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【覚書】我が家のちびまる子劇場

最近、
なんだか、学校に慣れてきたからなのか、
宿題を適当に済ませようとする娘。
まだ終わっていないのに、「終わった」と言い張り、
間違っているのに、「大丈夫」と言い張る。
いや、大丈夫ではない。

先日、テストで20点を取って帰って来た娘。
息子の塾や父のことで、娘の勉強を放置気味だったことを反省し、
やばいなと思った私は、ドリルを買ってきた。
「ドリル終わったらゲームしていいよ」と言って、
洗濯物を畳みに行くと数分後、「終わった!」と叫ぶ娘。
怪しいなと思いながら、答え合わせすると、
前半は間違えているのに、後半、急に答えが合い始める。
4桁同士の足し算に筆算も使わずに正解している。
おかしい…
「あんた、これどうやって計算したん?」
「え?」
「これ、どうやって計算したか言うてみ。」
「足したんやけど。」
「どうやって足したか言うてみや。」
「だから、これとこれを足して‥」と
百の位と千の位を指差す始末。
「それとそれ足してもこの答えにならんやろがー!!!」
「やったもん、ちゃんとやったもんー!」と泣き叫ぶ娘。
(答えを見た模様)

常々、「自分はまる子ではない」と言い張るのだが、
私はまるちゃんのお母さんの気持ちが大変よくわかる。
なぜだろうね。

昨日も、その前の宿題を私がみられていなかった分がまだファイルにあり、
みようとすると、頑なに見せようとしない。
「出すの忘れただけやから!明日、出すから!」
「いや、だから見るだけやん!」
見てみると空欄が大量にある。
その日は息子の眼科に行きたかったので、在宅していた夫に
娘の宿題を見るように頼んだ分である。
帰って来た夫に宿題をしていたか聞くと「きちんとやった」と
答えるので、安心していた私。
「これ、終わってないやん!ていうか間違ってるし!」
揉み合いになりながら、宿題をやらせようとする私。
「うるさい!」
「あっちいけ!」
なんてことを言うんだ、と思うが、娘がいうとなぜか私は笑いそうになる。
私が引かないので、最後娘は
「ひーん」と泣きながら宿題をする。
最初から素直にやればいいものを。
これが噂のギャングエイジか、このやろう。(多分、違う)
「もう、泣かしたらあかんやん」とソファから夫がいう。
「あんたが昨日ちゃんと見てないからやろ!どうせ、『終わった』て
言われて確認もしてないやろ!」と
自分のところに私の怒りが飛び火し、黙る夫。
ヒロシめ…我が家のヒロシがここにいる…

ちなみに、まるちゃんのお母さんのモノマネをすると
娘は「似てるー」と喜ぶのだが、
それがどうして似ているのか考えてほしい。

「やってもできないのは仕方ない。でも、きちんとしないで
できないのはだめ。きちんと宿題しなさい。丁寧に。」

ここ最近放置していたことを反省しながら、
「お兄ちゃんと同じ学校に行きたい」と言う娘の気持ちが萎えないように
じっくりと向き合いたいと思う今日この頃である。



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