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読書好きの苦悩。

おはようございます。今朝も勢いで書きます。

私は一ケ月に15冊くらいの本を読む。常時2~3冊程度を同時進行で読み進めている。仕事用のカバンには一、二冊の本をいつも入れ、通勤や出張の行きかえりで読んでいる。それから、寝る前にも必ず読む。

基本的にはビジネス関連の本が多いが、寝る前に読むのは、ビジネスには関係がない小説などを読むようにしている。

本を読むのは仕事に役立てるためというのもあるが、今はそれ以上に「好きだから」になっている。私は映画を観るのも好きだが、それと同じような感覚で本を読んでいる。

つまり、読書は趣味になっている。

さて、日本では一年間でどれぐらい新しい本が出版されているのだろうか?一日に何冊の新しい本が生まれているのだろうか。

調べてみると、一年間で出版されるのは、7万点。一日に換算すると200点が出版されている。毎日、200冊もの本が新しく出版されている。

これが毎年続くのだから、本だらけの世の中なのだ。とても一人の人間が読める量ではない。

読書を趣味にする人間の苦悩とは、自分が読める本の量と読みたい本の量の間で起きる。例えば、私の場合だと、一ケ月で読むのは15冊なので、一ケ月で出版される本の1%にもならない。

ほとんど読めないのである。

映画と比べてみよう。国内映画と海外映画をあわせて、一年間で新しく公開されるのは、およそ1000本くらい。毎日、ひとつの映画鑑賞を続ければ、三分の一くらいを観ることになる。

それと比べても、本は、ほとんど読めない。

そこに、色んなところから推薦図書が紹介される。私が興味を持っている人が紹介しているとなれば、その本を読みたくなる。最近では、成田悠輔さんが、弟に紹介した本のリストが紹介されていて、そういうのを見ると読みたくなる。

特に、普段、私が読んでいないジャンルの本となると、とても気になる。

また、よくある書店の店員さんがおすすめする本なども気になる。書店ごとの店員さんがおすすめする本というのも気になる。その代表が本屋大賞だろうか。

例えば、今、私の手元には紀伊国屋書店スタッフが全力でおすすめするベスト30「キノベス!」があるのだが、こういうのはやめて欲しい。読みたくなる本が一気に増えてしまう。

せめて、ベスト10にしてくれ、と思う。

ましてや今回のキノべスは、私が読んだことがない本ばかりが紹介されている。読みたい本だらけになってしまう。やめてくれ。

と叫びつつ、今日、本屋さんへ行こうと思っている。足が向いてしまうのだ。(悲)

面白い本との出会いを求めて、今日もステキな一日に。

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