まずは自分を幸せに(MJS)。
南米アルゼンチンより、Mimiです。

自分とは違った価値観を持っている相手を
間違っているとか、相手の方が悪いと
言いたくなるときってありますよね。

ええ、私ももちろんありますよ。

その相手が感じの悪いお店の店員とかで
今後一生会わないであろう遠い他人であれば
放っておけばいいのですが、その相手が
パートナーや家族などの近しい関係の場合は
そうもいきませんよね。

ぶつかって、話し合いをして、
理解できるように努めて…
という努力をするかもしれません。

ですが、どれだけ話し合っても相手の言うことが
理解できない、相手の価値観がわからない
というようなことは、フッツーにあります。

だって、パートナーであっても家族であっても
別々の個を持った人間ですからね。

理解し合えない、わかり合えないことってあるんです。
あってもいいのです。

それを、「理解しなきゃ！わかってあげなきゃ！」
と思うから辛くなるのであって、
そう自分に強制さえしなければ楽になれると、
私は夫との関係を通して気が付きました。

私の夫はアルゼンチン人であり、
言葉だけでなく、国の歴史的背景や文化、
政治、教育、常識なんかも、日本人である
私とは完全に違っています。

そのうえで、男と女、個体としても
それぞれの特徴や性質は当たり前に違っています。

そんなパートナーのことを理解できるかと言うと、
私には理解できないことが山ほどあります。

ですが、理解はできなくても、
彼の話をよ～く気いて、

なぜ彼がそう思うのか、
なぜ彼がそう考えるのか、
なぜ彼がそう決断するのか、
なぜ彼がそう行動するのかを知っていくと、
「なるほどね。」と思えるようになりました。

つまり、理解はできなくても、
共感も同意もできなくても、
彼の思考、感情、発言、決断、行動などを
「そういうのもあるんだね。」と認めることは
できるということです。

私はこのことに気付いてから、
「理解しなきゃ！わかってあげなきゃ！」
と自分に強制することをやめ、

「理解できなくてもいい。わからなくてもいい。
ただ彼の話をよ～く聞いて、なるほど。
くらいに思えたらいいよね。」というくらいの
軽い姿勢で相手と向き合うようになりました。

すると、彼の話を聞いている最中も
理解できなくて苦しいと感じたり、
いちいち自分とは違う価値観に反発しようとはしなくなり、
逆に自分とは違う新しい価値観に出会うことが
面白いとすら感じるようになりました。

そうなると、もう認められているのです。

認められると、受け止められます。
受け止められると、いずれ受け入れられます。

相手の価値観に自分が無理やり合わせるでなく、
自分の価値観に相手を無理やり合わせさせる
のでもなく、ただ違いを認め、受け入れる。

それができるようになると、
パートナーだけでなく、他人との付き合いは
随分と楽になります。

理解はできなくても、受け入れることはできる。

あなたも、価値観の違う相手に遭遇したら、
新しい生命体を発見したつもりで
その存在を知ろうとしてみてください。

理解はできなくてもいいのです。

「なるほど！そういう生命体なんだね！」と、
その存在を認め、受け止め、最終的に
受け入れられればいいだけなのですから…

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今日も、あなたを応援していますね！

Mimi

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