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どうしても記事が書けないことを、ライターはスランプと簡単に呼んでいいのか

先日、Twitterにてnoteに書くネタをアンケートさせて頂きました。お忙しいなか、22名の方投票してくれて有難うございます。

実は最も自虐ネタになりそうなのが、1番上の「1~2ヶ月で応募した数~」でした。通常なら、こういうタイトルって「どや!私こんなに受かって凄いでしょ?」みたいな流れになるようなイメージがあります。(ただし、本当に売れっ子であれば応募不要)

残念ながら、本当に笑えない話になりそうだったので正直ホッとしています。

さて、今回は「マジで指が止まった時」の話を書こうと思います。実をいえば、しょっちゅう指が止まっています。それでも、当たり前の話とはいえ締切に送れたことはありません。そんな私のマウンティングならぬ自虐アピール、誰得にもなりませんがお暇な方はお付き合い下さいませ。

なぜ書けないことが起きるのか

自分から興味のあるジャンルに応募し、合格したら記事を執筆する場合は応募してる時点で得意分野なのでノープロブレム。または、「これから勉強してみたい!」と思って応募した場合はすでに興味があるジャンルなので勉強する気も満々です。

ただ、ライター業は続けていくと必ずしも得意ジャンルばかりを受け続けるとは限りません。人づての紹介であれば、webには載っていないような内容の執筆依頼も受けることがあります。

どうしても書けそうにないのであればかえって迷惑をかけてしまうので断っていますが、急ぎ案件やかなり困っている状況であれば助けてあげないとと思うことも……。

こうなると、必ずしも仕事内容は得意分野ばかりではありません。海外でしか載っていない情報であれば、海外から取り寄せるしかないのです。えっ、和訳すればいいって?単語をリサーチする前に、ネット検索ででてきた情報が読めない問題が勃発……チーン。

「書けない」と思っている時、目に飛び込んでくるもので心の強さがわかると思う

私は、正直「書けない」と思った時にTwitterをふと眺めて目に飛び込んできたのが「記事の書き方」でした。しかし、本当にその時必要な情報はそこじゃない。

早く書く方法、文字単価、記事単価(単価という言葉、あまり好きじゃない)、月○万円稼ぐ、インフルエンサー、サロンなどなどTwitterにはお役立ち情報がたくさん溢れていますが、弱った時に目が飛び込んでいくのがそこであれば「早く階段を上がりたい」が先決になっている気がします。

もちろん攻略、戦略、ブランディング。いずれも、フリーで生きていく上では大切です。ないがしろにしろ、とは思いません。ただ、すぐに目がいくのは危険だと思うのです。また「そんな時こそ手を動かせ」も、正直私は違うのかと。大事なのは、「自分の心に聞いてみよう」なのではないかと思います。

という訳で、1月中盤から日々手帳にその日のタスク、反省を毎日記帳することにしました。継続は力なりですが、振り返ると面白いです。

どうしても書けないなら、どうやって書くのよ?

もちろん得意分野の恋愛や婚活ネタでも、「これはわからない」と思うことはしょっちゅう。

婚活を長年続けてきたからとはいえ、必ずしも男の気持ちなんてわかる訳がないのです。恋愛記事を書ける人の多くは、実は恋愛下手が多いと思っています。なぜなら、15年も婚活をこじらせる私も相当だからです。そして、婚活や恋愛ネタだけで、ほぼ大半の実績があるので恋愛下手万歳と今は思っています。「だからこそ人の心に寄り添える記事がかけるのではないか?」と、スランプに陥った時ほど自分に言い聞かせています。

男ゴコロネタに至っては、男性に聞かないと絶対わからない。そんな時は、夫や夫の弟、街コンで出会った男性のなかでもお互いに友人としか思えなかった人、お仲間関係、男友達など色々聞いています。

英語ネタであれば、単語の並びで上がった記事を和訳し続けて理解を繰り返す、しかないのかもしれないですね……。

書けない時を、スランプと呼んでいいのか

では、書けない時をライターはスランプと呼んでいいのでしょうか?正直、私は自分の心に素直になるほど色んな記事が書けるようになると思うのです。

ちなみに、私はしょっちゅう「スランプだ!」と夫に話しています。言葉にすることで、今の自分の状況を冷静に受け入れているのではないかと。また、人に助けを求めることで夫の意見も貰えるし一石二鳥なのかもしれません。

「この私が書けないなんておかしい」と思い、自分に対して怒りをぶつけていることもありますが、スラスラできてばかりではいずれつまづくでしょう。どんな人にも、いいことばかりではありません。スランプの自分を徹底的に見つめなおしてこそ、本当の意味で一歩が踏み出せるような気がしています。

(追伸)自虐のつもりが、真面目な話になってしまいました。アンケート参加して頂いた方々、お忙しいなか有難うございました。


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