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卒業制作日記①(テーマの決め方からリサーチまで)

こんにちは。
ある美術大学でデザインを専攻していました、Miokoです。
先日、卒業制作展が終わり大学を卒業することができました。

数回かに分けて、私が卒業制作でやったことを記事に残そうと思います。
これから卒制に取り組む方の参考になれば幸いです。

1.テーマってどうやって決めた?

私の場合、卒業制作のテーマは自分の経験とその経験から気になっていたことをテーマにしました。
具体的なテーマは「不登校」。
それをテーマにしたきっかけは、私の小学校から高校まで「隠れ不登校」だったことです。
私は長年、学校のシステム(授業形態など)が合わないことが原因で、「学校に通うのが嫌だな」と心の中で思っていました。それに加え、自分の気持ちを表現することが苦手というタイプで、「やめて」すら言えない子どもでした。
そんな経験から、不登校や学校が合わないと感じている子どもに興味を持っており、いつかは不登校問題に取り組みたいと考えていました。
(「隠れ不登校」とは簡単に言うと、教室には登校して1日授業は受けれるけれど、心の中では学校を休みたいと思う状態のことです。)

2.リサーチはどんなことしたの?


不登校のことについて知るため、以下のことをしました。

①不登校に関する論文を読む。
②日本財団がまとめた不登校に関する調査結果を分析する。
③自分でフリースクールを調べ、取材・体験のアポイントを取る。
→ネットや本で情報を得ることはできますが、自分の言葉で得た情報を話せるまで理解するのは難しいと思います。提案をするには得た情報を理解できるように、自分の理解できる表現に置き換える必要があると思います。そのためには、自分で足を運び見聞きすることがとても重要だと思います。
④フリースクールの説明会(フリースクール入会希望の保護者対象)に参加する。
⑤フリースクールでボランティアをさせていただく。
→自分がターゲットにしている人を知るためには、直接関わることが必要だと思いました。現在はコロナ禍で難しいかもしれませんが、あきらめないで一度相談してみることをお勧めします。

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