『さかなクンの一魚一会』
著者：さかなクン

さかなクンの自伝書。
さかなクンがいかにしてさかなクンになり得たのかがよくわかる。

「好きなことを仕事に」とか、「好きなことに没頭させるのが一番」とか、よく聞くようになったけれど、その究極の1人であるさかなクンから学べるのは、親がそのように育てようと思うと相当な覚悟がいるんじゃないかということだ。

子どもの教育には、環境が大事というけれど、それはもちろん周りの友達や学校環境はもちろんだが、特に彼の場合は彼の家族の影響が大きい。

個性を認めるだけでなく、それが強みになるように支え続けた家族の姿に思わず涙してしまった。

彼は彼のままでいいと大人になるまで信じ続け、また、彼の個性を失わないように周りの声に耳を傾けない強さ。
普通はできるもんじゃない。
本当にすごい。

映画、さかなのこも見に行こう