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完成した8の数字に彩られた王の資質〜凄腕チャネラー三浦さやかさんのホロスコープ:最終回〜

つづきです。


三浦さやかさんのホロスコープを読んでいます。いただいた情報よりも、出生時刻を数分前倒ししております。


アセンダント天秤座のホロスコープ




ところで。
ちょっとおもしろい仮説を考えたので
聞いてほしい。



『だれにも見向きもされないようなクソゲーの』
『攻略法を全知全能を神様に尋ねたら』
『神様は答えを知っているのでしょうか??』





♡♡





♡♡





全知全能の神様がいて、
質問にはぜんぶ答えてくれるとする。



そうすると、
誰も見向きもしないクソゲーの
攻略法だって神様は教えてくれるけど。



それって、
『神様は全知全能だから』
『すべての答えを知っていて』
だから
『つまらないクソゲーの攻略法だって、とっくに知っている』
のかな?





そうじゃなくて、
質問を受けたその瞬間にそのゲームの中身を解析して、正解を答えるだけなんじゃないのかな??




それとも、
そのクソゲーが制作完了した瞬間には
そのクソゲーの攻略法も存在していて
それを神様は把握している??






♡♡





♡♡





天体の運行は神々の意志である。
または、すくなくとも
神々の意志を反映している。



占星術にはそのような発想がはじめからあってですね、だから唯物論が発達する以前の世界では、占星術と天文学のあいだに区別は無かったといいますね。




一方、人間界においては、
神々の意志がどうとかの高尚な哲学は一切持たない、ただの物体、ただの商品が際限なく制作されており。



そもそもゲームにおける
『ゲームクリア』とは
神々の意志に則ったものであるかというと、ぶっちゃけ、神様はそのようなものには関心を持っていない。




神は人間に創造力を与えた。
なので、人間は人間界という与えられた範囲内においては、自由に物事を創造することができ、
だからこそ、
誰も見向きもしないようなクソゲーを、際限なく創造しつづけることだってできる。




でもね、
それは『自由に創造する権利』を与えられている、というだけのことであり。


創造物それじたい(=クソゲー)に、
『出題』(=クリアできるかな?)というニュアンスを含ませることは可能でも、


そこで、
出題に対する解答を
神様が予め把握しているのかと言ったら、


いやいやいや、


『出題』を創造するのが自由なら、
それに対する『解答』を創造するのだって、あくまで人間たちの自由なのであり
(※出題が創造物なら解答だって創造物だ)




つまり、
神様はそんなことにまでは
関与しない。






何がいいたいのかって、
神が全知全能でいられるのは
高次元世界だけの話であり。



低次元である人間界の、
そのなかでも『誰も見向きもしないような』細かい部分に何か新しいものが創造されると、

そんなものまで神様は把握していないので、

それが『出題』というニュアンスを持っていたとしても、それの『正解』など神様は知らないのですよ。







だれも見向きもしないようなクソゲーの攻略法は、だれも見向きもしないゆえにだれも知らない。


そうすると、
それについて全知全能の神様に尋ねてみたとしても、


神様だって
やはり攻略法など知らない。





質問をしてきたその人間のために、
全知全能と称される思考力を
そのクソゲーに差し向ければ、
正解は一瞬で分かるかもしれない。

とはいえ、
『神様が全知全能の思考力をそのクソゲーに向けるまでは』
そのクソゲーの攻略法は、
神様でさえ分からないのです。





え?
何の話をしてるか分からない??




え?
だからね!
思考によって創造するって、
じつは
こういうことなんだ!!!






♡♡





♡♡




さて。
ここでやっと、
西洋占星術の話に戻ります。



天体の運行は予め定められていて、
何年何月何日にどの星がどこに来るかは
すでに計算されて把握されている。



なので、
何年何月何日に生まれたら
どんなホロスコープを与えられるかは
予め定められているのであり、



生まれつき与えられたホロスコープは
一生、変更できないから
人間は生涯それを背負うしかない。




けどさ、
あるホロスコープに対する
占星術師の読みというのは
じつは解読じゃなくて
“創造”なのではないか??




