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ビジネスパーソンがマインドフルネスを始めると良い7つの理由(1)

はじめに

はじめまして、公認心理師・臨床心理士・マインドフルネス講師の小林亜希子と申します。

最近、ビジネスパーソンの方にもマインドフルネスをお伝えする機会が増えてきました。そのため、なぜビジネスパーソンの方がマインドフルネスを始めるとよいのかについてまとめていきます。

スティーブ・ジョブスや、ビル・ゲイツなどの著名人、Google、Yahoo!などの有名企業がマインドフルネスを社員教育に取り入れています。よさそう!というのは知っていても、どのような効果が具体的にあるのかについて詳しく知っている人は多くはない印象があります。

以下に、ChatGPTによるまとめを示しながら、自分の体験も交えて解説していきたいと思います。これらの効果は、エビデンスレベルでは、すべて効果があるとして科学的に証明されています。
これを読んだら、皆さんもマインドフルネスを今日から始めたくなるはずです!

7つの理由を前後編で書いていきます

マインドフルネスの効果その1 ストレス軽減:

Stress Reduction

マインドフルネスはストレスを軽減する効果があります。ビジネスの世界はしばしば高いストレスを伴いますが、マインドフルネスによって感じるストレスの程度を下げ、より平静な心を保つことができます。

ChatGPT

自分の体験:ストレスが減るというよりも、ストレスに対する関わり方が変わります。どうにか変えないといいけないと思ってコントロールしようとしたり、誤ったストレス対処(お酒、スマホ、タバコなど)に過度にハマらないようにになったりします。

ストレスがある時は、ストレスがあるということにマインドフルネスで気づくようになります。どこで気づくかというと、体の変化に早めに気づくようになります。あ、頭が痛い、肩が凝っている、足がだるい、そういった早期の不調に気づいて、対処できるようになります。マッサージに行く、ストレッチやヨガをする、早めに休む、ごろごろする時間をとるなど。

そのため、対処可能であるという自己効力感がますように感じています。これは、MBSR(マインドフルネス低減法)の受講者もよく感想でおっしゃってくださいます。

ストレス低減で得られる落ち着きや平静さこそ、緊張感を伴うビジネスシーンでも役立ちます。

マインドフルネスの効果その2 集中力の向上:


focus

マインドフルネスは集中力を高めるのに役立ちます。日々の業務において、集中力が向上することで、より効率的に作業を進めることができるようになります。

ChatGPT

自分の体験:集中力は、呼吸瞑想などによって格段にアップする実感があります。集中できる時間が長くなり(ADHD傾向あるので過集中なのかもですが)、仕事を終わらせる速度が速くなりました。集中している最中は、気がそれずに仕事を続けられます。途切れてくるとSNSや、インターネットサーフィンをしてしまうようになるので、その際は休むようにするなどしています。

集中力が一定時間途切れなくなることで、執筆活動ができるようになったり、文章を書くことが楽しくなりました。本が書けたのは自分でも驚きでした。

また集中力が一番高いのは、午前中と気づいたので午前中に集中力が必要な仕事はするようにしています。仕事前に瞑想を短時間でもするとさらに集中力が高まります。

講座受講者の方も、一定数集中力の高まりを報告してくれる方がいらっしゃいます。

「集中力」高まることで、生産性が向上することが、ビジネスパースンにとっての効果です。

マインドフルネスの効果その3 意思決定能力の向上:


decision making


マインドフルネスは意思決定能力を高める効果があります。落ち着いた心で物事を考えることができ、より良い判断ができるようになります。

ChatGPT

自分の体験:マインドフルネスを実践していると最中に、「次はこれをやろう」「次に大切なのはこれだ」という洞察が得られることがあります。色々な頭のぐちゃぐちゃが整理されて、ぽーんと解決策がでてくるような?そんな感じがあって、日々成長している気がします。もちろん一直線に成長するわけではなく、失敗もあり、そこから学ぶというようなプロセスももちろんあります。

マインドフルネスを実践してから、「次は英語をやろう!」「マインドフルネスを極めよう」と思いアメリカ留学したり、「マインドフルネスで起業しよう!」「よしNPOにしよう」「しかし1人でやらずみんなとやろう」「私の次の課題は人間関係のパターンの問題である」といった洞察に導かれて今の人生を送っています。もちろん、やりすぎたり、疲れすぎたり、時期尚早だったりと微調整は必要なのですが、ミッション、バリューがはっきり感じられてあまりぶれなくなりました。

「次に本来自分がやるべき仕事が明確になる」これがビジネスパースンにとって役立つでしょう。

重要な意思決定前は、長時間瞑想することにしています。キャンプも同様の効果があるので、キャンプでのひらめきは大切にしています。スノーピークの山井社長は重要な意思決定の際には、キャンプするそうです。

重要な意思決定ができるということは、ビジネスパースンだけでなく、経営者や、医療関係者にも、重要な意義を持ちます。そのため、多くの著名な経営者がマインドフルネスを日々の実践に取り入れているのです。

特に理系の方は、エンジニア出身の著者が書いたこの本は必読書です↑理屈が分かりやすく明確です。

マインドフルネス心理臨床センターPPTより

おわりに

前半では、この3つの効果について述べてきました。ビジネスパーソンにとっての効果もご想像いただけたのではないでしょうか。VUCA、そして日々の忙しい業務の中で、マインドフルネスを取り入れることで、業務過多やマルチタスクによる燃え尽きを予防し、より健康で、生産的で、満足のいく職業生活を送ることが可能になっていきます。


マインドフルネス心理臨床センターPPTより

後半はこちらのテーマを予定しています。

感情の管理

クリエイティビティの促進

自己認識の向上

人間関係の改善

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