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三島勤務。一年生! ー椎野

三島に関わる人たちのアドベントカレンダー2020

なんか面白そうだなあ、と思って軽い気持ちでエントリーさせていただいたのですが・・・。連日投稿されるみなさんの記事のクオリティの高さに、若干(いや、かなり)ビビりながら、「しかもわたし三島に住んでないし!」と、冷や汗交じりに書いています。
拙い文章で大変恐縮ですが、12月16日の回を担当させていただきます。

まずは自己紹介

「お前誰やねん!?」という人も多くいらっしゃるかと思いますので、簡単に自己紹介をさせていただきます。

●名前:椎野(しいの)
居住地:熱海(生まれも育ちも今も熱海、「多賀」というのどかーな町にずっといます)
●年齢:安室奈美恵と同級生
●職業:会社員(某損害保険会社勤務2●年目)
●趣味:ライブに行くこと、ビールを飲むこと(クラフトビール大好き)

自己紹介だけでは今回のお題である「三島」と何の縁もゆかりも感じられませんね(笑)。

「三島とわたし」という繋がりを探してみたところ、こんな感じです。

1:わたしのDNAの1/4は三島で作られている
(父方の祖母が三島の人)
2:2020年4月より三島駅前にて勤務
(北口にある某Z会ビル)
3:「みしま未来研究所」にたまに出没している
(昨年からクラフトビール目当てで)

・・・

絞りだしてこの3つ!少なっ!(笑)

「三島」を話す前に、「熱海」のことにも少し触れつつ・・・「三島」についてお話をしたいと思います。

地元熱海で触れた、地方創生。

わたしはずーっと熱海に住んでいます。
熱海と言っても皆さんが思い浮かべる熱海ではなく、若干南に下った「多賀」という、それはそれはのどかで平和な町でずっと暮らしています。
自宅の目の前に広がる相模湾、夜は波の音も聞こえてくるし星空もめっちゃキレイ。

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↑初のテレワーク終了後、目の前の海辺を散歩し、多賀の夜景を撮影

短大も家から通えと言われたので在来線で横浜まで通い、就職した会社も、転居を伴う異動はない「エリア型」としての採用のため、自宅から伊東や沼津、静岡まで通勤できる。

買い物するにも遊びに行くにも、東京まで新幹線を使えば1時間ちょい・・・そう、わたしには熱海を出る理由がない(笑)。

そんな大好きな町「熱海」も、わたしが学生のころからほんの少し前まではホントに廃墟と化した町でしたね。

熱海再生の話は皆さんもいろんなところで見聞きされていると思いますので割愛いたしますが、熱海市街地ど真ん中では暮らしていないわたしは、徐々に再生する熱海の町を、どこか遠目で他人事として見ながらも、うらやましくもあり、そのパワーにすごく魅力を感じ、その頃から単語として定着しつつあった「地方創生」というものにますます興味を持ち始めていきました。

わたしの父親は伊豆半島に根付いた某バス会社で働いており、小さいころから「伊豆にお客さんが来てくれないとお父さんの会社が危なくなる(=家族は生きていけない)!」と言われて育ち、「地域が元気にならないとそこに住んでいる人たちは幸せな暮らしができない」という思いは、多分ずーっと心のどこかにあって、「地方創生」とか「地域活性化」みたいなことに興味を持つのは、自然な流れだったのかも知れません。

「地方創生」という単語に興味を持ち始めたころ、わたしの勤める会社にも「地方創生室」なる部署ができたり、自治体への出向者も全国で徐々に増え始め、「自分、自治体へ出向したいっす!」といろんな場で上司に想いを伝え、念願かなって2019年4月より1年間静岡県庁へと出向をさせていただきました。

20歳から1つの会社でしか働いたことのないわたしにとって、この社外への出向は本当にたくさんの気づき・刺激を受けることができ、「感謝カンゲキ雨嵐」(嵐ヲタでもあります。笑)の日々でした。

