2024年4月12日(金)

友達が北海道旅行に出発した。
奥さんと子どもたちと。
家族旅行ってイイなぁ。
旅行は誰でも出来るけど、家族旅行は家族がいないと出来ないという、当たり前のようだけども、ものスゴい事実。

実家があんまり裕福じゃなくて、子どもの頃、限られた回数しか旅行に連れて行ってもらわなかったからか、家族旅行のことはすごくよく覚えていて、ポジティブなイメージばかりがある。
楽しかったなぁとか、あそこ行ったなぁとか、おじいちゃんいたなぁとか、アカテガニに指挟まれて泣いたなぁとか、プールに飛び込んだら思ったより深くて死にかけたなぁとか。

確か和歌山の勝浦の方に旅行に行った時に、おばが運転する車で華原朋美の曲（「I Believe」とか）が流れてて、何故だかそれが忘れられない。
当時は小室ファミリー全盛期だった。
あと華原朋美と言えば桃の天然水だった。
ヒューヒュー（20代には分からないだろうよ）。
それ以来、旅行のBGMと言えば華原朋美だし、華原朋美と言えば旅行になっている。
だから、特別華原朋美好きという訳でもないんだけど、なんだかずっと気になる存在ではあって、大人になってからあべのキューズモールで無料ライブがあった時には見に行ったりした。

今これを書きながら華原朋美を聞いていたら、「I Believe」のサビのとこって「Anytime I believe your smile〜♪」って歌ってたんだなぁと思った。
あの車内にいた小学生の僕は英語なんて分からず、なんか「Anytime」のトコが「ゼミゼミ」って歌っているように聞こえて、以来、僕の中でこの曲は「ゼミゼミの曲」になっていた。
立派にリスニングも出来るようになって・・・大人になったものだ。

やがて自分も父親になり、家族を連れて旅行に行く日も来るだろう。
どんな家族旅行になるんだろうな。
その時は僕も車内で華原朋美をかけてこの想いを次世代に伝えていきたい・・・とは思わんけど、車内でかかっていた曲みたいな何気ないことを、なんとなくいつまでも覚えているような、そんな家族にとって良い時間を作れたらなぁと、ぼんやり思ったりする。

友達の北海道旅行も、良い想い出になりますように。
気を付けて。

さぁ、週末だ！