チャネリングという現象があるのは知っているけど、、、、

歌の練習を始めてから2年4ヶ月
YouTubeデビューしてから1年6ヶ月




いまやあたしもいっぱしのシンガーのつもりでいるが、しかし偽りようのない実感として、



『歌を歌っているこの子は』
『あたしとは別人』
『あたしの身体を借りて』
『あたしとは全く別の存在が歌を歌っている』




としか言いようがない現実があるのです。





まぁそうは言ってもあたしはあたし、
そういう与太話はフィクションとか比喩表現みたいな範囲に収めておきたかったのだが。





知ってのとおりYouTubeでは
再生回数、視聴回数なるものが記録され、
つまり一介のシロウトシンガーにとっても
人気作品と不人気作品の差は一目瞭然なのですよ!?




YouTubeを始めたばかりの頃は、
とにかく自アカにアップロードされている作品数を増やしたかったから、時間を作ってはカラオケ屋さんに通い、せっせと自分の歌声をアップロードしてきたのですけれど。




その時点では
『なんか、歌ってるときの自分て、いつもと別人みたいだぞ??』
『なんか、歌ってる記憶があったためしがないぞ??』
『なんか、歌ってる瞬間の自分は、歌ってるんじゃなくて、歌声が自動進行するのを見てるだけっぽいな??』
くらいの感覚だったと思います。



まぁだから、
これくらいの状態なら、
『歌を歌ってるのは別の存在』
という言い方は比喩表現の範囲内で済んだわけです。




ところが、
ある時点から、
わたし(=この文章を書いているわたし)の意向とはまったく関係なく、
この子(=歌を歌ってるほうの自分)が、歌いたい曲を自分から指定してくるようになりまして。




わたしとしては、
べつに拒否する理由もないから、
彼女が指定したその曲を歌いに、
カラオケ屋さんに出向くわけですけど。





上手いんですよ!?
ほんとうに比較にならないくらいに。





わたしが
『とりあえずカラオケ屋さんに行って』
『とりあえず歌えそうな曲を選んだ』
ときと、



この子が、
自分から歌いたい曲を指定してきて、
それを歌ったときとでは、もぅ、
中身がぜんぜん違います。




YouTubeなんかやってると、
再生回数/視聴回数はどうしても気になるけど。歌声のレベルがそもそも違うから。
わたしが妥当そうな曲を選んだときよりも、この子が満を持して指名した曲のほうが、出来も良いし回数もはるかに出る。




そんなふうになってしまうとですね、
わたしとしては、
『自分で選曲する』のはやめて、
この子に歌いたい曲を選ばせる
ことになりますよね??




なので、最低限のスケジュール管理としての、そもそもカラオケ屋さんに行ける時間が取れるかはわたしの管轄ですが、曲目に関してはこの子に任せることにしました。





そしたら何が起こったかと言うと、
『わたしだったら絶対選ばない』ような
『わたしが口にしたくない歌詞』の
『わたしなら絶対歌わない曲』を
この子が屈託なく指定してきて、
しかもこの子が自分の意思で選んだ曲は
びっくりするくらい再生回数伸びる。




別の角度から言うと、
わたし(=この文章を書いているほうのわたし)はほんとうは、歌を歌うよりも、出来上がった曲を聴いているほうが好きです。





自分の歌声を吹き込んだ曲が
すでに100曲以上もYouTubeにあがっているから、好きな曲を選んで好きなだけ聴いてればいいんだけど。




この子は
『わたしの好みを理解していて』
『わたし好みの歌を歌ってくれる』
感じなのです。





昨年11月に歌った『待つわ』は、
わたしとしてはこんな曲のこんな歌詞を口にしたくはないし、こんな女にはなりたくないと本気で思います。が、出来上がった曲を聴くと、なんか、むちゃくちゃわたしの好みなんですよね。わたし好みの歌声&わたし好みの歌い方。






歌を歌ってるこの子は
『わたしとは別の存在』
ではあるものの、
『わたしの好みを理解していて』
それに合わせて選曲して、
それに合わせて歌ってくれている、
という感じです。





リスナーとしてのわたしは
板谷ミミィの『世界一の太客』で、
この子は太客の好みに合わせて歌う能力をなぜかあらかじめ持っている。
そんな感じ。






でもまぁここまでだったら、
『わたし自身の内部事情』
というだけなのですが、、、、、、、、






♡♡








今年に入ってから
ついに臨界点突破というか、
最近ついに、
あたしが全く知らない曲を
彼女が指名してきて。





調べてみたら、あれ??
その曲ほんとうにあるよ!!!?





