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専業主夫になれる男性の条件。私がこの人なら養ってもいいと思った理由

人間と犬と猫の生活を支える一家の大黒柱女です。

バリキャリ歳上妻と真面目でカワイイ歳下夫なのかなと思われそうですが、
すっぴんパジャマで毎日PCとにらめっこしてる歳下女と、
パチンコ好き(軽度なので自分的にはセーフ)の歳上男です。

彼氏を養ってるってどんだけイケメンのお相手なの?
男に経済的に頼られるのって嫌じゃないの?
守られてこそ、頑張ってくれてこそ愛される女じゃないの?

世間から見たら自分はただの哀れなヒモ飼い女と見なされても仕方ないし、そこに特に疑問や異論はない。

ええ、養ってもいいと思えるくらい彼は魅力的でかつ大事な人間です。

でも、好きだとか魅力的だとかいうことと、自分の財産や生活を捧げてしまうことはまた別の話ですよと聞こえてきそうだ。

そうです、私もそう思います。
でも正直、ノリとか勢いとかなんか面白そうっていう大学のサークルかよみたいな理由もあります、すみません。
でも、そのノリも好きのうち。運も実力のうち。(?)

少数派ではあるだろうけれど、私たち以外にも女性が稼いで男性が家事を担う生活形態をとるカップルはきっとたくさんいて、その数だけ理由がさまざまにあると思う。

オフラインの世界では本当に誰にも言ってないので誰にも聞かれていないけれど、皆さんからよくいただく質問!みたいなノリで勝手に人気者になった気分で私なりの考えをまとめてみる。



この人なら養ってもいいと思った理由


・余計に金かからなそうで、物欲がないから
(服とかそういうモノに興味がない。美味しいものとパチンコくらいにしか娯楽で金を遣うものがない)

・料理が私よりも上手だし家事全般をこなせるから
(ありがたい)

・単純に彼のことがとても好きだから
(おもろいところ、論理的思考ができるところ、飄々としているところ)


専業主夫に向いている男性の特徴


・世間体を気にせず要らぬプライドがない
(固定概念に縛られていない人でないと周りの目とか気にしてしまいそう)

・家事が苦でない
(主夫のメイン業務)

・インドア派
(家事がメインの仕事となるので家にこもってても苦じゃないタイプだとストレスがなさそう。逆に友達が多い!いろんなイベントに行きたい!タイプはストレスに感じそう。)


専業主夫になるためにやるべきこと


・家事全般の習得
(どこまでの家事を担当するかは予めパートナーと話し合って決めておくといいけれど、臨機応変に全般出来ておいた方が良い)

・経済力と理解のある相手探し
(多くはないかもしれないけれど見つけることは不可能ではない。
歳上が狙い目とも聞いたことがあるけれど探せばそんなこともない)

・いざというときに稼げる体力や能力
(もしパートナーの収入が減ったり途絶えたりしたときにピンチになるので、なんでもいいからバイトする!みたいなフットワークの軽さや即戦力になるスキルがあると安心できる)


専業主夫になるためになくてもいいこと


・ものすごい家事スキル
(映えそうな食事がつくれないといけない必要はないし、家中がピカピカにできて整理整頓マスターみたいな人じゃなくていい。)

・周囲からの理解
(家族や親戚になんと説明したらいいかわからない…とか友達に聞かれたとき困る…かもしれないけれど堂々とするか、もしくは架空の設定をつくって嘘を突き通すのもアリ)

・相手への引け目
(パートナーとちゃんと話し合って合意した上で決めたことを日々やっていれば引け目を感じる必要はないしカンペキを目指さず時には手を抜いたり甘えてみるのもスキルといえばスキル)





既にパートナーがいる男性には、冷静な話し合いや歩み寄り、そしてそういった感情論抜きで相手との条件さえ合致すれば専業主夫へのルートが開かれやすい気がする。

あとは愛さえありゃ!!なんとかなるだろう!(根性論)

そうではなく、特定の相手が今はいないけれども、
立ち位置として生活スタイルとして専業主夫を志望する人が、

どうしたら専業主夫になれるのかな?
どんな人が専業主夫に向いてるのかな?

と考えているのなら、「お嫁さんにしたい女性像」をイメージしてみてほしいと思う。

ただ、メンタルを擦り減らしてまでむやみに相手を探したり、相手の理想になりきったりするのもなんだか違う気がする。

点線で描いた架空の王子様/お姫様に出会うべく、結婚制度に自ら従いにいくような婚活はなんだか焦ってむりやり彼氏彼女をつくる中学生にみたいに見えてくる。

私は考えすぎてしまうヤツだから結婚や夫婦というすごく人工的なシステムに結構ゾワッとしてしまったりもするけれど、大事なのは自分が心地よいかどうかだと思う。

先にも書いたけれど、周囲からの理解はいらないことを強調したい。

一人でいようと二人でいようと、大黒柱になろうと主夫になろうと、大事なのは世間の声に惑わされずに自分の声に耳を澄ますことだ。




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