といると食べなくて済んだ(笑)

食べることよりも楽しいことがたくさんあった。

なんか、そういう時間をそのまんま認められてたんじゃないかな。

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朝ごはんは食べなくちゃダメ?

朝ごはんは大事、1日のスタートだし、日中の活動に必要なエネルギーを摂取する必要がある…。

なんて朝ごはんの大切さを調べようと思ったら、いくらでも出てくると思う。

当たり前のように言われてきてるしね。

朝多めで夜は少ないのがバランスとしてはいいって話も。

だから私は、朝ごはんはどんなときでも抜いたらダメって思ってて、朝が早いときでも起きたらしっかり食べてた。

悪くない。

でもそうじゃなきゃいけない、というわけでもないの。

悪くはないんだけど、必要以上にそのことに執着していて、その習慣を手放せなかった。


だけど、どんな情報を自分に取り入れるかは、もう少し考えてもいいのかなって最近では思う。

いろんな情報に惑わされ過ぎないこと。

試してみて自分に合うものを取り入れるようにすること。


私は40歳を目の前に、3食食べることに疑問を感じるようになった。

3食ちゃんと食べてしまうとお腹がずっと重たい感じ。

そこにストレスでもあると、なんか腸の働きが悪い。

すると便秘になる。

腸が動いてる気がしない。

苦しい。

でも時間になったら食べる。

コレってホントに体のため?って思ったの。

腸だって休みたくない?

便秘になったとき、食べ続けているとどんどん溜まっていくような気がする。


そんなとき、「オートファジー」というキーワードを知ったのね。

だよね、空腹って悪くないよね!

そういう考えもあるんだよね。


仕事が14時までで、ちょうど良かったから朝食を抜くことにしたの。

すると19時までには夕飯を食べるから、19時間断食になる。

仕事をしている間は夢中だし、忙しいから食べ物のことなんか考える暇なんてなくて全然しんどくないし。

あっという間に帰る時間。

お腹の空き具合は朝食を食べても食べなくても同じくらい。


仕事が休みの日や週末は無理せず朝も食べることにして。

仕事がある週4日だけやってみることにしたの。

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食べ物への執着からの解放

例えば3食ちゃんと食べていた場合、ちょっとストレスで甘いものも食べちゃったり、おやつを子どもと食べ過ぎちゃったりすると、ホントに食べすぎ感満載で。

食べてばっかりっていう罪悪感から抜けられない。

なんか遊びがない感じ。

通常とプラスだけしかなくて、マイナスがないからバランス取れなくて。


それが19時間断食してると、「食べたいときに食べる」を許せるの。

お昼ご飯食べたけど、もうちょい食べたい…って思う自分にオッケーを出せる。

これが3食食べてると、オッケーを出せないわけ。

オッケーを出せてないのに、誘惑に負けて食べるから罪悪感なの。

オッケーを出せていたら、同じ「食べる」結果であっても、苦しくならないのね。


そう、自分にオッケーを出せるっていうのが大事なんだね。

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何でも「ある」から自分の責任で「選ぶ」のが大事

今の時代って、何でもあるよね。

何を食べるかも自分次第。

食べる量も、栄養バランスも。

「選ぶ」時代なんだよね。

選べるって自由な気がするけど、そこには責任も伴う。

何を選ぶか、何をやめるか。

コントロールする力も必要。


そうなったときに、自分の感覚を頼りに選ぶ人もいれば、「正しい知識」をもとに「正しい選択」をしようとする人もいると思う。

私は後者。

頭でっかち。

自分のからだの声なんて聞けなくて。


でも19時間断食して、からだの声を聞けたよ。

ちゃんと腸が動くのがわかった。

便秘も解消。

メリハリある感じがいい感じ。


それからちゃんとお腹いっぱいがわかるようになった。

必要以上に欲しくならなくなった。


今まではストレスで食べちゃうときって苦しくなってもやめられなかったんだけど、ストレスで欲しくなってもほどほどで良くなった。

苦しくなる前に自然とストップしてくれるようになった。

これね、なかったんだよ、私。

苦しいのに止められないって感じだったの。

で、こんなに食べたらまた太っちゃうんだろうなって気持ちが、さらに自分を追い詰めるようでつらかったな。


家にいると食べちゃうから、家にいたくなかったこともある。

でも子育て中ってなかなかそれも難しくて、一人産むたびに2〜3キロ増えていって。

再び人生最大の体重にまた近づいてて嫌だったの。

あのときには戻りたくない。

でも年齢もあって、肉のつくところはあの若いところとは違ってて。

そんな気持ちでダイエットっていうのはうまくいくわけがなくて。


だけど自然と食事量が減ってきたのが嬉しい。

食べても罪悪感が少ないし、食べる量も自然と減ってるから便秘にもなりにくい。

1日2食だから、と思うとテキトーに食べるよりも美味しいものを食べようって自分の食べる物を大切に考えられるようにもなった。


「朝ご飯を抜いたら19時間断食になるから」

なんて母に言ったら激怒するだろうな。

だから言わない。

でも「こうじゃなきゃダメ」ってこと、実はそんなにないんじゃないかな。

試してみて、からだの声を聞いて、心地よかったらきっといい。

きっと合ってるんじゃないかなって思う。

そんな自分の感覚を信じてあげるのもいいと思う。


ああ、私コレ好きだなぁ、合ってるなぁ、心地よいなぁ、からだが元気だなぁ。

そんなからだの声って大事だよね。

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