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春風に 誘われ向う 空き地園 ベンチの前で 足マッサージ

春風に誘われるように外に出た。快晴とはいかないが晴れ間もあり、緩やかなそよ風が心地よい。誘われたついでに以前から気になっていたところに向かう。そこは空き地が公園のようになったというところだ。
小さな空き地は商店街の中にあった。昔は建物が立っていたが今はない。

長い間は本当の空き地だったが、先日公園のようになっていてベンチができたと聞いた。別に用もないのでわざわざそのために行こうとは思わない。だけど春風に誘われた今ならそこに向かえると思った。

空き地に到着すると、休日のためか人がいる。子供とその親御さんが多い気がした。ここは児童公園のようなイメージなのだろうか?だったら大人がひとりで来てもどうかと思ったが、その時視線に見えたのは真新しいベンチだ。

ベンチに向かう。いくつかあるベンチの奥を見ると周りになにかある。よく見るときの破片のようだ。おがくずほど細かくはないが、破片がベンチの周りにあるのは面白いと思った。そのまま椅子に腰をかけてみる。足をちょうど破片の上に置いた。

その時だ!足がとても気持ちよい。まるで足裏マッサージのように感じた。

春風に 誘われ向かう 空き地園 ベンチの前で 足マッサージ
(はるかぜに さそわれむかう あきちえん べんちのまえで あしまっさーじ)

今日の記事「河内長野駅前商店街の空き地が公園になった」を参考にしました。

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