出向時の話をすると、本題までたどり着けないので省略いたしますが、出向時は普段より時間的・気持ち的余裕もできたことから、意図的に「地域活性化のプレイヤーがいる場に足を運ぶ」ことを意識していました。

そこで知ったのが、冒頭で三島との繋がりとして3つめに挙げた「みしま未来研究所」になります。

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・・・ようやく三島にたどり着きましたね(笑)。

三島と関わりはじめて。

クラフトビールが大好きなわたしは「うちゅう(※)がみしま未来研究所にあるらしい!」という情報を入手し、お店を訪ねたのが最初。

(※)クラフトビール好きで知らない人はいない「うちゅうビール」。ネットで新しいビールが発売されるタイミングには、しばしば「うちゅう戦争」が繰り広げられる。

うちゅうビールを飲みながら、本棚に目を移すと「地方創生」的な本がたくさん置いてあって、そもそもこの場所は一体何なんだろう?と興味がわき、調べてみると、この場所のコンセプトは「地域の未来をつくる人をつくる」。

・・・ナニコレ、どえらいステキなんですけど(笑)

それから、その後もビールを飲みに「みらけん(みしま未来研究所)」へ足を運びながら、そのたびに出会う「みしまびと」の皆さんから溢れ出てくる「三島大好き!」感にとても魅力を感じ、尚且つ居心地が良い場所だなぁ、と感じるようになりました。

気が付けば・・・店番ボランティアの仲間にも入れていただきました。お店番をしながら「えせみしまびと」ではありますが(笑)、わたしが感じた居心地の良さを少しでも伝えられたらいいなぁと思っています。

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↑はじめてみらけんに行ったときに飲んだビールたち(飲みすぎ・笑)

そんなわたしが、1年の出向を経て戻ってきた場所がこの「三島」でした。

元々「沼津」「富士」「伊東」にあった3つの拠点が1つになり、「静岡東部支社」として4月から三島に拠点が出来たのです。本音を話すと、「みらけん」に足を運びつづけたのも、「静岡東部支社構想」を聞いたときに、出向から戻るのはきっと東部支社だなと思い、だったら戻った時に本業で使える人脈があったら・・・と考えたのも大きな理由の1つです。

「本業で使える」と書くとビジネス臭がして、わたしが出会ったみしまびとの皆さんは純粋にこの地域のことを大好きだと思っているのに、不埒な理由をもって足を運んでいた自分が卑しい気持ちになるのも事実でして。でも、そういう気持ちにさせる魅力ある人が多い町ってことなんだと思います。

社外のコミュニティに属するという意味での三島

社会人になってからの20数年を振り返ってみると、社外でのコミュニティーに属することで、平日の自分との精神の均衡を保っていた気がしています。

金融機関という、どちらかというとお堅い仕事をしている自分は本当の自分ではないと感じ、好きなバンドやアイドルを全国各地追いかけたり、毎週末野外フェスに行って暴れまくっているのが自分で、それを一緒に楽しめる仲間たちがいるコミュニティーがあるから、いやーな仕事も乗り越えられてきました。

でも年を重ねると、周りも家族を持ちはじめたり、自分自身の仕事に対する気持ちにも少しずつ変化があったりして、ずっとそういったコミュニティーの中にいなくても大丈夫になってきました。

それでも出向して気が付いたのは、様々なコミュニティーに属する(どっぷり浸からなくても)ことの大切さです。

若かりし頃のコミュニティーとは種類がちょっと違うかも知れないけど、人生をより豊かにするための自分の居場所を、この「三島」という町や、静岡県内で見つけたいと思うし、同じような思いを持った人と同じ場所で出会えたら、仕事もプライベートも「ワクワク感」を持って過ごすことができるような気がします。

そして、それができる町がこの「三島」だったら最高だな、と思っています。


拙い文章で恐縮ですが、最後まで読んで頂きありがとうございました(〃艸〃)


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