マガジンのカバー画像

ゆぴの10分日記

421
帰り道の10分間で書く独り言のような日記。よわっちくても生きてるだけでえらいえらい!
運営しているクリエイター

#ポンコツ本

自信がないあなたへ何度でも言う、『あなたはすごい』

最近周りの友達がバタバタと闇落ちしている。 いや、闇落ちという言い方は正しくないな。仕事に疲れて心を病んでしまっている。 それで、あまりにもひどいので 『早くエスケープしなよ…!』 と言うんだけど、テコでも動かないんだこれが。 なんでかと言うと、大体鬱になってしまう人は、『完璧主義』な人が多く、完璧な理想の自分と現実の自分の乖離が許せなくてもがいているうちにだんだん病んでしまうそう。 自分はもっとできるはずだ、自分なんかが鬱になるはずがない、って更にがんばってし

正常な判断をするために、わたしは健康でいるのよ

12月です。忘年会ラッシュです。 わたしは何気にお酒が飲めるほうなのですが、先日はあまりに疲れ果てすぎてウーロン茶で済ませました。 コミュ障のわたしがです。酒に頼りがちなわたしが、です!!!! 何が言いたいかというと、それほど疲れているということです。 師走。ただでさえ業務が立て込んでいるところに、忘年会がドカドカ入るわけですから、体力ゲージは削られていくばかり。もちろん、楽しいから行くんだけどもね。 ところで、ADHDは疲れやすいというのをご存知でしたか? 多動

うまくしゃべれるようになりますように

「うまくしゃべれるようになりますように」 青森県の十和田現代美術館のなかにある展示物のひとつ、「念願の木」にそんな願いが書かれている短冊がぶら下がっていた。 そういえばわたしもそういうふうに願っていた時期があったな。 「うまくしゃべる」というのは難しい。相手の話を聞いて相槌を打っているのはいいけれど、いざ自分のターンになると頭が真っ白になってしまう。 その根底には、「自分の話なんておもしろくないし」という自信のなさがある。誰にも聞いてほしくないのである。こんなつまんな

他人から注意されるってウザくない?

今業務委託で入っている会社があるのだけど、わたしはすごく迷っていた。 「ここ、こうしたほうがいいんじゃない?」 って言うかどうか。(どぉん) そもそも、わたしは会社員生活のなかで、これまで後輩とか部下とか、そういう存在がいたことがないに等しい。 いや、会社員どころか、部活も中1で辞めてしまい、バイトも長続きしないタチなので、「後輩」という存在に出会ったことがない。大学時代の後輩は形だけで注意とかしないし…。 そんなわけで、迷っていた。 基本的に何か言ってくる人って

“手の抜きどころ"を知ること。余裕を持つこと。

メンバーシップを始めるとき、noteさんにアドバイスをいただきました。 「コミュニティは頑張りすぎると大変なことになるので頑張っちゃダメですよ!」って。 で、最近わたしはメンバーシップに限らず、がんばることでうまくいかないこともあるんじゃないかと思いつつあります。 たとえばnote。マジでがんばってやろうとするとnote開くの嫌になっちゃう。連続投稿途絶えると泣きたくなっちゃう。 たとえばイベント。メンバーが言うこと聞いてくれないと喧嘩になっちゃう。一致団結させようと

「人に会いたい。でも、会うと疲れる人」への処方箋

わたしは大人数の飲み会や集まりがそんなに得意ではないのだけど、話を聞くと「えー、行こうかなぁ」となって、緊張してお酒をグイグイ飲んで何だかんだ楽しんで帰ってきて10時間寝るというめんどくさいタイプの人間である。(ここまで一息) で、なんで疲れるのかというと、それはたぶん「何かおもろいこと言わなきゃ」というサービス精神と、自分が話すときに注目されて緊張するからというのと、単に刺激をたくさん受け取ってしまうからだと思っている。 一方で、わたしの毎日は「おうちで過ごす」と「外に

ミニマリストになるなかで、自分の価値基準が見えてきた

「ミニマリスト」の定義にもいろいろあれど、わたしの場合はかなりゆるいミニマリストだと思う。 それでも、部屋にハサミやボールペンは1本ずつしかないし、本はほとんど電子書籍で靴下も全部同じものを4足…と「自分にとっての必要最低限」で暮らしているので、かなりミニマリストになったほうだ。 1週間の旅行もリュックひとつで行けちゃうくらい。 最近ぐっと冷え込んだので、衣替えをしようと思い立ったのだが、そのなかで自分の価値基準を改めて確認することになった。 それが、「めんどくさくな

