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登録者1~5万で、満足度がスゴいYoutuber 5選/ヒットの直前

日本の就業者数は7000万人弱だそうです。
全人口の60%が働いていると考えると、思ったより多いなと感じました。

Youtubeの国内月間ユーザー数は、7000万を超えるそうです。
日本の全労働者より多くが、月に一度はYoutubeに触れていると考えると、とんでもないプラットフォームです。
これが一企業のサービスなのだから、GAFA恐るべしです。

そんな、みんな大好きYoutubeについて、
先月に続き、今月も、いくつかのオススメチャンネルをご紹介します。
今回は前回より多い、登録者1~5万人のチャンネルから選びました。

Youtubeで、登録者1万を超えるアカウントは、上位3%に入るそうです。
日本最難関の司法書士試験の合格率とだいたい同じです。
つまり、スーパーエリート。

前回の登録者1万人未満のチャンネルも、自信を持ってオススメしましたが、1万人を超えるチャンネルの動画は、もうワンランク質が高い気がします。
編集技術や企画内容。違いがどこにあるかを考えながら見ていくと、また違う楽しさがあるやもしれません。

上位数%のエリートと言えど、今回紹介するレンジに区分されるチャンネルは、1万程度あるようです。
みなさんのオススメもあれば、是非教えてくださいmm


1. 不眠東京 -san (登録者2.21万人)

作業用BGMという界隈があります。
ちょっとしたお家時間に流せる、聞き心地のいい音楽をまとめた動画群です。
インドア作業が大好きな私は、作業用BGMにかなりお世話になってきました。

ジャズからゴスペル。ゲーム内音楽から民謡まで。Youtubeには、あらゆるジャンルの作業用BGMがありますが、不眠東京さんの得意とするジャンルは、ジャパニーズ・チル・ヒップホップ。
都会的で成熟したこのジャンルは、忙しい仕事終わり、じんわりとしたお家時間を過ごしたいときにピッタリです。

作業用BGMの多くは、ヒット曲を横に並べる形式ですが、不眠東京さんは繋ぎも丁寧。ボーカルありの選曲ですが、インストゥルメンタルのように、滑らかに最後まで聴いていられます。
一人のアーティストに特化した彼のミックスは、ジャンルと音楽家への確かな愛とリスペクトが感じられて、好感を抱いています。

2. エピゲームス -san (登録者2万人)

ゲーム実況といえば、小中学校をニコニコ動画に通っていたかつての少年少女にお馴染みのジャンルです。
動作サイトの黎明期を支えたこのジャンルの、最新を行くのがこのエピゲームスさん。
それはただのゲーム実況にあらず、「ChatGPT ✖️ ゲーム」という、新しい構えによる、新感覚のゲーム実況です。

ゲーム実況動画の醍醐味は、ゲームを通して振り回される、プレイヤーのナマの感情(リアクション)を、ともに楽しむところにあると思います。
エピゲームスさんは、音声ソフトで編集した動画であるため、ナマのリアクションは感じずらそうに思いました。が、ユーモア溢れる・テンポのいい編集で、楽しく見れます。ChatGPTをうまく手なづけようと四苦八苦する様も感じとれて、ゲームと合わせておもしろいポイントです。
試行錯誤の様を圧縮して提供できるのは、(配信ではなく)動画ならではの強みなのかもしれません。

新しい技術には常に注目が集まるもの。
新技術を使って、次はどんな新しいエンタメを見せてくれるのか、楽しみにしてます。

3. 力武信【テストステロン実践家】 -san (登録者4.99万人)

Youtube(あるいは一般人が発信できるあらゆる媒体)には、数多くの”先生”がいます。メンタルコーチ、カラーコーディネーター、パーソナルトレーナー、マーケティングコンサルタント。
うさんくせーと思う人もいると思いますが、私は、わかりやすく自分の学びを発信してくれている人は、結構好きです。
もっと増えてほしいです。

とはいえ、増えてくると違いを見つけるのが難しい。
そんな中で、力武信さんは「テストステロンを高める方法」という、一風変わったキーワードから発信されていて、目を引きました。

現代の生活習慣の悩みは、突き詰めると、「メンタルヘルスの安定」に帰着するのではと思います。それはつまり、ホルモンバランスのコントロールという課題です。
力武信さんのターゲットにしている知識は、そういう根源的な部分の改善です。だからこそ、多くの人にとって有用だと思うし、聞いていて自然に実践してみたくなります。
自分も何かを売り込むなら、そういうベースの部分をターゲットにした内容にしたいな〜と(ちょっとズレた感想ですが)思いました。

4. 帰ってきたロシュフコー -san (登録者2.98万人)

哲学を中心とした解説チャンネルです。
このジャンルの決定版が、こちらのチャンネルだと思っています。

哲学の面白さは、書籍を通し、著者の深みある思考をなぞるところにあるのではと思います。
しかしそれを、マスに向け、短く・簡単に伝えようとすると、その面白さはスッポリ消えてしまいます。
そのため、哲学動画・哲学コンテンツの多くは、表面を撫でて終わる、ショートカットした内容のものや、雑学程度で満足しているものが多い印象でした。

ですが、ロシュフコーさんの動画は、哲学の持つ「思考を開いていく面白さ」を、損なうことなく伝えてくれています。
ゆっくりとテキストを読み込み、ひとつづつ著者の思考を吟味していくスタイルは、浅い議論に疲れた人にはピッタリ。
もっと流行ってほしいタイプのチャンネルです。

5. チカチローニ【進撃の巨人 考察】 -san  (登録者1.15万人)

みなさんご存知、『進撃の巨人』。
私は、その魅力の1/5くらいを、このチャンネルの動画を通して学びました。

私がnoteを始めた理由の一つは、批評能力を高めることにありました
批評とは、身も周りのものごとについて、何故それがその価値を持つか、審美する能力だと思っています。

『進撃の巨人』は、どこをとっても素晴らしい作品です。
主人公らの選択について友人と議論したり、迫力の映像や声優の演技に感動したり、色々な楽しみ方がありました。
しかし、この時期、私生活の忙しさも相まって、私はあまり『進撃の巨人』のストーリーを深く味わえていませんでした。
そんな中でチカチローニさんの動画は、ひとつひとつの謎に、立ち止まって考察を深め、こう考えられるのでは?こう読めるのでは?と、ストーリーを掘り下げて楽しむ視点を提供してくれました。
その視点を知り、『進撃の巨人』の物語を、より深く消化できるようになったと感じています。

批評は、自分の視点を変えることで、世界をより鮮やかなものへと変えくれます。
チカチローニさんの動画のように、楽しいものをより一層楽しむ視点のあり方を、自分も提供できるようになりたいなと思います。



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最後までご覧いただきありがとうございました!
かなり自分の趣味に偏ったリストになりましたので、皆さんのオススメもぜひ教えてください。mm

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来週は、
・文章術についての学びのアウトプット
の記事を予定しています。

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