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【読書の思い出】私の本棚も

あやしもさんの記事に触発されて、私も本棚を公開したいと思う。
本棚を公開するなんて私は恥ずかしくて恥ずかしくてできないと思ったのだけれど…「えいやっ」大事ですね…。(某CMより)
人様の本棚を楽しんだのだから、自分も身を切らなくては…

かなり寄りのお写真で。
それでも雑な私の性格が溢れるお写真で。
私に自分の部屋はない。夫との寝室があるのみ。それも子どもたちと一緒に寝ているので、寝室にも本を収納しているスペースがあるが、それは子ども(娘のみ)の絵本ばかり。
私に与えられた本棚は、いわゆる納戸に設置されたIKEAで購入された本棚である。
元々は本棚すらなかった新居で、「よかったな〜」と恩着せがましく夫に言われたし、確かに感謝はしているが、定期的に本を整理するように求められ、長く本を手元に大量に収集することは認められない。(これ以上の増築は認められていない)
最初のお写真の「NANA」は結婚する時に一度整理することを求められ、売りに出したものの、やはり読みたくなって再度購入。だって、好きだから。
奥に見える「ぼく地球たま」も同じく。


「ご近所」はそれをきっかけに買ったれ!と購入。「天ない」も再購入。だって好きだから(2回目)。私のバイブルたち。ARASHIを一緒に本棚に置いちゃうあたりに私の雑さが見え隠れする。

私の本棚には最近読まなくなった子どもの絵本も一緒に収納。いつか孫ができたら読ませようと置いておくつもりの名作たち。息子や娘との思い出がたくさん詰まった絵本でもある。

続いて、息子の本棚。
(「私の本棚」ちゃうやん)
勝手に紹介してバレたらキレられる。
息子は部屋に本棚を作りつけてもらい、私よりよほど読書環境を整えてもらっている。この扱いの差よ…。

そして、息子の部屋には日本文学全集が。実家の父が、休校期間中に買い与えてくれたもの。父としてはいわゆる「日本文学全集」を買いたかったのに、私がこれを読みたいとしゃしゃりでる。
私は「源氏物語」の下巻で止まっている。
こちら、あくまで「息子のもの」であるため、私が読みたいときは息子作成の「貸出記録」に名前と返却日を書かなくてはならない。

こちらは私の本棚から奪われた、上橋菜穂子さん。他にも有川ひろさん、小野不由美さんが奪われて息子の本棚所蔵となっている。息子はなぜかカバーを外すのがお気に入り。なぜだろう。
鹿の王も奪われている。いや、上橋さんは元々私の母のだから、私も母から奪ってるやん、ていうのは息子からのツッコミ。
「母親のものは私のもの、お母さんのものは俺のもの」みたいな。ジャイアン形式の親子版みたいな。

本棚は、本当はもっと見えるところにズラーっと本が並べられているのが私の理想なのだけれど、インテリアにうるさい夫曰く「洋書が並んでいるのはいいけれど、日本の、ましてや文庫はちょっと…しかも、漫画とか…」とのことで、(あくまで夫の個人的な見解。夫がリビングに並べているバイクのヘルメットに文句を言ったら「可愛いやろ」と言うから、「それはバイクが好きな人にとってでしょ」と言ってやった。)私の大事な本たちは日の目を見ることがない。時々、納戸にこもってNANAを読み返している私。
漫画も本当はズラーっとあったのに、夫に整理を求められるので今はすっかり電子書籍になってしまった。紙のね、あの、手にとって「あ、あのページのあのシーンであの人なんて言ったんだっけ?」「あのとき、あの人はどんな表情してたんだっけ」と思い出しながら何度も読み返すのが楽しいのに…。今、娘はまさにそんな読み方をしていて、娘には許されて私には許されない、この理不尽さ。結婚ってそういうこと?
「私の本棚」から結婚生活への疑問になったところで、締めくくりたいと思う。



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