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尊厳

仕事をする上で
少なからず後輩やら部下やらをマネジメントする機会はあって
やっているうちに有効だとわかってきたのは

「その人のやっているその仕事の『価値』を上げる」こと

誰でもできる仕事かもしれない
でもその人がその仕事のことを自分で考えて
小さくても工夫をして 手順を考えて
もしかしたら他の誰かに引き継ぐ時にはきっと言わないくらいささいなことでも
そのことを大事にしてその仕事をしているなら
それは大事な事だし有意義な事だ
そういう事があるのだと承認し
「だから、あなたがこの仕事をやることに意義があるのだ」と
言葉で態度で 示し続けること

もう一つは
「仕事は全て会社からの『預かりもの』である」
簡単とか難しいとか 価値があるとかないとかと
違うところで重要なのだと思うべきなのだと
決して自分にも上司にも周りにも
その仕事を軽んじられるべきではないのだと
伝えていくこと
だから仕事を独りで抱え込んではいけないし
誇りをもって仕事するのが正当なのだ
その誇りを会社から受け取り
自分を介して誰かへ手渡す
それができるのが仕事なのだ

ここまで考えて気が付いた
これは仕事に限った話なんかじゃない
生きること全部 そうじゃないか!

引きこもっている状態を何より本人が
死ぬほどつらいと思ってしまうのは
本人も周りも
やっていることもその命すらも
「大事なのだ」と考えられないからなんだろう
きみは今重要な局面にいるのだ
きみがきみを大事に思い
やっていることを重要視し
なによりその命を『預かりもの』として十二分に生かすために
そしてそこから得た何かを誰かに手渡すために
今ここで幸せに過ごす義務があるのだと
共に価値を上げて
共に幸せを歩んでくれる仲間が
きっと必要なのだ
そしてその価値を
きっと「尊厳」と呼ぶのだ

 

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