【シリーズ】お弁当のすすめ② コロナ禍で培ったもの【フードエッセイ】
皆さまごきげんよう
今日も美味しいもの食べていますか?
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お弁当って、学生時代を過ぎるとなかなか作る機会って減りますよね。
私も高校に入ってからは自分で作ったり、弟の分のお弁当も作ったりしたけど、それを過ぎたら作る機会がほとんどありませんでした。
お弁当を身近に作る様になったきっかけが、主人との出会いと【コロナ禍】でした。
主人と出会ったのは2020年の2月。ちょうどコロナが満映し始めた頃。そしてお付き合いを始めたのが、緊急事態宣言が出た頃でした。
でもこの頃は出掛けたくてもどこにも行けなかったし、食事にも行けなくてもっぱらお家デートでした。
何もしてても楽しい時期だけど、当たり前の日常が変わってきて不安もあったり、出掛けられなくてモヤモヤしていた時でした。
しかし、その時に改めてお弁当に目覚めたのです。
主人の好きな食べ物を聞いて、それを作っていくよ!と話したのがきっかけだったと思います。
今思えば、なぜその場で作るのではなくお弁当にしたのかは不明。ですが、初めて作っていったお弁当をとても主人は喜んでくれたのは覚えています。それからお互いの家に遊びに行く時は必ずお弁当を作っていって、映画を観ながら楽しんだりしていました。
お天気の良い日はぶらりとドライブしたり、近所をお散歩したり。そんな時にもお弁当を持って行きました。
誰もいない公園で食べたり、車の中だってお弁当は美味しかったし良い思い出です。
もしかしたらコロナ禍でなかったら、こんなにお弁当を作ることはなかったし、主人とも今結婚しているか正直分かりません。
私はお弁当で主人の胃袋を勝ち取ったのです!
作ってきてわかる、相手の好き嫌いや体調管理を調整できます。
それに今まで何にもない日でも一緒にお弁当を食べてきたから、今があるのかなと思います。
だって、夫婦になったって、何でもない日を二人で楽しんで行くのですから。
今でこそ出ることも多いので外食も増えましたが、やっぱり出掛ける時にはいつでもお弁当を持参しています。
それが何より、主人が喜んでくれるんですよね。
そしてこれがまたきっかけで、今のお仕事にも繋がるのです。
つづく
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