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頭の中は言語派ですか?イメージ派ですか?

前から気になっていたこと。

いきなりですが、例えば、「今日の夕食は何を食べようかな、スパゲッティは昨日食べたし、コロッケはあぶらっこいし・・・」と考えているとき、みなさんの頭の中はどうなっていますか?この通りの言葉で考えを巡らせていますか?それとも言語化せず、イメージだけで考えていますか?
それを書いたり声に出したりしたら必ず言語化されるので言葉を使うことになりますが、頭の中ではどうでしょう?

私自身が完全にイメージ派なので、まさか言語派の人がいるなんて思いつかなかったのですが、スペイン語や英語を教える過程で「あれ、もしかして、私と認知・思考プロセスが違う…?!」と思ったことが何度もあり、どうやらその大部分は、この「言語で考えるか、イメージで考えるか」の違いにあるのではないかと思い至りました。

ざっと検索をかけたところ、やはりイメージ派と言語派の両方のタイプがいるようで、そういえば、イメージといえば右脳、言語といえば左脳なので、どっちの脳が優勢なのかにも関係しているのかもしれません。そこらへんはもっと勉強が必要です。
ただ、私の勝手な思い込みではありますが、今までの経験上、イメージで考える派の人のほうが外国語学習がスムーズに行く傾向にあるかなと思っています。

当たり前ですが、やはり言語で考えてしまうと、直接外国語で考えられるほど堪能ではない場合は母語を一度経由するので負担も大きくなりますし、母語にある表現が外国語にない場合、かなり不自然な外国語の文章がアウトプットされてしまいます。
それに比べてイメージで考えるタイプの人は、イメージに、母語だけでなく外国語の単語や表現が結びついていると思うので、別の言語を経由しない分、プロセスが早く、表現も自然なものになることが多いのかな、と考えています。

とはいえ、外国語を話す方って大体誰でも「XXXって日本語でなんだろう…」と、外国語の単語は思い浮かぶのに、日本語の適切な単語がなかなか思い浮かばない経験をしたことがあると思うので、結局みんなイメージで考えているのではないかとも思ったり、、、
もしかしたら、1言語しか話さない人は言語優勢で、多言語を話す人はイメージ優勢になるのか、そもそも生まれつきや環境によって変わるのか・・・

芸術などの非言語能力と関連づけられる右脳、そして言語能力と関連づけられる左脳ですが、どちらが優勢かによって認知・思考プロセスが変わる場合、思考そのものに違いがあるのかや、言語化の方法や結果にも差があるのかなど、脳について知らないことがありすぎるなと改めて実感しました。
大学時代、脳言語学の授業が好きだったことを思い出しました(成績は悪かったけど…笑)。脳についての本、少し読んでいこうと思います。

みなさんはどう思いますか?ぜひみなさんのタイプを教えてください!

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