[エッセイ] エッセイを書くということ
#水曜日のエッセイ 、今日は書けないな。
そう思ったので、逆手にとって「エッセイを書く」
ということについて書いてみます。
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エッセイを書くとき、どうしても小説と比べてしまう。
"小説ならあれくらいは書けるのに、
エッセイだとこのへんで留まっておかなければ……"
[エッセイ] を書き始めて2ヶ月、そんな意識が常にあります。
「エッセイ」という言葉を調べると、
「自分の意見など」を述べた散文、とあります。
両者ともに創作や装飾の余地はあるけれど、
エッセイよりも小説の方が、現実から遠い地点に焦点を合わせて言葉を紡ぐことができる。
つまり「ここに書いてあることは事実なのか作り物なのか」をうやむやにしやすい。
だから私は小説が好きなのだと思う。
妻帯者と寝ちゃいました
不倫しちゃいました
肌を重ねてお金をもらっちゃいました
私の書く小説にはそんな描写や題材が出てきますが、
エッセイでそれをやると、
人目を憚るようなそれらのテーマが「自分の意見」として人様の目に映る……かも。
引き合いに出しただけでも、否定の言葉を添えない限り「肯定している」と捉えられる……かも。
そんな思いが頭をよぎってしまって。
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私の技量不足によるところは言うまでもないですが、
それでもやっぱり、
基本的に私が抱えているネタというか経験や題材が、世の中的に見てえげつなかったりレッテルを貼られやすかったりするものが多くて、エッセイだと手に余りがち、というのがエッセイにまつわる最近の学びです。
小説のテイの方が、書きやすいです。
人生哲学とか生き方論的なものならば、エッセイも悪くないな、とは感じています。
エッセイのようなもの、を書けば書くほど、
ああ小説書きたいな、そんな思いが募るこの頃でした。
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