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キャッシュフロー活用法(その1)|会計基礎知識

こんにちは。かきもとみさです。

こちらの記事で、「キャッシュフロー経営」の考え方は非常に大事だということ書きましたが、本日は「キャッシュフロー活用法」について書き留めておきたいと思います。

こちらは以前、ミラサポplusという中小企業支援サイトへの掲載をした記事をベースにしたものです。

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「利益」と「キャッシュ」は、似て非なるもの!

「利益は意見、キャッシュは事実」。これは、長年ソニーのCFOを勤めた伊庭保氏の名言です。 

損益計算書に表れる利益だけでは企業の財務体質を見抜くことは難しく、またどのような利益を基にした経営指標で事業を評価するのかは経営者が自分の意見で決めることができてしまいます。

一方、キャッシュは「会社にいま、金がどれだけあるのか」という事実をそのまま表すものです。

「黒字倒産」という一見矛盾した言葉の存在自体が、利益だけに着目する経営の危険性を示しています。

良好な状態を表すはずの「黒字」という言葉に続く、最悪な局面を表す「倒産」。

これを回避し、財務状態の安定を目指すには、キャッシュフローへの着目は欠かせません。

貸借対照表・損益計算書は15世紀から存在し、様々な変遷を辿って現在の企業会計を形作っているものです。

一方、キャッシュフローが生まれたのは、2000年前後の会計ビックバンの時期であり、たったの17年程度しか経っていません。

今後は、いま活躍する人たちがキャッシュフローの歴史を刻んでいく時代が到来します。

特にこれからは経営者がキャッシュフローへの理解を深めるだけでなく、実務で活躍する従業員にもキャッシュフローを意識させる仕組みをどんどん開発することで、全社でのキャッシュフロー経営を目指すべきです。

そのひとつの手法として、今回は「評価基準に取入れること」を挙げたいと思います。

評価にキャッシュフローを活用するということは、従業員に「キャッシュフロー最大化へのインセンティブを働かせる」ということに繋がります。

具体的な手法を次回の記事に書きたいと思います。


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