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お母さんの内面を見せると、子どもは話しやすくなる。

最近、スパイスにハマっているコミュニケーション専門家/MIKUです。

スパイスカレーはもちろんのこと、焼き菓子にカルダモンやピンクペッパーをいれたり、トマト煮込みにシナモンを入れたり…

息子はスパイスが苦手なので、ひたすら自分のためだけにスパイスを追求しています笑



日常で活かせるNVC

特別なものと思われがちなNVCですが、実は…
私たちのすぐそばにあったり、暮らしに今すぐ活かせるものなんです。

そんな身近なNVCを今日はご紹介。


「自分のことを先に言ってみよう」


「自己開示」って知ってますか?

これは簡単にいうと、自分の内面を先に見せることで、相手も内面を見せやすくなるというもの。


ー自己開示をするとどんな変化があるか?ー


例えばこんな感じ。

まずは子供に「何の飲み物が好き?」って聞いてみます。


「うーん、カルピスかな」って答えてくる。

これは一般的な会話パターン。



そこで自己開示をしてみると。

「お母さん、キャンプの時に朝一番に飲むコーヒーがすごい好きなんだよねー。〇〇(子供の名前)は好きな飲み物ってある?」

すると子どもから

「夏祭りで友達と飲むラムネかな。開けるのも盛り上がるしね。」

なんて返ってきます。


先に自己開示して話をすると、相手は「ああ、そういう部分も聞きたいのね」と、無意識にキャッチして同じように答える。


これを「自己開示の返報性」と言います。


つまりコミュニケーションを深めようと思ったら、先に自己開示すると会話が深まるパターンが多いわけです。


でもそのためには、お母さんがまず自分のこと分かってないとですよね。


例えば…

お母さんが「なんかもやっとする」くらいしか自覚してない場合、

「お母さん、そういう態度で話聞かれるとなんか嫌なんだけど」

っていう言い方になって


子どももまた

「なんか嫌って何⁉︎ちゃんと聞いてるし!怒」

ってなる。


でもお母さんがそこで「何でモヤっとしたのか?」を深掘りできてると

「お母さんは「理解される」っていうのを大事にしたいの。そのためには目を見て聞いてもらえると、安心するのね。」

っていうふうに表現が変わります。

(これがNVCの“リクエスト“に当たります)


そうすると子どもも

「今はちょっと忙しいからそこまで集中して聞けない」

とか

「分かった。じゃあそうするからなるべく手短に話してね」

と答えてくれるわけです。


子どもとコミュニケーションがうまく取れない時って、言葉をすごく省略してたり、お母さん自身のことを省いてたり。

無意識に「これで伝わるだろう」と短縮しちゃうんですね。

でもだからって毎回、すごく丁寧な言葉が必要か?というと、関係性が良くなってくれば、そこまで要らなくなります。


我が家の場合、先ほどの飲み物の会話でいうと、

私が「飲み物何が好き?」と聞くだけで

息子は

「カルピスのパイン味!あれ、牛乳と割るとラッシーみたくなって美味しいんだよ。お母さん、やったことある?」

みたいにどんどん喋ってくれます。


関係性が拗れたり、うまくいってない時ほど、まずは丁寧な言葉でお母さんが自分の内面を見せるのが大事。(面倒かもしれませんが…汗)


ちょっと試してみてくださいね。

まとめると


自分の内面を見せること。

言葉を省略しすぎないこと。


例えば「パンケーキは太るからちょっとなあ」なんて言い方は、日本語を学ぶ外国人からすると理解不能らしいです。(それだとパンケーキが擬人化してるから。)

正確には、「パンケーキはカロリー高いから、食べると太るのが心配」ですよね。


言葉を省かずに、お母さんの大事にしたいことを言葉にしてみてくださいね!

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