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マルチバースリナクト再調整《スタンダード》

回せば回すほど、味がして反省もする素敵なデッキ、マルチバースリナクト。 諸々の反省を活かして更なる調整をした結果、以下のようなレシピになった。 どうしても2ターン目に2マナが必要なので、ファストランドを計10枚採用した。また、アグロが無理すぎるのでワンチャンを捻り出すためにメインに《集団失踪》を入れた。本当はサイドにもう1枚欲しいのでもう少し調整を重ねて結論を出す。 《ヴォーデイリアの冒涜者、ヴォハー》がこのデッキにベストマッチした。ルーティングができるし、何より墓地のイ

    • マルチバースリナクト《スタンダード》

      現在の環境で私が擦りまくっているデッキが一応納得のいく形になったので改めて紹介する。 デッキ名も定まっていなかったので、キーカードである《犯行現場の再現/Reenact the Crime》と《多元宇宙の突破/Breach the Multiverse》から名前を借りてマルチバースリナクト/Multiverse Reenactと名付けた。 やはりデッキには名前が必要だ。子供っぽいくらいが丁度いい。 レガシーのANTに見習ってハンデスをメインに8枚採用した。 アグロは相変わら

      • 青黒リアニコンボの調整

        先日の青黒リアニを少し調整して、より強く早く戦えるデッキに近づけた。 それが以下のレシピだ。 やはり除去は4枚取る必要があるが、それが《喉首狙い》がベストであるかはまだ決定していない。 《異世界の凝視》はかなりいぶし銀な活躍を期待できる。 諜報というところが非常に優秀で、《犯行現場の再現》の"このターンに"という条件に合わせるように、吊り上げるカードをデッキトップ又は2枚目に積むことができる。 この2枚目というのがキモで《地底街の下水道》と組み合わせることで重要な場面が生ま

        • 青黒リアニコンボ《スタンダード》

          新セットのカルロフ邸殺人事件が発売されスタンダードの環境も変わりつつある。 そんな中私が注目していたカードが《陰謀の解明者》と《犯行現場の再現》であった。 イクサラン発売直後の環境では《もがく出現》で墓地活用して遊んでいた為、これは2枚看板になるとワクワクしていた。 しかし《陰謀の解明者》について良好な相棒は《多元宇宙の突破》であった。 従来の形よりパーマネントカードが減少したことにより、《もがく出現》の達成条件から少し遠ざかることになったため、いっそ抜いてしまうことにし

        マルチバースリナクト再調整《スタンダード》

          ギャラクシーカスケード

          今流行りのギャラクシーカスケードというデッキにこころぴょんぴょんしたので私も組んで遊んでいる。 いろんなレシピを漁った結果、たどり着いた私なりの答えが以下のレシピだ。 多くのレシピには《頂点壊滅獣》が採用されているが、私はそこを疑った。《頂点壊滅獣》は確かに強力だが、ほぼ《創造の技》でしか出ないカードを入れる必要があるのか?《引き裂かれし永劫、エムラクール》だけでいいのでは?と常々思っていた。 そこで思い切って不採用にして、《大渦の放浪者》でも引っかかる《原初の征服者、エタ

          ギャラクシーカスケード

          毒デッキの歩き方

          私が魅了されてやまない毒デッキについて、現段階で擦り続けて得た経験値を文章ににして残すことにより後続の各人に役立てていただきたい。 需要があるかは知らないけど、これを読んで一人でも毒に興味を持ってもらえたら幸いだ。 ちなみにここで話す内容は私が愛用している下のデッキについてであり、セレズニアカラーの毒アグロでは無い。 1.毒デッキってどんなデッキ? 毒を10個与えるデッキだろ。と言われればその通りなのだが、そもそも毒デッキはアーキタイプで分別するとどのタイプにあたるのだろう

          毒デッキの歩き方

          《スタンダード》スゥルタイ毒

          エルドレインの森が発売されてスタンダード環境が改善されたようでなによりです。 そんな中私が愛用しているのが毒デッキ。そう毒デッキなんだ。 エルドレインの森どころか機械兵団の進軍のカードすら1枚も採用していない時代に取り残されたデッキである。 完全なる統一が2023年2月に発売されて以来、一人で毒を擦り続けた。故に毒デッキの運用方法ならそこんじょそこらのプレイヤーから頭一つ突き抜けている自負がある。 この度完成した毒デッキがこちら やはりというか《敬慕される腐敗僧》が非常

          《スタンダード》スゥルタイ毒

          《レガシー》ティボルトコンボ

          少し前、レガシーの大会の記事を見ていたら、《ティボルトの計略》が入った脳筋コンボまっしぐらのデッキを見かけた。 現在にもこんな馬鹿がいたのかと、甚く感動した私はそのデッキを少しアレンジして遊んでいる。 そのレシピがこちら 本家との違いは《精神の願望》を減らしたことと、なんと言っても《原初の征服者、エターリ》を抜いて《引き裂かれし永劫、エムラクール》が入っていることだ。 おそらく《原初の征服者、エターリ》は《大渦の放浪者》から捲れることを見越しての採用だろうが、エターリより

