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グリーンカードの申請-結婚について

結婚を機に、グリーンカードを取得することになりました。

グリーンカードとは、アメリカ人ではない外国人が、アメリカに住むための永住権です。現在、グリーンカードの申請の仕方(メジャーなもの)はいくつかあります。

①結婚によるグリーンカード

これは私がやったやり方です。アメリカ人の相手、グリーンカードを持っている人と結婚する場合、グリーンカードを申請することができます。

②会社にスポンサーになってもらってグリーンカード

働いている会社にスポンサーになってもらって、グリーンカードを申請することもできます。会社がスポンサーになるため、会社がお金を払う必要もあり、なかなかハードル高めです。優秀な人材のみですね✨

③ロッタリーで当選!グリーンカード

毎年グリーンカードの抽選が行われています。私がニューヨークに移り住んだあとくらいから毎年のように、今年で最後らしいよ。みたいな噂がありますが、今のところ続いているようです。中国や韓国など、アメリカにすでに多くいる人種はグリーンカードの申請ができないようです。申請費は無料。

と、メジャーなグリーンカードの取得の仕方は上記3つです。

私は、結婚でグリーンカードを取得したので、そのプロセスを。結婚相手がアメリカ人でも申請に結構時間がかかります。最低半年、長いと1年以上かかります。

グリーンカードホルダーとの結婚だと、2−3年かかると言われています。

また、グリーンカード欲しさに偽装結婚もかなりの数あるので面接も厳しめ。結婚でのグリーンカードは最初2年間、そのあと10年のグリーンカードへ更新ができます。そのことから、2年だけ結婚し(紙面でのみ)10年のグリーンカードに切り替えたらすぐ離婚。というケースもよくあるようです。

私が最初にしたこと

まずは、主人を弁護士事務所に連れて行った。笑

外国人が日本人と結婚し、日本に住むのに日本の永住権を取る方法を、日本人の我々は知らないと思います。

私の主人も全くわかっていなかったので、どれくらいのプロセスがかかるか主人にもわかってもらいたかった。というのが大きな1つの理由でした。

また、アメリカと日本の結婚様式が全然違っていたため、グリーンカードの発行を逆算して考えても、なるべく早く結婚の日取りを決める必要があった。というのが2つ目の理由でした。

日本だと婚姻届を提出したら結婚完了。結婚式や披露宴は別日程でやっているイメージでした。

アメリカでは、まず最初にMarriage License(マリッジ ライセンス)の取得が必要となります。City Clerk(シティークラーク)、日本でいう役所へ出向き、取得します。事前にオンラインでペーパーを埋めておくと時短になります。

https://www1.nyc.gov/cityclerkformsonline/formslist.htm?recordType=MARRIAGE

基本的な相手と自身の情報を入れていきます。

マリッジライセンスを取得後、ニューヨークでは24時間以降に結婚式をあげることでMarriage Certificateを取得、夫婦として認められます。

結婚式を挙げげないと、結婚したとはならないのが日本とは違うポイント💡

シティークラークでは、予約なして結婚式も挙げられます。確か$25くらいだったかな?

ドレスを着てる人も、めちゃくちゃカジュアルな人もいろいろいます👗ちなみに私たちは、翌年主人の出身地で結婚式の予定があったので、こちらでは地味ドレスを着ました☺️

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シティークラーク前です✨

簡易的でもいいから、結婚式を上げないとグリーンカードのプロセスを進められず、後回しにしがちな主人にマインドを切り替えてもらうためにも、移民弁護士に連れていきました。

弁護士に連れて行って(初回フリー)、主人も私も衝撃を受けたのは、弁護士さんに結婚するつもりなら、明日にでもシティークラークに行ってきなさい。ということでした。

主人はその道に関わるプロに言われると、納得しやすい人だったので、弁護士さんがいろいろ説明してくれたことで主人のマインドは切り替わってくれたのでとても助かりました。

私たちはニューヨークでの結婚式にも、主人の出身地での結婚式にも家族が来る予定だったので、次の日に行くことはなかったのですが、両家族の予定を聞いて、日取りを決めて、という次のステップに進めることになりました。

最終的に、私たちは弁護士さんに依頼し、弁護士さんを通してグリーンカードの申請に進むことになりました。

ちなみに、弁護士さんを通さないで申請ももちろんできます。ただ、資料が膨大すぎること、アメリカでは法律がコロコロ変わることなどの理由から弁護士さんを通しましたが、自力でももちろん可能です。

自分たちで変わる法律を確認することがなかったので、言われた必要資料を集めて渡す。というだけのステップでした。

弁護士を通さなかった私の友人は、何回か足りない資料を追加で提出したりしていたので、そういう煩わしいことはなかったと思います。

無事にニューヨークでの結婚後、この弁護士さんのところに戻り申請手続きに入ることになります。

                              to be continued...



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