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【読書記録】酒と恋には酔って然るべき

30代•松子のゆるーい独身生活と、穏やかな恋愛模様。

日本酒好きで、一人日本酒を楽しむ松子の生活にとても好感が持てる。
私は日本酒は飲まないのだが、これに出てくる日本酒は飲んでみたくなる。
こだわりの「これ」という名酒から、手頃に楽しめる日本酒まで。
自販機に売っているようなカップ酒は、おじさんが飲むものだと思っていたが、松子が楽しんで「くぅ〜っ」なんて言って飲んでいると、
とても美味しそうなのだ。

新政n.o6という日本酒が出てきて「飲んでみたい!」と思ったのだが、ここら辺の酒屋には売っていないし、ネット上ではべらぼうに値段が上がっているのでは…と危惧して買えない。
このお酒を飲みながら松子が涙を流して感激しているところをみると、飲んでみたいな〜と思うのだが。

恋愛模様はうまくいったりいかなかったり、それでも自分のペースで自分の生活を崩さず、自分の一人時間も楽しんでいる様子の松子。

日本酒に合うおつまみなんかも紹介されていて、美味しいお酒が飲みたくなる。

日本酒は奥が深いんだなあと思いながらインスタなどで「日本酒」と検索してみるが、なかなか思うような情報は手に入れられず…
情報収集能力もないので、差し当たりこちらから得られる情報で勉強しよう。

手に入りにくい名酒はさておき、まずはカップ酒に金箔を浮かべて手頃な贅沢を楽しむやり方を真似てみたいのだが、
家でカップ酒を飲んでいたら、考えの古い夫にギョッとされそうな気もする。
そこを乗り越えてこそ、なのだが、
いちいち夫に説明したり言い訳したりしながら飲むお酒ほど面倒なものはない。
それならば夫不在の時に、と思うが
こんなご時世ではそんなチャンスが滅多にない、今日この頃である。

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