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【vol.1/no.6】部署全員リストラになりました(笑)~The★自由~

これは、2022年の夏のお話です。
いまとなっては、もう過去のお話ですね。
色々とありすぎて、前回のnoteの記事投稿から約2年が経過していました。

初回のモンスター上司との闘いをご覧になってくださった読者の方も、まさかこの展開は予想していなかったと思います。

そう、2年前にはモンスター上司との奮闘と、混沌とした社内のお話を綴っていましたが、今回はその後の結論をお話します。

モンスター上司の福さん

定年退職され、再雇用もなしになりました。
ご本人は「はめられた」と不満をおっしゃっていました。
確かに、実質、会社が厄介払いした形でした。

福さんをかばい続けていた会長さん

退いたみたいです。よって福さんの後ろ盾が無くなったわけですね。

私たち含め、営業部がまるごとリストラされた

福さんも退職され、
ようやく…ようやく自分たちの仕事をちゃんとできるぞ!
ここからりいさんと頑張ってやっていくぞ!
と思っていたら、なんと営業部がなくなりました(笑)
「ん?じゃあ別の部署に異動?」って思うじゃないですか?
与えられた選択肢は・・・

1.島根工場へ移動
2.希望退職

いや、実質2しかないじゃん!
これはね、さすがに笑いました。選択肢、潔すぎるでしょ(笑)

ちなみに、営業部の配属は東京・名古屋・大阪なので、どう考えても島根にいける人はいないですよ。職種も違いますし。

ちょうど教育訓練給付金のことを調べていた

でもね、このリストラの話がきたとき、率直に私の脳裏に浮かんだ言葉は
「やった!チャンス到来じゃん!」
でした。
いや、実はこんな会社で漫然と仕事していてもしょうがないと考えてて、仕事をしながら学べるオンライン講座を、教育訓練給付金を使って申し込みをしようと考えていたところだったんです。
実務の一部にWebサイトの管理があったのですが、そこでセールスフォースなどの営業管理ツール(CRM)のこととか、データを使ったマーケティング分析といった分野に興味を持ち始めてて。
元々、PCで分からないことがあれば自分で調べて解決するのは得意だったし、これまで仕事をしてて「IT分野を大学で専攻していればよかったな~」なんて常々考えていました。

なので、このリストラの話があったときに、選択肢2の希望退職でいただける「特別退職金」に目が釘付けでした(笑)
「金!カネ!金だ~!このお金で勉強する時間を買おう!!」
って思ったので、その場の深刻な雰囲気とは裏腹に、私の心は弾んでました。とにかくもうなんでもいいから金くれと。
そしたら喜んで辞めますよと。

会社都合退職からの専門学校入学

ちなみに「希望退職」という名前ではありますが、きちんと「会社都合退職」と認められます(当然です)。
よって失業手当も1週間くらいの待機期間で支給され、期間も4か月でした。
※勤続年数などによって異なります。私は1年半くらいしか勤めてなかったので、短いですね。

ところで、申し込もうと思っていたオンラインの講座は「働きながら学べる講座」でしたが、もう無職になるので、いっそ専門学校に通って体系的に基礎から学んでみようかなと考えたわけです。
教育訓練給付金制度には、学費の50%(上限あり)が支給される「教育訓練給付金」と、学生の期間に生活の援助として支給される「教育訓練支援給付金」というものがあります。
条件を満たせば両方もらうことができ、私は両方いただくことができました。教育訓練支援給付金は、学費の援助とは別で、月14万程度※もらえました。
※これは前職の収入によって異なります。私は前職がおおよそ年収にして
400万そこそこだったので、このくらいでした。

これについて説明すると、それだけで記事一本分になってしまうので、また近々書きたいと思います。

1と2以外の選択肢もあったらしい(けど私には関係ない)

私はもう退職金をもらうことしか考えていなかったのですが、上記の選択肢以外の道もありました。
それは「グループ会社に就職すること」。
社員さんの中にも、その後の処遇を上の人たちと協議して、親会社に就職した方が何名かみえました。
りいさんもそのうちの一人。真面目に仕事していた人は、上の人たちがなんとか調整してくれたみたいですね。しかもそれなりに納得のいく待遇で。
私も面談の際に今後どうするかを聞かれたことがありましたが、親会社に就職すると退職金がもらえないので、最初から「希望退職で!」と即答してました(笑)
こいつ、どんだけお金に目がくらんでるんだよ。って思われたかも。
もしかしたらね、親会社に就職するのが正解だったのかもしれませんけどね。それは誰にも分からないし、私は新しい環境に突進していくのが得意(というか慣れている)ので、割と楽観的なんですよね。
転職回数が多いことの利点かもしれません。

専門学校で1年間勉強しました

2023年4月からITの専門学校で1年間勉強しました。
これについては、別の記事で詳しく書きたいと思います。
社会人から専門学校での学びなおしを考えている人は他にもいらっしゃると思いますので、貴重な実体験の話として情報発信したいと思います。

専門学校で学ぶことをどう考えるか?これは私個人の意見です↓

ただ、ここで少し結論をいうと、ITやプログラミングは学校に通うよりもYouTubeの無料動画や月数千円程度のオンライン学習ツールの方が質がいいですよ。
もし専門学校に通うとすれば、それは「教育訓練支援給付金をもらうため&勉強する時間をお金で買っている」と割り切って考えた方がよいというのが私の考えです。
学校での学習内容ではまったく足りませんし、申し訳ないですがレベルが低いです。とはいえ、初学者が理解できるような分かりやすさでもないです。
(ごめんなさい、私個人の意見ですので、参考までに!)

少なくとも、社会人向けの内容ではないです。
高校卒業して、就職はしたくないけど、大学にいく学力も気力もない学生が大勢入学してきます。その層にウエイトを置いた授業内容になります。
なんとなく想像できますか?
ITの学習よりも「社会人として当たり前のことが当たり前にできるようになるための職業訓練校」だと考えた方がいいです。

よって、学校の授業にはきちんと出席しつつ課題もしっかりこなし、それとは別に自分で勉強することがなにより大切です。
専門学校にいけばITエンジニアになれる、とは考えないでください。

私は学校の授業とは別に、参考書やオンライン講座で基本情報技術者試験の勉強をして夏に合格。その後、秋に応用情報を受験しましたがさすがに知識がなさすぎて午前試験で3点足らずに落ちました。
今年の春の応用情報でリベンジします。

それとは別に、まだ勉強したい分野やとりたい資格があるので、学校のタスクをこなしながらそれらをやっているといった状態。
なにげに社会人のときより余裕がないかもしれません(笑)

専門学校は1年で切り上げ、春から働きます

あと1年あるのですが、さすがに時間と学費がもったいない。
給付金がもらえるとはいえ、仕事があるのならさっさと実務経験を積んだ方がよい。
これはもう入学当初から考えていました。
結果的には、ソフトウェア開発や受託開発を行っている会社にITソリューション営業として採用されました。前職の営業企画の経験を買ってもらえたようです。
この分野の勉強をし始めたのも、DXや業務効率化に関わる仕事がしたいと考えたことがきっかけでした。よって自分のやっていきたいことと、会社のビジョンが一致していたのは嬉しかったです。
また、前職よりもだいぶ年収UPできたので、それ以上は求めません。

次の仕事でどれだけ学んだことを活かしていけるか?
これからもいかに学び続けられるか?
すべて、自分次第だと思います。

自分のやりたいことばかりさせてもらえる仕事なんてありませんから。
ある程度、覚悟もしつつ、心機一転頑張りたいと思います。

今度こそ、モンスターに出会いませんように(笑)

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