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すれ違った主婦の会話が素晴らしい日


2024年1月24日(火)

とりとめのない、今日の断片をいくつか。

被災者に3週間遅れで年賀状が届いたというニュースを見た。
災害があると当たり前のことが当たり前でなくなる、というのは実感としてあった。
例えば、電気や水が使えなくなったり。
でも、年賀状のニュースを見て、そう言えば年賀状含む郵便物も、当たり前のことだったよなと気付く。
当たり前の日常の中には、気付けていない当たり前がたくさんあるんだろう。

大人になったら苦手なことが減ると思っていた。
減るというか、苦手なことも上手いこと出来るようになる気がしていた。
親に怒られていたような、ダメなとこも減って。
でも、大人になってみてもそんなに変わらんなぁと気付く。
苦手なこと、ダメなとこはそのままだ。
自分がナマケモノなだけなのか。
もうちょっと頑張れば、もうちょっと大人になった時にもうちょっとマシになれるかな。

直接会った人から、このnoteを読んでるよと言われると読まんでえぇよと思い、読んでないよと言われると読んでよと思う。
ゲンキンなもので。

今日はオペラシティで某企画の打ち合わせをしていた(まだ詳細出てないので一応伏せておく)。
途中で、某交響楽団の某コンサートマスターの方が店内に入ってきてパスタを食べていた。
どうしても気になった。
今日コンサートなのかなとか、持ってる楽器いくらぐらいするのかなとか、妄想が捗った。
クラシックには疎いので、何故その人と分かったのかというと、東大でも教えてて、何度か話を聞いたことがあったから、というだけだ。
実はクラシックにも詳しくて〜と言いたかった。

なんとなく西郷隆盛が好きで。
西郷隆盛の『南洲翁遺訓』って名前だけ知ってて読んだことないから、岩波文庫のやつ欲しいなと思った。
帰り道にブックオフに行ったらあった(正確には、『南洲翁遺訓』を収録した『西郷南洲遺訓』)。
やった。
こういうピタリとハマる感じが好きだ。

更に帰り道のこと。
もう日も暮れた頃、お迎えの帰りなのか、子どもを連れた主婦二人とすれ違った。
「ばらの花は世田谷八幡で作った曲らしくて〜」
「えーそうなのー!」
と話していた。
ばらの花・・・?
調べたら、くるりの「ばらの花」だった。
くるり好きな上に、くるりの中でも好きな曲なのに、突然名前だけ言われると気付けないものだなと思う。
世田谷八幡宮で作った曲だったのかよ!
めっちゃ近所。
知らなかった。
調べたら、本当に世田谷八幡宮で作詞したらしい。
一番の状況とかはそのまんまなんだとか。
神社で聞いてみよう。
主婦、ありがとう。
その情報どこで知ったのかとか、くるり好きなのかとか、もっと話聞かせてもらいたかったよ。

それぞれはちょっとしたことだけど、色々ある日だった。
相変わらず体は重いけど、良い日だった気がする。

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