見出し画像

バターと小麦粉があるとつい何か作りたくなってしまう
コミュニケーション専門家、MIKUです。

焼き菓子って美味しいし、焼いてる時のあの香りがたまらないですよねえ…

今日は、NVCについて
ちょっぴり詳しくなれる記事


テーマは「子供と会話したい!」


先日、NVCの勉強会でこんなワードを聞きました。

「自分と繋がった深さでしか、相手とも繋がれない」

これ私、本当にその通りだと思いましたし、参加者みんな、うんうんと頷いていました。


昔の私は

「どうやったら子供は話してくれるのか」
「私の聞き方が悪いんだろうな」

とずーっと考えていて「子供にとっての自分のあり方」をずっと考えていました。

でもそれってなんというか、相手視点なんですよね。


だけど本当は、

・自分のことを言葉にしたり
・自分に対して心がひらけないと

相手と繋がりのある会話って不可能なんです。


例えば子どもがずっと家にいて、お母さんは勉強の遅れが気になってる時。

ドリルやチャレンジをやらせているけど、ちゃんと進めてるのか気になってる時。

「ねえ、勉強進んでる?」

こんなふうに聞いたら、子供はどう思うでしょうか?


もしかしたら

なんか探られてる?
また怒られる?
勉強してないって言いにくいなあ…

って思うかもしれません。


でもそこで本当は、

・私はなんで勉強のことが気になってるんだろう?

の方が大事なんです。

※それを知るために、NVCで言うところの「感情」や「ニーズ」を観察していきます。


「ちゃんと勉強してるのかな‥」って思う時。

例えばお母さんの感情が

・疑心暗鬼な
・ザワザワする
・落ち着かない

があるかもしれません。


そして、「じゃあその感情はなぜ出てきているのか?」を自分に聞いてみます。

すると

・子供の「成長」を大事にしたい
・「学び」という経験値を大事にしたい
・ 普段何をして過ごしてるのか、「明確さ」を大事にしたい

もしかしたら、お母さんの中にあるこんなふうな「大事にしたいこと」が今満たせていなくて、それで、

落ち着かなかったり
・子供を疑ってみたり
・確認したくなってる

ということなんですよね。


そして。

じゃあそれらをまとめて子供に伝えるとしたら…?
こんなふうに言えそうです。

お母さん、勉強って結構大事だと思ってるんだよね。

大人になって役に立たないことももちろんあるけど、それでも、あなたに「学び」っていう経験を大事にしてもらえたら嬉しいなあ。

だからチャレンジやドリル、少しでもやってくれてるか気になってて…
今どんな状況か教えてもらえる?

どうでしょう?

「勉強進んでる?」と聞くのと、だいぶ印象が変わりませんか?

これだと勉強を強要されてる感じはしないし、お母さんが「勉強を通じて何を訴えたいか」が分かりますよね。


・相手にどう言えばいいのか?
・どう聞けばいいのか?

を迷う時って、まず

・自分が何を言いたいのか?

を分かってないと、なんです。

自分の中に、どんな「感情」や「ニーズ」があるのか。まずそこなんです。


だから冒頭の

「自分と繋がった深さでしか、相手とも繋がれない」

という言葉とつながってくるわけですね。

あなたももし迷ったら、子供から言葉を引き出すことより、まずは自分の気持ちを言葉にすることの方を意識してみてくださいね。




<不登校のお子さんの将来が不安なお母さんへ>
NVCをベースにした電子書籍を無料プレゼント中!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?