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サラリーマンです。好きなカルチャーとかサービスとかをネタにぼちぼち書いていきたいと思い…

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サラリーマンです。好きなカルチャーとかサービスとかをネタにぼちぼち書いていきたいと思います。

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  • 読書記録

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2023年出会えてよかったもの

今年も備忘録として書きます。が、感想書いてる暇がないので割愛!笑 映画 58本見たらしい。去年は57本だったので、ほぼ同じペース。映画館に足を運んだ回数は例年より多い気がする。 パンチドランク・ラブ 意味わかんなくて大好き https://filmarks.com/movies/32518 少年の君 一番泣いた映画 https://filmarks.com/movies/85106 aftersun よかった https://filmarks.com/m

    • 「紛争地で「働く」私の生き方」の衝撃

      本書を一気に読破し、気持ちが落ち着いた時に思ったことは、こんなに信頼できる人、そして言葉はないということだ。 日本にいたら紛争地域と関わらないこともできる。むしろ関わらない方がマジョリティであり、それゆえ、平和に、安全にに生きていくことがかなりの確率で保障されていると言っていいだろう。 普通の人であれば、この紛争地域を自分ごと化できる方が難しいかもしれない。 著者を突き動かし続けている根本は、時折文章から滲み出る、著者の社会に対する「強い怒り」や「憤り」ではないだろうか。

      • 2022年出会えてよかったもの

        今年も備忘録として書きます。 振り返ってみると、今年は本や映画といったエンタメでの新しい出会いは意外と少なかったです。おそらくオフラインで遊んだ時間が長くなったからですね。 映画 57本見たらしい。印象に残ったものの中には、今年公開の新しい映画は入らなかったです。 コナンは面白かったけど!! さがす 強烈にいい女優を見れるだけでなく、素晴らしいエンディングには言葉が出ないです。 Helpless だいぶ古い映画ですが。この作品でデビューした青山真治監督は今年の3

        • AIについて考えることは、即ち人間について考えることである

          AIについて考えることは、即ち人間について考えることである。 本書を読み終えて、いかに私たちが、私たち自身について知らない、あるいは、定義をできないことが多いかを思い知らされた。 たとえば、私たちを知的たらしめている一つの能力として「無視する能力」がある。日常生活において、その場において重要ではない情報を無視することができるおかげで、さまざまなことを柔軟に対応することができているのだ。 また、AIに対する私たちの態度も非常に面白いテーマだ。人間だと許せることでもAIだと

        2023年出会えてよかったもの

        • 「紛争地で「働く」私の生き方」の衝撃

        • 2022年出会えてよかったもの

        • AIについて考えることは、即ち人間について考えることである

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          7本

        記事

          日常で面白いを生産する才能

          オモコロのライターたちが好きだ。 目の付け所と何事も面白がろうとする力が天才的なのだ。 岡田さんもその一人だ。彼は、おそらく私と変わらないであろう日常の中で、誰も考えつかないようなことに疑問を抱く。そしてそれを追いかけ続ける執念が普通ではない。 誰が取扱説明書に登場するドコモ太郎の人生をたどろうと思うだろうか、機関車トーマスの事故回数を数えて安全報告書を作ろうと思うだろうか。 それらをリズミカルに、読みたくなる文章に乗せて、読者に届けてくれる。 日常で面白いを生産し、届

          日常で面白いを生産する才能

          この世界はもっと驚きに満ちている。森田真生さんと散歩をしながら思ったこと

          森田真生さんという、数学の研究者がいる。私は彼が書く本が大好きで、(たぶん)全ての著書を持っている。 「大切なものは目に見えない」とよくいうけれど、森田さんは、この世界との対話を通して、その大切なものを見つめ、時にはそれを掴む力がある人だ。 この世界は、私たちが想像するよりも、たくさんの驚きに満ちていて、美しく、そしてかけがえのない一瞬の積み重ねであることを気づかせてくれる。 目の前のものや目の前の人に心を開き、この世界と繋がる糸に触れ、束ね、紡いでいけば、森田さんと同

