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肩甲骨な話

 右首筋の筋違いか。火曜日だったか、もういっぱいいっぱいに狭まった肩の可動域を抱えて整骨院に半年ぶりくらいで行ってみた。しばらく来てないので問診を書いて下さいと言われて書いた。症状はいつからですかと問われているので、正直に1年以上前からだと答えた。

 話は変わるが、この肩と肩甲骨、昔は柔らかかったのよ。何と言っても器械体操で6種目を下手くそながらこなしていたのだから。その後、結婚して車椅子を片手で押して、空いた手に長男を抱えてなんてやれてたのに、それが40代で40肩、治りはしたものの、それ以降段々と可動域が狭まり、背中の中心が掻けない洗えない情けないことになってしまった。小学生の頃のように「ハイ」と手を真っすぐに上げて、耳にくっ付けると、それだけでキツイようなことになっているのだ。

 さて、話は戻って、こちらへどうぞと案内されて、その日の担当のお姉さん曰く、実は少し保険診療が厳しくなって、保険では急性期しか扱えなくなって、お客様の場合、問診に1年以上前からと書いてますので、急性期と言うことにはならず自費診療になるのです申し訳ありません。申し訳ありませんとい言われても、じゃあもういいです、これで帰りますとも言えず。20分3,000円で、しっかりと血流を回復して具合がいいので次の予約まで取ってしまった。

 その後少々の揉み返しがあって、可動域が広がって一息したばかりなのに、今朝、起き抜けに大量の本を無暗に詰め込んだ段ボール箱を2階から抱え降ろしたら、具合の良かった肩首の筋がピキンと張りつめてしまった。自転車で下を向くと突っ張る。デスクワークで書類に目を落とすと肩甲骨のどこかが突っ張る。スタッフにPTが居るので、ぎゅっとインスタント施術、おー通った通った。やれやれの身体だ。

 往路の別府ハローワーク、別府公園、観光港経由で通勤。観光港には、中国国籍の豪華客船ZHAO SHANG YI DUN号が停泊中。

 復路の田ノ浦には気になる花が咲いていた。アガパンサス(紫君子欄)と言うらしい。そうか彼岸花の仲間か。連ドラらんまんの万太郎ではないけれど、なるほどなるほどそれなら分かるわ。花言葉は恋の訪れとはまた、遠い遠い昔に熱に浮かされた時期があったようななかったような。あいたたっ、まだ肩甲骨が突っ張てるわ。20230623

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