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名古屋ギラギラ系OLだったあの頃を振り返る

昨日、「自分への取材手帳」がついに発売日になりました。

実は、全部Amazonや楽天で購入できると思っていたのですがAmazonと楽天で購入できるのは、はあちゅうさんプロデュース「自分への取材が人生を変える 成功者がやってる2つのこと」のみです。

実際に書き込みできる「自分への取材手帳」は、cakesとnoteのストアでしか購入出来ないみたいです。(こちら、購入はクレジットカードのみ可)

税抜1500円以上だと送料無料になるので、この際他の欲しいスマート新書も併せて購入しようか検討中です。古賀さんの「みんなが書き手になる時代の
みんなが書き手になる時代のあたらしい文章入門
」も欲しいなぁーと検討中です。

さて、今回のリレーコラムは「仕事のこと」という事で「物書きを始めてからの話」でも良いのですが、あえてOL時代の事を振り返りたいと思います。

私はずっと「都会の大きなビルの○階で、オシャレな服をcamcamモデルの一週間コーデのように毎日着こなして、颯爽と電車通勤するOLになるんだ」と思っていました。

今では「通勤電車に乗って企業に勤める人」を社畜と呼ぶ人もいるそうですが、当時の私からすれば「正社員OL→勝ち組」と思ってました。

どうしてそんな事を思っていたのかというと、短大当時「私は、大手企業に就職するんだ」と思っていたのですが就職活動しまくって、ことごとく落ちました。

特にやりたい事があったという訳ではなく「大手で働きたい」と思っていました。就職氷河期という事もありましたが、少なくとも60社は落ちました。

友達はどんどん受かっていく中、最後の最後まで私は受からない。同じ短大の筈なのに、何故?

某企業の集団面接では、綺麗な女性に全ての面接官の質問が集中。他の人には話す隙も与えられませんでした。

どんなに勉強頑張っても、就職の為には見た目の良さも重要なのだと知りました。(まあ、仕事によりますが)

とうとう短大卒業にも近づいてゆき、「何でもいいから、就職したい」と思うように。学校指定推薦なら受けられる企業を見つけて、就職する事になりました。

しかし、その企業は私の求めていたものとは100%異なりました。

田んぼのど真ん中にある、社員30人規模の小さな印刷会社です。私は、広告の色ぬりや文章を作成していました。

何でこんな田んぼの真ん中で、私は色ぬりしなきゃいけないのって毎日思っていました。

やる気がなかったのと仕事が出来なかったのもあって、僅か1ヶ月でリストラ。

ここまで振り返って感じた事。

私は、自分の理想像を追い求めてた・自分とはかけ離れてた・自分の身分相当な現実(就職先)を受け入れる事が出来なかったんです。

また、最後に妥協して就職したと本人は思ってるのかもしれないけど、結局その道を選んだのも自分です。

大手や都会の企業に入れなかったのも、自分に実力と魅力がなかったから。

受け入れたくない自分を受け入れ、私はスーパーのレジとパソコンの学校で資格を取る事を決め、再スタートを目指しました。

その後、半年後に決まった就職先で何年か経験を積んで本当に街中のビルの13階にオフィスを構える企業のOLとして、毎日通勤する事になりました。

私が働いていたビルには、沢山の綺麗なキラキラ美女OLがワンサカいました。

名古屋でも、駅前の1番華やかな通りと言われてる所にオフィスがあったので、歩いている女性も男性も、みんなキラキラしてました。(名古屋は、裏を出た途端に別世界なんだけどね)

その中でも、モデルの佐々木希さんと北川景子さんにめっちゃ似てる子が二人いて、うちの会社では「天使」って崇めてました。(なんで芸能界入らなかったんだろうって何度思った事か)

持っている靴も、カバンも、服も。

どれも、シャネルとかヴィトンとか一目でわかるブランドではないのですが、メーカーを聞いてネットで調べたらひっくり返るような事がしばしばありました。

長靴が4万・・・
髪留め4万・・・

ネイルも毎日綺麗にしてるし、みんな綺麗な巻髪。エレベーターを降りると、ほんのり綺麗な甘い香りがするんです。

「みんな、どこにお金あるの?
給料全部ファッションで飛んでない?髪の毛セットしてる時間はどこにあるの?」

ただでさえ、朝の通勤は箱詰めで1時間半かかるし、それだけで大量消耗。

当時は私も無理して服を買ってたし、雑誌を読んだり街中の女性を見てファッションコーデを研究しようとした事もありました。

けど、多分あまり向いてなかったんだと思います。

私の先輩は、本当にファッションの事が好きで仕事だけじゃなくてファッションやメイクなど色々教えてくれたけど、探究心と興味のモチベーションみたいなものが違うし、投資する金額も桁が違いました。

「もっと服やオシャレとか、自分の気持ちが良くなることにお金を使うとどんどん返ってくるよ。また、人への贈り物もケチったら絶対ダメ。」何度も口酸っぱく言われてきました。

私は、本当にこんな風になりたかったんだろうか。

私が憧れてた世界の人たちは、颯爽とした顔で完璧に眩いばかりの毎日をこなしてる人ばかりでした。

あんなに憧れてた、OLランチですが。街中のランチは、いつも長蛇の列。
そんなわけで、いつも席取り当番やってました。(ただ、そんなに役割嫌いじゃなかったりして)

ふと、一人で誰にも気兼ねなくマイペースにやっていける仕事につけたら。

逃げるように、小説を読んだり公募を少しずつ応募するようになり・・・。最終的に「結婚して早く仕事辞めたい」と思うようになりました。

理想は高い癖に実力が伴わず、キラキラした人を見ては「向いてない」と卑下。

先輩には、その度に「毎日綺麗になりたいと思わないとずっと綺麗は保てないから。諦めたら、女はそこで終わり」と喝を入れられつつ、私の面倒を何十年も見てもらいました。

本当に、ありがたい事です。


そしてそんな先輩、40過ぎて子供もいるけどあり得ない位綺麗です。今でも、ずっと仲良しです。

仕事を通じて、きっと私は本当は「気楽にのんびり楽しく暮らしたい」位の女性だったんだと思うんです。

それを、ずっと無理して「私は大手に勤務したい」「街中でオシャレな服を着て、ランチするOLになりたい」とか、キラキラしたイメージだけを追いかけていたのだと思います。

キラキラした女性達に憧れてたあの頃、実際に少しお話するだけでもどんだけ毎日綺麗でいる事が大変なのかとヒシヒシと感じていました。

話を聞けば、色んなことを研究してるし、毎日神経を張って一生懸命生きてる人たちでした。

日々キラキラなんかじゃなくて、ギラギラしてるんだと思いました。

仕事って、実際にやってみなければわからないものです。

また、どんな仕事でもやってみて「自分が何を求めてて、何がやりたいのか」が見えてくるものなのかもしれません。

私は結局OLリタイアしてしまいましたが、それでもあの頃少しでもギラギラできて良かったなぁと思います。

→自分への取材手帳、ユーザー会はこちら。https://www.facebook.com/groups/1169872606447003/ 
承認制のfacebookグループ・無料です。

手帳に何を書いたらいいかわからないと悩んでるような私みたいな人でも、楽しく学べます(^^)

↑みんなでキャッチコピー作ったりして、楽しいです(^ ^)

→自分への取材手帳の特設サイトです。
スマート新書、他にもきになるの色々アリ。悩みます(^ ^)

http://store.note.mu/

(写真 名古屋の風景 旦那が撮影しました)

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