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パリのカフェと文化を味わい尽くす vol.1

パリを紹介する本やウェブサイト、Youtubeチャンネルなどは既に山ほどありますが、この定期購読マガジン「ミキの歩き方」ではわたくし、パリ在住ファッションデザイナー&エデュケーター 大森美希のちょっぴりディープでマニアックな「パリの歩き方」をご紹介していきます。

月4回程度の配信です。

パリのおすすめカフェや気になるお店にレストラン、パリ暮らしや旅行できっと役に立つ豆知識やひとくちメモ、そして時には私が旅したヨーロッパの街の歩き方なども書いていきたいと思います。また、パリ生活を通して感じる日仏間の文化の違いや、そこから学んだ、私流「人生の歩み方」も書けたらいいなと考えています。



パリっ子たちの生活に欠かせないカフェ

皆さんがイメージするパリといったら、エッフェル塔や凱旋門の次に連想するのがきっと「カフェ」ではないでしょうか。

パリにはカフェがとても多く観光客はもとより、パリっ子たちもカフェに足繁く通います。

早朝から深夜までずっと営業しているパリのカフェ。パリっ子たちは朝は新聞を読んだりクロスワードパズルをしながら一杯のコーヒーを飲んだり朝ごはんを食べたり、昼は同僚たちとビジネスランチ、午後はテラスで読書や日向ぼっこをしながら知人と語らい、そして夜はディナーやワインを恋人や友人たちと楽しみます。

コロナ禍後は、カフェを打ち合わせの場として利用したり、リモート会議をしたり、時には「35時間しか働かない」と言われているフランス人でさえ週末にパソコンで仕事しているパリっ子達も本当に増えました。

また、パリには世界中から外国人が訪れ、ここで暮らす人も多いので、フランス語と日本語の交換授業をしている人たちも見かけますし、行きつけのカフェが見つかると、店員さんや常連さん達とも顔見知りになり、日常の会話を楽しむことだってあります。

コーヒーやワイン一杯で何時間も過ごせるカフェはパリっ子たちにとってただ単に食事や休憩をするだけでなく、大切な情報交換の場でもありますし、そして憩いの場としてパリになくてはならないとても重要な役割を果たしている場所です。

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