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【思考法】相手に伝わる《図解思考》とは

図解思考とは、物事の関連性を図で表して考える思考法の総称です。
複雑な情報の関連性や順序性などを図で表すことにより、直感的、視覚的に理解しやすくなります。

例としてネットショッピングの物流を表した図をみてみましょう。

ネットショッピングの物流

文章で説明すると以下のようになります。
1.一般のネットショッピングを利用するお客様は、Webページにアクセスして、気に入った商品があれば、購入決済を行い、注文を行います。
2.ネットショップの会社は、運送会社に商品を発送します。
3.運送会社は配達員に配達を依頼します。
4.配達員は荷物の配達をおこないます。

このように、図解することによって、登場人物の関係性を理解しやすくなります。

図解思考でポイントとなるのは、「抽象化」と「パターン化」です。
登場人物や関連性を表すものを四角形で抽象化することにより、全体像や要点をわかりやすく表現することができます。また図解により関係性をパターン化することにより類似の問題や事例から解決策を導きやすくなります。

図解のパターンは様々なものがあります。
・移動・交換
・提携・対立・従属関係
・分解、要素展開、細分化
・位置づけ
・手順の流れ
・循環 etc.

説明する際に、図を示して、話は口頭で説明した場合が良いケースはたくさんありますが、相手のタイプをよく見極めて文章と図の量を調整しないと、伝わるものも伝わりにくくなってしまいます。。

左脳派 言語的思考が強いタイプの場合は、よく「話が分からないよ」といいます。このタイプのお客様は図解するよりも、順序だてて相手がわかる言葉で先に説明したほうが良いでしょう。

右脳派 視覚的思考が強いタイプは、長々とした話を嫌います。
よく「話しが見えないよ」といいます。話の節々に擬音語を多く使う傾向があり、「もっとドカーンとできないの?」とか、「もっとテキパキやってよ」とかいったりします。このタイプの相手には図解がないと伝わりにくい傾向があります。

是非、相手のタイプを見極めて、効率の良い図解をしてみてください。


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