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【爺ちゃん!そう言うことだったんだね!】


感謝の必要性について考えさせられた日の話。

 正月、僕と妹の二人で祖父母の家に新年の挨拶しに行った。僕らが行く前に祖父が妹に「おとじ玉と成人のお祝い」を渡しに家に来たらしい。僕と妹はちょうど留守だった。その連絡を母から受け、祖父母の家へ向かったという訳。

 到着してから、神棚と仏壇にお参りをして、祖父と祖母と話していた。その話の中で、祖父が「夏になったらアワビを採ってきてくれ」と僕に言ってきた。昔、祖父が僕たち子供のために潜って採って来てくれていた。そして何回もバーベキューを祖父の家の前で行った。

 祖父には、その思い出が強いのだろう。今は病気をしてもっぱらできなくなったの尚更。

 僕は、「いやいや、まだ祖父に採ってきてもらわんと」「バーベキューもせなあかんしな」って言った。すると、普段は見せない顔をしていた。昔のことを思い出すかの様な、なんとも言えない顔。

その時思った。

 アワビを採るのもバーベーキューをするのも、すべて僕たち子供のために行っていたことなんだと。ここで「やってあげてた側」と「受け手」とでは、思い出は同じではないってことに気がついた。

 確かに、今になれば、祖父は僕たちのためにやってくれてたのだと思えるが、当時(子供)はそんな感情はなかった。子供だから感じなかったのか。でも、祖父が僕たちを思ってたことは事実である。

 ここで大事なのは、相手がどんな思いで行ってるのかを考える必要があり、たとえ考えれない年齢で、わからなかったとしても、感謝は伝えるべき。それは、もし僕たちのために行ってた場合に感謝しわすれることを防ぐためである。

祖父は時を超えて報われたのだと思う。

 感謝の伝え方は色々あると思う。素直にありがとうでもいいし、照れくさいから、モノをプレゼントするなど。


 僕は思った。必ず、奉仕者が報われるような世界になればいいな。少なくとも、自分に奉仕してくれた人には必ず感謝を伝えるようにしよう。



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