          この世界はもっと驚きに満ちている。森田真生さんと散歩をしながら思ったこと

          子どもを持ち、新しい人生に出会う

          岡田さんの文章はこんなに力強かっただろうか。 前著を読んだのはだいぶ前だから、もしかしたら全然変わっていないのかもしれないが、たしかに、言葉に強い芯のようなものが宿っているように感じた。 そうだとしたら、間違いなくこの本で描かれている"子どもを持つこと"がそうさせたのだと思う。 いままで自分のために流れていた1分1秒の時間が、誰かのものとなっていくだけでなく、輝き出していく。この本は、そんな時間の積み重ねが、子どもへの手紙というかたちで、愛と優しさを持って描かれたエッセイ

          子どもを持ち、新しい人生に出会う

          さかなクンはいかにしてさかなクンになり得たのか

          『さかなクンの一魚一会』 著者:さかなクン さかなクンの自伝書。 さかなクンがいかにしてさかなクンになり得たのかがよくわかる。 「好きなことを仕事に」とか、「好きなことに没頭させるのが一番」とか、よく聞くようになったけれど、その究極の1人であるさかなクンから学べるのは、親がそのように育てようと思うと相当な覚悟がいるんじゃないかということだ。 子どもの教育には、環境が大事というけれど、それはもちろん周りの友達や学校環境はもちろんだが、特に彼の場合は彼の家族の影響が大きい。

          さかなクンはいかにしてさかなクンになり得たのか

          星野源さんへ、貴方の文章にとても勇気をもらいました。

          星野源のエッセイを読んだ。 そして後悔した。というより、怒った。 なぜ今日まで誰も、私にこれを読めと勧めてくれなかったのだと。 最初に「そして生活はつづく」を読み、私はあまりにびっくりして、急いで他の本も全部ネットで買った。なんて人なんだ、この人は・・・ 私まで、何か書かなきゃという衝動に襲われ、このnote に向かっている。別に誰かに読まれることを期待しているというよりかは(無論本人に届いて欲しいという欲望は全くなく、むしろ、届いて欲しくない)、星野源という表現者に対して

          星野源さんへ、貴方の文章にとても勇気をもらいました。

          2021年出会えてよかったもの

          今年も自分用の備忘録として書きます。 2020年のはこちら。さっき見直してこんなこと考えてたんだな〜という気づきがありました、いいですね。 ラジオ・Podcast今年は「ゆる言語学ラジオ」にハマりました。内容が面白いのはもちろんなのですが、パーソナリティ2人のキャラクターが最高で、いつも1人で笑いながら聞いてます。 映画今年は42本見たらしい。去年と同じくらい。なかでも好きだった作品を3つ 息の跡 ついに見れた小森はるかの作品。めちゃくちゃよかった、、 こんなに凄ま

          2021年出会えてよかったもの

          2020年出会えてよかったもの

          2020年に出会えて良かったと思うものを振り返り、備忘録的に記載します。 COTEN RADIO 文句なしの素晴らしいコンテンツで、本当にお三方を尊敬します。 Off Topic テック系の情報を提供してくれるpodcastで、知識があるお二人なので安心して聞いています。 Lobsterr Letter週一回メールでレターが届き、雑多なネットニュースとは少し異なる時間、視点、丁寧に編まれたストーリーに、日々情報過多で溺れそうになりかけている私はいつも救われています。

          2020年出会えてよかったもの

          わからなさとエヴォみ、そして想像力の欠如について

           最近Takram Castの過去回でエヴォみについての話を聞いて、いろいろ思うところがあったので、思考の整理のためにつらつらと書いてみる。 Takramメンバーがドミニクチェンさんと、「解釈」を誘う、「行為」を誘う、「参加」を誘うという3段階のエヴォみの話をしているのだが、これもわかるようで完全にはわからない概念ではあるが、非常に面白かった。 わからない余白が子供たちの心地良い場所にさせる、わからないようにデザインされた演劇、客観的データを挿入してわからないことを認識させる

          わからなさとエヴォみ、そして想像力の欠如について

          好きなもので自分を語ろうと思う

           初めまして、Chinamiといいます。noteをアウトプットの場として試してみようと思い立ち、自己紹介を書いてみようと思ったものの、なかなか筆が進まない(文字通りではない)ので、自分の好きなものについて語ってみる。好きなものを語ることでもなんとなく人となりがわかるんじゃないかと思う。  普段自己紹介も苦手だし、好きなものを語ることもあんまりないので、言語化することで得られるものは大きいかもしれないと信じて、自分のために書いてみる。  村上春樹の『雑文集』の序文にこんなもの

          好きなもので自分を語ろうと思う