ある1枚のホロスコープがあって、
それに対する解釈というのは、
『だれが読んでも』
ある程度まではかならず一致する。
けれど、同時に、
占星術師ごとに解釈が異なる部分も
かならず出てくることになっていて、、、、




だから、
(出来事の発生の図ではなく)
だれかの出生図を読む場合、
その人についての吉凶の判断は、
占星術師によって大幅に異なる、
ということになるわけです。




三浦さやかさんのホロスコープは
月を含むグランドクロスを持った
『大凶の図です』
という見方もできます。



とくに、
15分くらいの持ち時間しかなく、
1枚の図を15分くらい見たら
『はい!次の人!!』
というルールでの鑑定だったら、
ぱっと見は、とりあえずグランドクロスだけがやたらと目立つ図なので
『これは厳しいですねぇ💦』
という感じになるでしょうよ。




(※これはね、さやかさんは大物なので、たった15分とかの即興で結論を出してはいけない、ということなのですね)





それでね、
今朝方、ちょっと気づいたんですよ。
もしも、
もしも、
もしも、
もしも、
ここでわたしが、


『誰にでも理解できる明確な根拠を示しながら』
『まだ誰もそんなふうには読んでいない、新しい読みを提示したなら』


それって、
ホロスコープの解読というより
『新しい運命の創造』
なのではないか??!?
───────と。





♡♡






♡♡





今回のシリーズでは、
サビアンシンボルは使っていませんね。



ホロスコープを読んでください、というだけで、具体的に聞きたいことが特にない場合は、サビアンなどの細分化された手法は『使いたければ使う』くらいの位置づけで良いのではないかと思う。
ヘリオセントリックも、
ハーモニックも、
原則的に言って、無理に登場させる必要はない。



与えられた出生図の、
天体(星)─サイン(星座名)─ハウス─アスペクトを丹念に読み解いてゆけば、
それだけでかなりの情報量を読み出せるものなので。




そこに小惑星を加えたり、
サビアンを読んだり、
ヘリオセントリック図や
ハーモニック図を付け加えるのは、
たとえば、

『自分で自分の図をずっと読んできて』

もぅ読み飽きてしまったので、
新しい刺激がなにかほしい、
そうなったときに初めて付け加えても、
じゅうぶん間に合う。




言い換えると、
占星術師としてクライアントのホロスコープを読む場合なら、同じ相手が何度も鑑定依頼をしてきたときには、回を重ねるごとに、サビアンを加えて、ハーモニック図を加えて、ヘリオセントリック図を加えて、、、、、というように、回を重ねるごとにマニアックな鑑定内容へとステップアップさせてゆくのが良いのではないかと思う。




わたしとしてはそんな考え。
原則としてそれを踏まえたうえで、
それでも『例外』というのは
かならずあってですね。



短いながらも、
『占星術の教科書を作りたい』
という趣旨で執筆してきた当連載の
最終話は、
この話題でしめくくりたいと思う。




原則としては、
天体(星)─サイン(星座名)─ハウス─アスペクト
だけをしっかり読めれば、
じゅうぶんな情報量を読み出せる。




しかし例外として、
あまりにも強烈に
『特定のアスペクトによって彩られている』図の場合には、
当該ハーモニックを
かならず出してみましょう!



という講義ですね。




つまりね、




三浦さやかさんのホロスコープを見ていて。アスペクトをチェックしてみると、



60度系統のソフトアスペクトは
そんなに無いのに、
90度系統のハードアスペクトが
やたらと多い。



90度系統の充実ぶりと言ったら、
すさまじいくらいで、
90度135度135度の三角形が
ふたつもある。



こーゆーときは、
即座にハーモニック8を出すの💥💥💥






♡♡





♡♡





アスペクトのきほんのき。
アスペクトというのは
『円を分割する』
という発想で作られています。



1周360度の円周を、、、、、

2で割ると180度
3で割ると120度
4で割ると90度
5で割ると72度
6で割ると60度
7で割ると約51度
8で割ると45度
9で割ると40度
10で割ると36度
11で割ると約33度
12で割ると30度


マイナーなものも含めて、
アスペクトというのは基本的に
このように円の分割という発想でできており、

例外は150度、165度くらいのものです。
(※こちらはおそらく180度に対するズレ、という発想です)



また、
72度の2倍としての144度
45度の3倍としての135度などは
最初っから、
ハーモニックで使われることを想定してできたアスペクト、というふうにも解釈できます。




もしかしたら
知らない人もいるかもなので、
ちょっと説明しておきますね。




もしも
120度120度120度の三角形、
いわゆるグランドトラインがあったとして、
『もしも誤差がまったくないなら』
これは
『3倍すると完全に重なってしまう』
ということです。



