プロローグ:結婚するまで

30歳を目前にして、結婚を意識するようになりました。友達の紹介で合コンを何度も重ねたり、婚活アプリを試したりしてみましたが、うまくいかないことが多く、「無理して人と付き合うなら独り身の方が楽かも」なんて思い始めて結婚をあきらめるようになりました。32歳になっていました。

そんな中、突然、旦那さんになる彼から急に告白をされました。年の差もあったので答えに悩んだけれど、すでに「独り身でもいいや」という覚悟ができていたため、嫌だったら別れようと思い気軽に付き合いました。

旦那は音楽家志望で収入が低いです。生活が成り立たない部分はアルバイトで賄っています。結婚を意識していた30歳目前の私だったら付き合いもしなかったでしょう。ただ、実際に付き合う中でなぜか「しっくりくる」「この人とだったら貧乏でもいいや」「彼と一緒に歳を重ねたい」と感じるようになり、二人で色々と話し合って結婚を決めました。

私はごく普通の会社員で、収入も平均的です。残業のない会社に転職をしたので、以前と比べて収入は下がりました。その代わり時間はあります。今後、このnoteでは、「低収入の旦那 x 平均収入の妻 (=世帯収入としては低め)でも幸せになれるのか」を軸に、さまざまな夫婦の形について考察していければと思います。

彼と結婚したことが正解かどうかは私もまだ分かりませんが、世の中にはこんな夫婦もいるんだ~なんて思いながら、読んでいただけますと幸いです。

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