夫がいなくなってしまう前提で生きていた私への希望の光
顔を見るたびに愛おしいと思う我が夫。
実は私の心の中では「いつ死ぬかわからない人」認定されている。
いや、人はみな、いつかは生を終えるし、そのタイミングなんて誰もがわからないし、当たり前じゃん!と思うよね。
そうなんだけど、「その確率が人より高い人」、私は夫をそう思っていて、だからこそ一瞬一瞬を大切にしたいと思ってる、そんな話。
なぜ夫はその確率が高い人なのか
結婚してからわかった話。
夫の祖父も父も叔父もみな50代そこそこで亡くなっているの。
夫の家系は女性しか残っていなくて。
みな血管系の疾患で、ある日突然亡くなっている。
血管系の疾患は遺伝的な影響も大きいのよね。
だから私は話を聞きながらひそかに覚悟したの。
義母が高校生のとき、夫が高校生のときだったから、息子たちが高校生くらいの頃かもしれない、と。
勝手な想像で、そうならないかもしれないけれど、そうなる確率が高いと思ってる。
夫への想い
私は元々ものすごく子どもが大好きで子どもを産んだわけではなく、生まれた子どもの上2人に発達障害があっていろいろ悩む日々が多かった。
にもかかわらず、3人目を産みたいと思ったのは、夫の血を引く家族を多く残したいと思う気持ちからだったかもしれない。
それくらい、私にとっての夫は特別で。
めちゃくちゃ大恋愛の末の結婚だったわけではない。
どちらかと言えば始まりはアッサリでたまたま一緒になった、くらいだった。
だけど年々深まっていくお互いの気持ち。
「みかんちゃんが愛おしくてたまらない。」
と言ってくれる夫に、私だってたまらないよ、と思う。
と同時に、早いか遅いかなんてわからないけれど、いつかはくる別れに今から準備をしておかなくては、と思う自分がいる。
来たる日への準備
もし夫に何かがあったら。
仕事ならできる。
いつそうなってもいいように、子育てで大変な状況でも細々とパートで仕事を続けているのはそれもある。
いざとなったらフルタイムでいくらでも働けるように、経験とスキルアップはいつでも心がけている。
住む場所もある。
そうなったときのマイホームはありがたい。
お年頃の男の子3人、広さは絶対に必要だもの。
子育てに関してもなんとかなる。
発達障害に関しては、ずっとのお付き合いだからね。
何かあったときに相談できる機関があれば心強いと思っていて、少しずつ準備してきた。
先日、信頼できる主治医のクリニックに転院したところで。
ここで息子3人が何かあったら相談できる。
長男は学校には居場所を作れなかったけれど、デイが今、自宅以外の貴重な居場所で、所長はとても理解ある人だと感じてる。
高校卒業までしかいられないけれど、高校まで一緒に成長を見てくれる人がいるのは心強い。
問題は私。
夫は親以上に私を理解し、どんなときでも私のいちばんの味方でいてくれてる。
そんな人は夫以外にいないの。
というか、自分でも受けとめきれない厄介な私を受けとめられる人は、夫以外にいるとは思えない。
そんなだから、私は自分の心のバランスに関しては、かなり夫に頼った生活をしてる。
それを自覚しているから、私はnoteで記事を書くことで自分で自分をしっかり受けとめて、精神的に自立したいと思ってるんじゃないかな。
夫がいなくなっても、それなりにバランス取って生活できるように。
つい思ってしまうこと
今のうちに夫には子どもたちとたくさん関わってほしいと思ってしまう。
子どもたちにパパをたくさん感じてもらいたい。
その理由を話したら、オレをそんなに殺したいのか!と怒られそうだけど。
でもね、夫がもし突然いなくなっても、子どもたちの中に夫が感じられたり、
「パパってこうだったよね。」
って話が一緒にできたらいいなって思っちゃうんだよね。
土曜日の朝から心震えたエピソード
実はこんな私の想いを言葉にしようと思ったのには理由がある。
noteで記事を紹介したことがキッカケで出会い、今では作り上げる世界観に私がすっかりファンになってしまったともきちさんが、エッセイのサークルをスタートしたの。
ステキでしょう?
楽しみにしていた私は早速入会!
そこでいち早く自己紹介されている方の記事を読みに行かせてもらったのだけど、土曜日の朝から心打たれて、予定を忘れてしばらく動けなくなってしまった。
その記事はコチラ↓。
子どもが手を離れたときの夫婦の時間を垣間見させてもらって、ああ、そんな旅行ってステキだって心から思って。
そんな時間をつくれたらいいなって、ちょっと目標ができて。
この記事を読んでいる時間は、私のこれからのイメージが膨らんだ時間であり、同時に、もしかしたら自分にも訪れるかもしれない瞬間をふと想像した時間でもあったのね。。
それからyahoiさんのご主人への愛とご主人からの愛もとても感じて、ステキだなぁって思って。
いろんな気持ちが湧き起こり、心震えまくって、朝から泣いてしまった。
ホントはyahoiさんの記事にその気持ちをコメントしたかったんだけど、ひと言にするとその表現力のなさでとても薄っぺらく感じてしまってできなかったから、その想いをこの記事に込めてみたよ。
この気持ち、夫とも共感したくて、LINEで記事を送ったの。
私「こんな旅行、してみたいね、絶対にしよう?」
夫「そうだね。
このご主人のさ、奥さんにかわいい水着を着せたいって感覚、スゴイわかるよ。
最近のオレがすごくそんな感じだから。」
yahoiさんのスレンダーでセクシーなスタイルからは程遠い私だから、今は水着以外で…と言いたくなったけれど、目指していく夫婦のカタチがそこにあるように感じて嬉しくなった。
改めて、夫との時間を大切にしたいって思えて、yahoiさんに感謝です。
ちなみに、私が夫との時間や感じたことを大切にしたいと思って書いた記事はこちらのマガジンにまとめています↓
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