わたしたちは選んだことを正解にしていくしかないのだ

人生は選択だ、とはよく言うけれど、「この道はどっちに行けば幸せなのだろう」と考えることがよくある。考えすぎてわからなくなる。 正直、わたしのキャリアはしっちゃかめっちゃかだと思う。 せっかくいい大学に入って「新卒カード」を手にしたくせに、「やりたいこと」が見つからなくて、全然就活をがんばらなかった。 要領も良くなかったので適当な志望理由をでっちあげることができなくて、面接では次々に落とされていった。多分、「うちに興味がない」ことがバレていたのだと思う。実際、興味のある企

みんな普通に緊張するものですよ??

これから登壇なのですが、バリバリに緊張してます。 月に一度ぐらいは登壇しているので、「いい加減慣れないの?」と思うかもしれませんが慣れねぇのだよ。 かれこれ1年ぐらいやってる車の運転だって、背筋ビシィッ!!と伸ばして前のめりで座るもんだから10分で肩凝り案件だよ。慣れない慣れない。 それでいうと取材だっていつもちょっと緊張してる。ちゃんといい話を聞き出せるかしら。ハッピーなムードで終われるかしら。変なこと口走ったりしないかしら。 そんなことばっかり頭に渦巻いてさ、もう

「自分のためにやる」と「誰かのためにやる」って同じことなんだわ

「誰かのために頑張れる人」ってすごいよなー。 わたしなんて自分のことでいっぱいいっぱいで、まわりの人のことまで考えられる余裕がないし、「誰かのためにやる」って自己犠牲のようにも思えていたから。 自分とは関係のない隣県や隣国の人のことまで考えて、ボランティアや募金をできるような人って、ある種余裕のある人だと思っている。それこそ「自分ごと」のように考えられて、心配して、手を差し伸べられる。 崖っぷちでぶら下がっている人が、同じように崖っぷちでぶら下がっている人を助ける余裕が

「わたしは悪くない」と言い聞かせる

低気圧の日って何だか身体中の水分がぜーんぶ下のほうに降りてきている、ような気がする。 起き上がった瞬間から身体がずっしり重くて、ペタペタと床を歩きながらどんどん下に沈んでいくような感覚。 10時間たっぷり眠ったはずなのに、頭のなかにモヤがかかっているようで、目を閉じたら夢の世界にダイブしてしまいそうだった。 人の身体というのは結構繊細なものだ。 「毎日決まったように働く」というのは無理難題で、こうして天気に左右されることもあるし、体調によってメンタルをやられることもあ

人生のどこかでバグパイプを吹いていたら、人生のどこかで役に立つかもしれない

ええええ待って。ディレクションをしていたら1日が終わってしまったのだけど、一体全体どういうことやねん。 というわけで、今、わたしはなぜかディレクションをしている。 本業はライターなので、それなりに取材もしており、それなりに書かなくてはならない原稿も溜まっているのだが、バリバリにディレクションをしている。 「ディレクション」というのはかなり曖昧な言葉だと思う。 その名の通り「道を示す」というか、要はプロジェクトの全体を見て、必要なことを必要な人に振っていく、やり取りをし

「ADHDがうらやましい」と言われた話

まさかそんな人がいるなんて思っても見なかったので、「ええぇっ⁉︎」と声が出てしまった。 最近、「ポンコツなわたしで、生きていく。」というエッセイを出しまして。 この本では、自身がADHDということにすら気付かないぐらいADHDなことや、生きづらさを感じてきたこと、そこからいい感じに働けるようになったことなどを赤裸々に話した。 そんな説明を初対面の人にしているときに、「でも僕は、ADHDがうらやましいですよ」と言われたのである。 何でも、彼の友人はADHDでちゃらんぽら

ポンコツの「まま」で生きたい人のための本ができました。

わたしは、どうしようもなくポンコツです。 そう言うと、「ポンコツな人は本を出せないぜ」と言われるけど、自分がポンコツだと思ったらポンコツだと思うんよ。自分がブスだと思ったらブスなのと同じ(ひどい)です。 ポンコツにもいろいろあって、「俺のほうがポンコツだ!」と張り合いたいわけじゃないのでとりあえずそんな感じで話を進めるよ。 わたしの場合、そもそも、「社会に出る」ということが何なのかよくわからなかった。ESが書けず、面接も寝坊ブッチしたりして就職活動がうまくできずに落ちま