つまりね、
3の倍数のハーモニックは
グランドトラインその他の
『トライン系のアスペクトがどれくらい強いか』を測定した図、
というふうに言い換えられるのです。



同じように
『誤差のないグランドクロス』は
4の倍数のハーモニックでは
4つの星が完全に同じ場所に集まってしまうし、、、、、



72度144度144度の三角形は
(誤差がまったくなければ)
5の倍数のハーモニックで
1箇所に集まります。



また、探し出すのが難しいでしょうけど
103度103度154度の三角形は
(誤差がなければ)
ハーモニック7で1箇所に集合するし



90度135度135度なら
(これは45度の集合体ですから)
ハーモニック8で、
とても強力な図ができるはずなのです。



スクエアだらけの図というのは、
ちょっと頭の古い占星術師にかかれば、
救いのない大凶ということになりますからね。



あちこちの占星術師に鑑定してもらったけど、誰も彼もろくなこと言ってくれない、という人の場合でも、、、、、



もしかして、
ハーモニック8が
とんでもなく強力な場合があります。



スクエアだらけの厳しい図が、
見方を変えれば、
富と権力、王の資質の
ハーモニック8図では、
すさまじい強さを示している
場合もあるのです。





そういうわけなので。
日ごろはハーモニックなんて特に使う必要はないのですが。

三浦さやかさんのこのような図を目にしたとき、条件反射的に、これってハーモニック8はどうなってるんだろう??

と、気づける感性を養っておけば、
占星術師としてとても有利であり、
実鑑定でもとても使えます✨✨✨





♡♡






♡♡




数秘術ってあるでしょう??



西洋占星術と数秘術は、
別の系統の別のジャンルではあるのですが、占星術には数秘術的発想が織り込まれていまして。タロットカードもすくなからず同じ発想でできています。




タロットカード(大アルカナ)のうち
『女』という字が付くのは
2女教皇
3女帝
のふたつだけ。



女なるものの本性は、
2女教皇と3女帝だけで
ぜんぶ説明できてしまうとも言えるくらいでして。
わたしとしては
女教皇と女帝について、
というテーマは
とても興味深いものなのですが。



ここでね、じつは、
2女教皇と3女帝の関係は
数字(数秘)としての2と3であり
それは
2牡牛座と3双子座の関係とも
(完全に一致はしないけれど)
ある程度までは共通するのです。



そうしてそれは、
アスペクトでいうと、
180度は2女教皇の系統
(なぜなら円の2分割だから)
120度は3女帝の系統
(なぜなら円の3分割だから)
ということになります。



付け加えれば、
ハーモニックにおいても、
同じように
ハーモニック2は2女教皇と類似的で、
ハーモニック3は3女帝に似ています。



ほかの数字においても、
『数字そのものが意味を持っている』
ために、やはり
星座名を番号に置き換えたときには、
同じ番号のタロットカード(大アルカナ)との意味の一致がすくなからず見られます。
もちろん、アスペクトでもそうだし、ハウスでもそうです。
これらは皆、
『数字が持つ意味』によって
編み込まれているのです。




♡♡





♡♡





ところで、



世界の始まりは
数字でいうと
1ではなく3である。
という見方があり。



それゆえ
『まだ世界が始まっていない』
数字の2というのはとても説明が難しくてですね、




数字が持つ具体的意味については、
3と4の対比から始めます。




(※紙面の都合もあり、全種類は説明できません。3と4から始めて7と8までで終わりです)





3女帝と4皇帝を対比すると、
3女帝は次々と子どもを産んで産んで産みつづけており、しかし、産まれた子どもがどんな子なのかは気にしません。
鬼子だろうと奇形だろうと気にしません。
一方で、
4皇帝は規格品に整える作用なので、
子どもを偏差値順に並べてみたり、
お利口さんと馬鹿とでは別々の学校に行くようにしてみたり、障害者は教育現場から排除しようとか、場合によっては優生学的発想に往き着くかもしれません。



これをアスペクトに転じると
3の系統のトラインは気軽で
4の系統のスクエアは重い。
ということになるわけですよ?!