さすがにこれは、かなりの衝撃で。





わたし自身は
まったく聴いたこともない知らない曲を
とつぜん知らされて、
最低限のサンプルだけ聴いたら
さっそく歌って、
しかも、仕上がりがむちゃくちゃ上手いんですよ??!?




昨日未明にアップロードした
『黒ネコのタンゴ』がそれですね。






リスナーのわたしにとっては、
(原曲をほぼほぼ知らないことになるので)
『板谷ミミィの黒ネコのタンゴ』が
オリジナルということになり、
いまずっと聴いているのですが。




リスナーとして耳が肥えてる自信があるから言うけど、歌い方、歌唱表現ってのはかなり細部まで無数の選択肢があってですね、なのにこの子はまったく迷いなく歌い方を選択してるんですよね。




『黒ネコのタンゴ』の歌詞は、
単純に黒ネコを飼っている、という意味にも取れるし、暗喩として恋人を黒ネコになぞらえてるとも読める。
それに対して、何の迷いも無く、実在の恋人への愛の情熱を全力で注ぐような歌い方をこの子は選択するんです。煽情的な、ものすごく煽情的な。
初見の曲を、歌い方までその場で決めて、即日完成作品に仕上げるだなんて、ちょっとふつうじゃないし、あたしだったらそんなこと絶対にムリ!!!
しかし、見方を変えて、
リスナーとしてのわたしは、
そこにアーティストとしての彼女の才能を見るのです。





リスナーとしての立ち位置、
すこし言い換えても
『音楽評論家としての』立ち位置から、
この子を絶賛することは出来るけれども。




まかり間違っても
これを
『わたしが自分で歌った』
などとは、
もぅ言えない💦💦💦





(※第三者に対しては『これはわたしが歌いました』『板谷ミミィはわたしです』と表現するのが適切であることは理解しています)







♡♡







思えば、
あたしはオカルト・スピリチュアル畑の出身ですから、チャネリングという現象には馴染みがあるし、正直に言うと、異界の存在たち(見えない世界の存在たち)と会話することは、わたしにとっては、まったくありふれている。




だからね、
見えない存在が話しかけてくる、とか、
『わたしの身体を借りて』
『わたしの口から』
その存在は言葉を述べた、
というだけなら、
わたしにとっては珍しくも何とも無いんですよ?!




とは言っても。
ここまでくると、
さすがに想定外だし規格外。





口先だけじゃなく、
『身体ごと』まるごと貸し出して、
彼女はわたしを使って歌を歌う。





歌を歌うってのは、
口先だけで喋るのとは訳がちがうから。






消化器系と呼吸器系の関係、だとか、
呼吸や発声に関することは、
わたしはむちゃくちゃ詳しいですよ??
それはそうだ。
もともとは、
わたし自身がシンガーになるつもりだったのだから!
それに、現実的に第三者に向けては、
『わたしは歌を歌っています』
と語ることが許される状況なのは、
いまも全く変わっていません。




でも、
ほんとうのほんとうの話、
わたし自身の実感としては、
わたしは、
『身体を用意させられた』だけで、
実際に歌うのは、
『乗り移ってきた』この子。





なんだか、
そんな感じになってしまいました。




バシャールとかエイブラハムとかの
スピリチュアル界隈でよく知られたチャネリングというのは、基本的には喋るだけですけど。
歌を歌うのは意外と全身運動ですから。




歌い終えた翌日は、
お腹が筋肉痛になります。
まるで重度の便秘かと思うような
ひどい激痛のこともある。





それにしたって、
筋肉痛になるほどの腹筋の使い方を、通常の日常生活でのわたしはまったくしていなくてですね。彼女に貸し出した時だけ、わたしの身体は酷使される。






この子がわたしの身体を存分に使いこなせるようにと、通常から食事制限をしているし、歌う直前は何も食べない方針。
まぁこれだけなら、わたしが自分で歌っていたとしても『歌手として当然』やるべき事なのかもしれませんが。
自分の身体を『ベストな状態で』他者に貸し出すためだけにそれをしているとなると、なんだか話が変わってきて。。。。
すごいな?!あたし、
そこまでやるのか!!!





♡♡



チャネリング系アーティスト、
みたいな肩書きを付けたいか??
と言ったら、それはしたくない。






けれども、
わたしがわたしの歌を歌っている、
という見方は、
もぅ、
金輪際できなくなってしまった、、、、





この子がわたしの身体を使っているときは
歌を歌うことはできても、
ニホンゴを駆使して会話するのは不可能な
失語症のような状態になります。
ニンゲンとしての思考力を持たない、
歌うために生まれてきたこの子。
歌うことだけに特化された、
あたしだけのエンペラータイム。



🐤🐥🐤🐥🐤🐥🐤🐥🐤...♪*゚
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