20190710タイトル

社会をとらえ、未来を変える!『武器としての世論調査』ってどんな本?

ぼくが書いた本、『武器としての世論調査』の紹介です。これは世論調査だけでなく、選挙に関する発見をめいっぱい詰め込んだ本なんです。

今の社会を一緒に眺めてみませんか? そしてもしも可能なら、変化をもたらしてみませんか?

⭐世論の動きを追う⭐

世論調査についてはさまざまな疑問が飛び交っているようです。調査はきちんと行われているのか、世論を忠実に反映しているのか、そもそも世論とは何なのか……? 1000件以上の調査を分析してきた著者が回答を試みます。

また、各社が実施した全ての世論調査を平均にかけることで、支持率の変化をかつてない水準の精密さで描きました。

そこから見えてきたのは、政党支持率が国政選挙の時に急上昇する「選挙ブースト」という現象です。過去にも「普段の時と選挙の時の政党支持率は違う」ということは肌感覚で認知されていました。しかし精密なグラフを描くことによって、それがどのように起こるのかということをはじめて明らかにしました。

なお、グラフの最新情報はみらい選挙プロジェクトのTwitterでたびたびこんなふうに更新しているので、ぜひ見てくださいね!

⭐政党の地盤を見る⭐

日本といっても、そこに住む人たちは均質ではありません。関東と関西では言葉のずれや食生活のずれがあります。文化だってずれています。

選挙もまた例外ではなく、政党ごとに、強い地域と弱い地域があります。例えばこの記事では、各政党の得票率で日本地図を塗分けてアニメーションを作りました。今はもう、こんなこともできるようになったんです。

本ではそうした地域の偏りが形成した経緯や理由も考えていきます。今後どうなっていくかということも、ある程度の見通しを伝えます。

⭐情勢を読み込む⭐

大きな選挙の時、報道各社は世論調査や取材を通じて、どの候補が当選しそうなのかを探ります。結果は、結果は「優勢」「接戦」「苦戦」などといった「情勢表現」をもちいて報じられるのが慣例となっています。

それぞれの情勢表現で報じられた候補者は、選挙の結果、どれほどの票を得られていたのでしょうか? それを大量に調査すれば、選挙結果にもとづいて情勢表現の優劣を知ることができそうです。本では100個以上の表現についてそれを行い、一覧を作りました。また、より細かな情勢の読み方も解説しています。

第25回参院選でも、ここで選挙区ごとに各社の情勢表現をまとめました。接戦の選挙区に注力したり、当落線上にいる候補に票を集めたりする意図です。多くの人から声援を受けつつ、最後まで更新をつづけることができました。

⭐その他のテーマ⭐

「投票率の急落はなぜ起こったのか?」というような重要なことから「人工知能で未来の支持率は予測できるのか?」といった話まで、いろいろ収録しています。本の流れは一応ありますが、ところどころ飛ばしたり、興味のあるところを最初に見たりしても、おおむね大丈夫な構成になっています。

⭐前書き・後書き・書評⭐

本の前書きはここで公開されています。雰囲気を感じてもらえたらうれしいです。

枝野さんからいただいた書評はここで読むことができます。

本には掲載しなかったもう一つのあとがきをここで公開しています。なお、本来のあとがきは、本でしか見られません*(๑˘o˘๑)*

こちらは『人権の経済システムへ』の著者であるishtarist氏からいただいた書評です。ぼくがこめたかった「また一つのメッセージ」を読み解いていただきました。


●新書版(本)

●電子版(Kindle)

もし、この本がこれから社会と、これからの社会を生きるあなたにとって、なにか少しでも寄与するところがあれば、とてもうれしいです。

Twitter : はる/みらい選挙プロジェクト@miraisyakai
Facebook : 三春充希(みらい選挙プロジェクト)
note: みらい選挙プロジェクト情勢分析ノート

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三春充希(はる) ⭐みらい選挙プロジェクト

社会を変革する手段としての正確な政治情勢分析を、誰からも独立して探求しています。著書に『武器としての世論調査――社会をとらえ、未来を変える』(ちくま新書)。自由にフォローしてください。Twitter: https://twitter.com/miraisyakai

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