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バリを経て、マニラを経由し日本に帰国した。

まずは実家へ、そして東京の家へ。

東京は桜が満開で気分も晴れ晴れ。

青空にピンクが映える。

ほんの数日前までのヨガ修行は遠い昔に感じる程、あっという間に馴染んでしまう。

それくらい、7ヶ月前と変わらない姿がそのまま家に残っていた。

それでも自分の変化というのはあって、今はそれを楽しんでいる。

まず、東京の家に戻り驚いたこと。

部屋の導線、収納、大量の服や食器/調理器具。

なんだこれは・・と長年住んでいた部屋なのに驚愕。

一時帰国の時も同じように感じて断捨離をしたつもりだったけど、それでもまだ居心地が悪い。

3日間かけて少しずつ部屋の掃除をした。

棚からすべて出して、何度も途方に暮れながら、端から一つずつ丁寧に扱う。

こんまりの言葉を借りるなら、ときめくものだけ。

本当に必要なものだけ残し、あとは全て処分。

何足もあったピンヒールも、着心地の悪い服も、着飾るだけのアクセサリーも。

いつか必要かも、というだけで何年も手をつけていなかったタンスの肥やしも。

外からは見えない棚の奥も磨いて、見栄だけで持っていたものも捨てて、自分が本当に好きなもの、これからも大事にしたいものだけを残した。

そうすると、見事に心もすとんと落ち着いた。

掃除をしながら、目に見えない色んなことにもさよならできたようだ。

帰国したら即引っ越そうと思っていた部屋も、自分の工夫次第で別の部屋のようになった。

足るを知る。ヨガ哲学でいうサントーシャ。

数日前までは、蟻と同居し、カエルに怯えながらトイレまで猛ダッシュしていたキャラバン生活。

あの暮らしをすることはもうないだろうけど、あの日々は間違いなく生活の尊さを教えてくれた。

さて、心機一転。

捨てたことにより、心にも部屋にも新たなスペースができたから、これからどんな新しい風を迎え入れようか。

今までの選択を正解にするためにも。

さぁ、楽しみだ。


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