星座名でいうと、
双子座(3)は気軽にあちこちどこへでも行けるけれど、蟹座(4)にはそんな自由は無いし、仲間内の暗黙のルールみたいなものがあって、仲間はずれにされることだってありえます。




4の数字の重たさに対して、
5の数字が指し示す、
獅子座、法皇のカード、72度などは
『自由な創造性』を意味します。




5の数字の自由さに対して、
6の数字が指し示す、
乙女座、恋人のカード、60度などは、
『環境への適応』を意味します。



訓練とか調教などによって、
『生まれつきのものでは無い』
後天的な資質をトレーニングによって身につける、という意味のアスペクトといえば、150度が有名でしょうけど。
乙女座─6恋人─60度にも、
そもそもそういう意味があります。




まぁだから
60度150度150度の三角形など
まさしくハードトレーニングによって
後天的に何かを修得するという意味になりますね。




わたしには(同性の)恋人がいて、
彼女がそうとうな文学少女だったことから、気がつけばあたし自身も毎晩毎晩、詩を書くようになってしまいました。

彼女の星の配置を
わたしのホロスコープに組み込むと
月🌙同士が150度で
天王星同士が60度だったりします。
木星同士でも60度ですね。






♡♡





♡♡




さて。
数秘術では7は神秘の数字。
タロットカードだと7は戦車ですが、
これは『果てしなく前に進む』という意味ですね。はてしない理想の追求。
言い換えればこれは、目的地には決して辿り着けない、ということでもあります。



全員ではないですが。
男性のなかには、
女性をはてしなく美化して、
女という女はぜんぶ好き、
という人がすくなからずいるものですが。



彼にとっての理想の女性像には
彼には絶対に手が届かない。
だからこそ、
いつまでもいつまでも
際限なく女性を追いかけていられる、
というジレンマがそこにはあります。




星座名でいうと7は天秤座で、
天秤座的な八方美人、誰に対しても良い顔をしてしまう生き方は、けっきょくのところ本当は誰にも心を開いていない。
(※天秤座は風の星座なので、心の交流だって、吹けば飛ぶような軽やかなものにとどまります)






星座じゃなくハウスなら、
7ハウスは結婚のハウスとされますが、
そこでは理想の結婚相手をあれこれ探し回っている状態であり、
ほんとうに結婚してしまうと、
そこは8ハウスであり
結婚は人生の墓場(笑)。




7ハウスにおいては
結婚相手を探し回るのは
良い事だったのですが、
『すでに結婚してしまったあとの』
8ハウスでそれをやったら
伴侶への裏切り、ということにされますからね!




こんなふうに、
7と8とでは見えている世界がちがい、
生きてゆく方向性も異なります。


『理想に向かって突っ走る』
(しかし決して辿り着けない)
7の数字と、

『すでに到達した後の世界にいる』
(しかし獲得したものを美化することは決してできない)
8の数字。

ということです。




さやかさんは8の数字に彩られた人なので。8の数字の意義を説明するなら、7との対比がわかりやすいのですね。



そういえば、わたしの前にさやかさんを占った人もやはり、8の数字の話をしていました。鋭いなーと思いましたね。




7の数字をアスペクトに置き換えると
約51度ということになり、
探し出すのがそもそも難しいのですが。

あたしのホロスコープでは
じつは7の数字は強めに出ていて
ハーモニック7では
牡牛座に月と水星と火星が集まります。

ハーモニック図では0度以外はほとんど使わないのですが、わたしのハーモニック7図には土のグランドトラインができていたりしますね。

なのであたしは、
見果てぬ夢を追うロマンティストかな。



一方で
8の数字はアスペクトでは45度ですが
さやかさんの図では、
90度135度135度の三角形が
(業界用語でトールハンマーといいます)
まさかふたつもあるなど、
とっってもわかりやすく、
8の数字が強く出ている図になっております。




8の数字はある種の『完成』を意味するので、人生において大きななにかを実現する可能性がありますが、
7の数字におけるはてしなき理想の追求とは異なり、すでに実現してしまったそれを管理する仕事は、じつのところ、それほど愉しいものではないでしょう。




