最近ベッドに寝転んでから、
すぐ寝られなくなった。

もしかしたら今までが異常だったのかもしれない。
ベッドに横になった瞬間眠りに落ちるっていう。

眠りに落ちるまで何をしているかというと、
自然と今まで出逢ってきた異性のことが頭に浮かぶ。

あの人元気にしてるかなとか、
あの人とは会いたくないなとか。

今日は、春になる前に出逢った人のことが頭に浮かんだ。

元気にしているだろうか。

あなたを思い出すときは
いつもこの曲を思い出す。
Heavenlyも好きだけど、Sunsetzのほうがしっくりくる。

会ったのは全部で3、4回だけど、
どの日もはっきり覚えていて。
どの日も儚く美しかった。

はじめて会った日。
あなたはすごく緊張していて、少し興奮気味で、
でも私を見るたび、綺麗。って言って照れていた。

紳士的で、でもちょっと変わっているとこが私と似ていて、
背が高くて、ほんとにアメリカ帰りたてみたいな雰囲気で。

4時間も、日が暮れて夜になるまで一緒にスタバで話していた。

とっても楽しかったし、
あれ、もしかしてこの人なのかななんて
自然と、この人とこれからもいたら楽しいだろうなと
想像している自分がいた。

あれ。もう何回目の時か忘れてしまったけど、
あなたと雨が降るの夜に
あの曲を流しながらドライブするのが
すごく印象的で、映画のワンシーンにいるようで、

このままどこまでも、
ガソリンが切れるまで走っていたかった。

ももいろの朝焼けが見えるまで
ずっと一緒にいたかった。

そのくらいあなたと一緒にいた時間は
幸せだったよ。

また逢いたいけど
あなたは闇に生きると決めてしまって、
夢の中で生き続けると決めてしまった以上は
これ以上わかりあうことはできないの。

あなたの世界に浸りすぎると
わたしは光を失ってしまって
戻ってこれなくなってしまうから。

ほんとうにあなたが、
心の底から光を望んでいるのなら、
わたしはあなたを助けたかった。

でもあの時は
あの時以上にできることはなかった。

あなたも光に向かうことを
望んではいなかった。

だから後悔することはないし、
あの時に戻りたいとも思わない。

ただ思い出の中に、
儚く、美しく、大切に残っている。

スキー場に行って、
偶然にもライトがスポットライトのように
わたしたちを照らして、
まぶしい満月さえも顔を出して
照らしてくれた、だれもいない駐車場で、
ふたり思いのままに
一緒に踊ったの、楽しかった。

今は、前より元気になってたらいいな。
少しでも、ありのままのあなたで
生きられてたら、嬉しいな。

全てがほんとうにかけがえのない時間で、
切ないけど映画のように美しかった。

これでやっと、Heavenlyがお似合いで。