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【聞く力を育むために大切な要素④  音を◯れ、そして◯◯せよ】


子供の聞く力を育むためには

まず教師の話し方
話す内容を
変えなければいけない。

そんな話をしてきました。

今日がその最終回になります。

今日 発信 することは
おそらく僕が、 Tossで学び始めてから最も意識するようになったことだと思います。

それは指示を出したり 説明をしたりする時には

語数

音を削るということです。

長い指示になればなるほど
子供たちは分かりません。

これは大人も全く同じです。

1950年代にミラーという人が提唱した
記憶に関する論文があります。

その論文の中に
マジックナンバーという概念が出てきます。

人は一度に記憶できる単語が

5こ〜9こである。
それ以上は、入っていかないということです。

さらに、発達障害がある子供にとっては
この記憶できる言葉の数は、極端に少なくなります。

さらに多動性 衝動性の強い子供は基本的には最後の言葉を記憶するので、精一杯です。

だから、

ノートを
一号車から、
先生のところに
持ってきなさい。

と指示を出したときに、 

持ってきなさいだけが、

脳に残り、
3号車の子が、教科書を持ってきたりするわけです。

とはいえ、
上記のような指示は

日常僕たちは、当たり前のようにします。

もっと複雑なことを伝える必要もあります。

だから、

あの手この手で、

【確認】

をする必要があります。

そういった確認をしっかりとすることも、実は

この先生の話を聞くようにしよう。

さらに言えば、

大人

の話を聞くようにしように、繋がっていくのだと思います。

音を削る。
そして、確認をする。

決して簡単なことではありませんが、心したいと思っています。

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