大きな夢を実現する人(8)と
大きな夢を夢として見ている人(7)と
どちらが理想的かは、
正直言ってわたしには分かりません。


恋に恋することの愉しさ(7)は
その後の結婚生活においては
かならず幻滅させられ消失することになっているのです(8)。





♡♡





♡♡





ではさやかさんの
ハーモニック8の図を
出してみますね



右側だけに星が集中しているので
そこだけ拡大してみます。


天秤座と蠍座に星が密集


天秤座の8~17度に
金星、海王星、月、木星

蠍座4~5度には
土星と水星





ハーモニック図において、
ここまで極端な形で
星が集まるのは
きわめて異例です。




それも
金星、海王星、月、木星って、、、、





まえに(この講義ではないです)
基本10天体を
ソフトな天体とハードな天体に
分類したことがあってですね。





ソフト天体ぜんぶが
ハーモニック8図で
天秤座に密集じゃんか💥💥💥
海王星、木星、金星、そして月。




これをもとの図と照らし合わせてみると
アセンダントの手前、
12ハウス内にはハーモニック8の
海王星木星金星月が密集、
そこって冥王星がある位置ですよね??




ハーモニック8図が示すものは、
8正義のカードの暗示で、
富と権力。



だからこれ、
大金持ちの権力者の図ですわ💥💥💥




元図のアセンダント下には
ハーモニック8の水星土星

水星土星はアシュタール氏の説法??
それを毎日毎日こなすさやか氏、

日常的な、とくに意識してない行動のすべてが、とどのつまり富と権力に結びつき、この人はこの先ものすごい大富豪になります。








♡♡






♡♡




権力ったって、
いまさら政治家じゃないからね!



このまま時代が進むと、
日本政府はどんどん力を失ってゆき、
また、政府が国民に対して大量虐殺を実行していたという事実がもしも、公的に認定された日には政府そのものが消し飛びますからね!




明確な形で政府が消し飛んだ場合も
グダグダなまま継続している場合も
いずれにせよ、
『国民は国家に所属している』という
明治以降たしかに存在していた構図は
まちがいなく消えてなくなるわけです。





そうすると
どんな世の中になるのか??






これは日本史を辿れば明白でして。

平安時代のあとの鎌倉時代、
室町幕府崩壊後の戦国時代などが
じつに参考になると思います。




つまり、
正式な形の公的機関(政府や幕府)が
国土全域を管理して
国民全員を支配している、
という“わかりやすい形”が崩壊しても、



じつのところ、
みんな、
それほど、
困りません。



『事実として』
そこに人間集団ができていたら
『慣例の集積としての』
ルールがいつのまにか定まってゆき、
『事実として』
だれかがボスになっていて
『事実として』
その人を中心にして
ひとつのコミュニティができあがる。




政府が崩壊しているのなら
『いざというときに』
警察を呼ぶことも
法律を根拠にすることも
できないわけであり、、、、、




そうなると、
すべての問題はコミュニティのなかで解決するしかないのであり、
そのような面倒事に、すべて自分たちで取り組み解決することを何度も繰り返すうちに、そこは単なるコミュニティではなく、事実上ひとつの国家になります。







ちょっと考えてみてくださいね。




『いざとなったら』
『出るとこ出てやる!!!』
ということが、
政府の崩壊によって
すでに不可能になっていて、
事実上、立法も司法も自分たちで担当するしかないのなら、実質的な意味において、そこは独立国家と同じものであり。





ここで日本史を振り返るのなら、
それぞれ各地の『大名』が
自分たちの『領土を治めていた』のは
れっきとした歴史的事実なのです。



大雑把な方向性としては
今後わが国は、
そのような方向に進んでゆくはずで。




歴史上、これは何度も何度も起こっていることだもん。
実際にそうなってしまえば、
みんな、なんの苦もなく疑問もなく、
新しい世の中に適応しちゃうことでしょうよ!





だからね、
いわゆる少子化とか少子高齢化とか言われる問題が、今後どんなふうに展開してゆくのかは、
じつはすでに明白であり。




日本全国で統計を取ったら、
少子化の進行も
人口の減少も
もはや避けられない
(※反転させる方法はない)
のは事実なのですが。



そうではなくて、

どこかの地方の、
ほんの小さな村では、
人口は増えていて、
子どもも多くいる。

という形で、
『場所によっては』
そんな問題は存在しなくなっている、
ということですね。



日本全土を救いたい、
なんて“傲慢な”思考はやめてしまって。
お互いに顔が見えるような
うんと狭い範囲だけで、
実際に実行可能なことを
確実に実行してゆく。




そんなやりかたで、
それぞれの問題は
すこしずつ解決に向かいます。



日本全土を基本単位にするのは、
じつのところ、
もはや時代遅れであり。



そんな考え方では、
なにひとつ解決できないのですよ??




