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【反省文】娘の誕生日に、娘にブチ切れてしまった話

昨日の夜、娘に「2度とあなたの顔をむいて寝ません!」とブチ切れてしまった。

娘はその後、発狂して大暴れ。夫が懸命になだめて、なんとか事なきを得た。

事の発端は、昨夜に遡る。昨夜、娘の隣で寝てたら目にガツンと衝撃が走る。

目の前が一瞬「ピカっ」と白く光り、思わず失明したんじゃないかと思った。どうやら、娘が踵落としで私の目を蹴ったっぽい。本人は起きていて、こちらをジーッと見ていた。

この瞬間、娘云々よりも「私の仕事道具がぁぁぁ!目が見えなくなったら、どうしたらいいんだ……!」と頭が混乱。

そこで思わず、娘に「もうあなたの顔を見て寝ません!!!!」と暴言を吐いてしまった。娘は混乱して発狂。少し経ってから「言いすぎてごめんなさい。ちゃんと、顔見ますから」と言ったものの、もうあとの祭。

結局、夫が娘を宥めたらスヤスヤ寝てくれた。その後も、ずっと「娘にトラウマを植え付けてしまったらどうしよう」と反省する私。

私は昔から、頭が混乱すると冷静に物事を考えられない。

以前、そんな落ち着きのない自分を「発達障害か?」と疑い、診察を受けたことがある。

すると医師から

「違います。あなたは病気ではありません。ただ我儘で、やりたくないことはしたくないだけ。なんでも病気のせいにしないでください。

そういう人、めちゃくちゃ来るから困るんです。もう来なくていいですから」

と、きっぱり言われた。

待合室には、足をガタガタ震わせて座っている人、顔が青ざめた人、今にも死にそうな人が犇き合っていた。

みな、そのまま放っておいたら自殺してしまいそうな方ばかり。確かにこりゃー、医師の救済が必要だ。

重症患者が多い中で、私のように「ちょっと診てほしい」程度の人がきたら、医師から冷やかしと思われるのかもしれない。

医師から「我儘」と診断された私は、あれから「我儘な人」と自分を認識して、受け止めることにした。

その後、私はなるべく人に我儘を言わないよう意識して過ごしてきた。でも、人は我慢するとある日突然蓋が外れる。いっそブレーキが効かなくなり、暴走することがあるのだ。

そこで、万が一失態を犯した時に「私は自分の感情が高まると、我慢ができないから」などと、相手に説明したとしよう。

正直相手からしたら、そんな相手の性格や特性など知ったことではない。えっ。優しい人なら、許してくれるって?

違うよ。世にいる「優しい人」と呼ばれてる人は、「大丈夫。気にしないで」と言うか、または何も言わないだけで、心の中では色々考えているよ。

その後、相手と関係築いた方がいいと判断したらそのまま縁が続くが、そうじゃなければシャッター閉じる、または距離取ったりしていく可能性大。

本当に優しい人、またはその人を思ってくれる人は、相手のためを思ってきちんと思ったことを伝えてくる。

なぜなら、今後もよりいい関係を築きたいと思っているから。そうするためには、自分もその人と居て居心地よくなるよう対策取るでしょう。

さて、話飛びましたが……。相手が傷ついたなら、どんなに言い訳しても取り返しがつかなくなる事の方が多い。

人間関係なら、そこで縁が切れたら終わり。切れなかったら続く。ただそれだけの話。

でも、相手が家族だったなら。どんなことがあっても、家族は縁が続いていく。

だからこそ、「家族」の責任は思いのだ。どんなことがあっても、その後をどうしたらいいかを考えて、一緒に生きていかなければならない。それが無理と判断されたら、「家出」とか「離婚」とかそういう話になるんだろうけど。

誕生日に、まさかの出来事で娘を傷つけてしまった。

でも、

人を傷つけると、人は怒るんだよ。

時には絶縁されることもある。どんなに普段から自分のために尽くしてくれる人であれ、「何をしても許してもらえる」という保証はない。

その覚悟がないなら、人を怒らせるようなことはしない方がいい

ということを、身をもって教えられたのではないだろうか。

それとも、これは私なりの「娘を傷つけてしまった」言い訳か?

こうしていろんなことを乗り越えて、娘と私は本当の意味で「家族」になれるのかもしれないと信じている。

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