          《レガシー》ティボルトコンボ

          《レガシー》《精神の願望》ストームの長短

          昨日形にしたMDT又はデザイアストームの長所と短所がはっきりしたのでそこも書き残す。 ・長所 これまでは《ライオンの瞳のダイアモンド》+《冥府の教示者》を唱える場合、ストームが十分の時を除き残りマナが最低5必要だった。 だがこの型ならば、手札に《精神の願望》か《出現の根本原理》があることが前提になるが、残りマナが4で足りる。 手札からマナ加速を経て《精神の願望》を唱える場合、対戦相手はマナ加速にこそカウンターを当てる必要があるのだが、見極めるは困難。 《むかつき》と違っ

          《レガシー》《精神の願望》ストームの長短

          《レガシー》《精神の願望》解禁によるストームデッキ

          《精神の願望》がやっとレガシーで解禁になったので早速デッキを構築した。 基本的には既存のANTの骨組みを利用するのだが、マナの関係で当然《むかつき》は採用できない。 参考にしたのはヒストリックのコンボデッキ。このデッキは《ミジックスの熟達》を利用して墓地の《精神の願望》や《出現の根本原理》を唱えるのが基本ルートになっている。 ANTとヒストリックのデッキをブレンドしたデッキがこちら 粗削りだけど形にはなった。 特にサイドは超テキトー。 《Ad Nauseam》+《Te

          《レガシー》《精神の願望》解禁によるストームデッキ

          《レガシー》青黒リアニメイト:ヨーリオン型

          リアニメイトデッキを弄るのが最近のマイブームである。 そんな折に指輪物語で登場してレガシーで活躍しているらしいカードの情報が耳に入ってきた。 それが《サウロンの交換条件》と《ロリアンの発見》だ。 特に《サウロンの交換条件》については《渦まく知識》と併せて使えばリアニメイトなら最大活用できるのでは? さらに沼サイクリングである《カザド=ドゥームのトロール》なら墓地にデカブツを落としながら土地を探せる。まさにリアニメイトの為にあるようなものではないか。 この辺りをリアニメイト

          《レガシー》青黒リアニメイト:ヨーリオン型

          ギャランドゥの意味について

          本日 2023年6月14日にNHKラジオでギャランドゥの意味ってなんだろうね?みたいな話題があった。 最後まで聞いていなかったので、最終的に正解がでたのかは知らないけど、私の知る限り最も正確な情報を残す。 1995年10月23日放送の『伊集院光のUP'S 深夜の馬鹿力』内の「イジュウインターネット」というコーナーにおいてギャンランドゥの意味を調べることになった。 一番詳しい人に聞くために西城秀樹が所属する、というか西城秀樹が立ち上げた芸能事務所であるアースコーポレーションに

          ギャランドゥの意味について

          EDH《樹の神、エシカ/虹色の橋》

          私が数年前から愛用しているEDHデッキを紹介する。 ジェネラルはエシカというか《虹色の橋》。3年くらい回しているけど一度も《樹の神、エシカ》で出したことが無い、というか表面のイラストすら見ていない気がする。 前置きはここまでにしてまずはレシピをご覧あれ。 ジェネラル:《樹の神、エシカ//虹色の橋》 土地(71) 《平地》 《島》 《沼》 《山》 《森》 《アゾリウスのギルド門》 《イゼットのギルド門》 《ラクドスのギルド門》 《ゴルガリのギルド門》 《セレズニアのギルド門

          EDH《樹の神、エシカ/虹色の橋》

          私がどのようにしてガチEDHに嫌気が差し、そして独楽やソルリンまでデッキから抜き出したのか

           皆さんご存じの通り、MtG(マジック・ザ・ギャザリング)にはEDH、現在では統率者戦と呼ばれる遊び方がある。  大雑把に説明すると、ジェネラルを決め、それに一致するカラーのカードのみで100枚のデッキを組んで主に4人で戦う遊び方である。  デッキ構築の自由度が途方もなく幅広いため、マイナー部族の博覧会を開いたり、デッキ全てをFoilにして自慢したり、ストラテジーゲームの様な一進一退の殴り合いを仕掛けたりできる。その一方で勝利をとことん追及して、コンボで対戦相手全員を一度に倒

          私がどのようにしてガチEDHに嫌気が差し、そして独楽やソルリンまでデッキから抜き出したのか

          青白コントロール調整日記      ~エスパーコントロールに変更~

          青白では対応できる幅に限界を感じたので、黒というか《虚空裂き》を採用した。副産物としてサイドに《強迫》を取れるようになった。でもこのデッキに必要かどうかはこれから調整を重ねていく。 とりあえず現在のレシピがこちら 今回の発見が《シェオルドレッド》。消耗戦を仕掛けた末のフィニッシャーとして優秀だった。 相手の墓地の枚数を参照するため、時には無理やり《廃墟の地》を起動して条件を満たすこともある。 追放するカードが多いこのデッキとは相性が悪いこともたまにあるし、何より相手のデッキ

          青白コントロール調整日記      ~エスパーコントロールに変更~

          青白コントロール調整日記

          これは私がスタンダードで青白コントロールの復権を果たすための記録である。最終的には無理でしたという結果に終わるやもしれない。 機械兵団の行進のスポイラーを流し見していたところ、2枚のカード《太陽降下》と《方程式の変換》に目がとまった。 全環境で覇権を握っていたグリスシスミッドレンジや新環境で暴れそうな緑絡みのビートダウンに有利なカードである。 これまで長い間虐げられてきた青白コントールの時代が来るのでは、と浮足立つ私はとりあえずデッキを組んでFNMに臨んだ。 その時のレシ

          青白コントロール調整日記