そんなわけでね、

方向性としては、
日本全体が衰退しているというのに。
ほんのごく一部の
どこかの地方の村だけは
なぜか、
ものすごく活性化している。

という状況になってきたとき。




それが新しい世の中の
そもそもの基本形なのですが。



ここで、
ちょっと考えてみてくださいね。




活性化している、
『上手くいっている』村には、




当然のことながら。
移住希望者が
たくさん出てきますよね?




それって?
どうやったらそこに住めるのかって、

(政府や役所が決めてくれることは、もはやありえないのだから)

けっきょく、
その土地の有力者が許可すれば、
ということになります。



とすると、
片方ではこれは、ものすごく強烈なコネ社会の復活であり、
もう片方、地方の“豪族”がものすごい力を持つ時代の再来、ということでもあります。





日本という国の
基本的な未来像はですね、

①全体としては衰退は避けられない

②しかし、ちいさな範囲内では、じゅうぶんに活気のある集落とか村を作ることは可能であり、

③すると、そういうことをやってのける人間が力を持つ時代になるため

④平凡な一般人たちは、その人たちに全力ですり寄ってゆくことになり

⑤結果的に自分の集落/自分の村を作れる者が、そのまま権力者になる




────このような時代の流れは、
すでに避けようのないものとして、
見えてきているわけですよ。



そうして、
村を作るって言ったって、
必要なのは土地ではなく
(※土地は有り余っているので、縁があれば無償で大量に確保できます)
農業のスキルでもなく
(※そーゆーのムチャクチャ詳しい人を招聘すれば事足りる)
じつのところ、
たったひとつ。

人望、

なのです。




え?
意外かな??




この世での成功者になるための
最強の資質は
カネでもコネでもないんだよ??




人を大事にすることと、
それによって
人々から信頼されること。
すなわち、

人望、

ですからね!!!





♡♡






♡♡




さやかさんの日常は、
わたしが知るかぎり、
人々に心を配り気を配ることだけで
いっぱいだ。



『自分が』なにを叶えたいか、
じゃなく
『だれかが』うまくいくために、
心を配り、気を配ってすごす毎日。




今回のホロスコープ鑑定だって、
もともとこれはさやかさんからの依頼なのですけれど。

それって、
『自分のホロスコープを読んでほしい』
というのは半分で、

残り半分は、
わたし(ミミィ)に
仕事を与えてあげたかったのです。




おかげさまで、
あっという間に半年先まで予約で埋まってしまいまして。



あたしとしては、ホロスコープ鑑定で収入がほしいなんて、ぜんぜん考えていなかったのですが。



ヒモ男を養わなきゃだから、
もーちょっと肉体労働以外の収入がほしいなぁなんてボヤいていたら、



さやかさんがホロスコープの有料鑑定を提案してくれたので。



あたし自身がどぅ思うか、
(やりたいかやりたくないか)
じゃなくて。




仮にもあたしは占い師なので。
『この人の言うことは聞いておいたほうが吉◎』
ということは、
わりと見分けがつくんですよね!




それで
(やる気はべつにぜんぜんないのに)
ご提案どおり、
ホロスコープ有料鑑定を
始めてみることにしました。




なので、
あたしとしては
『さやかさんがあたしに仕事を創ってくれた』のだと理解していて、

だからこそ、
さやかさんのぶんだけは
ものすごい長文による連載モノにする、
という形で恩返ししてみたのでした。




でさ?
こういうのって、
きっとあたしだけじゃないから!



ほかならぬさやかさんの頼みなら、
断わるわけにはいかない。




そんな人たちが、
たくさん、たくさんいるはずです。




集まってきた人々を、
排除することなく受け入れて。




分け隔てなく大切にしてゆくだけで。



その、厚い厚い人望によって、



あなたは次の時代を代表するような、
大富豪、大豪族になることでしょう。



ハーモニック8図の
これほどまでの強烈さは、
きっとそのような未来へと
あなたを導くはずです。




お金が好き、
といいつつ。
それ以上に
人間が大好きな
三浦さやかさんのホロスコープを読む連載記事は、これにて終了です。




長らくの
ご愛読ありがとうございました💖💖💖




【おしまい】



🐤🐥🐤🐥🐤🐥🐤🐥🐤
#西洋占星術
#ホロスコープ
#三浦さやか
#板谷ミミィ

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