大西みつぐ / 写真家
かつて写真雑誌に掲載された私の写真についての文章や、ときどき思いつくまま書いた写真展や写真集についての感想など、写真を撮っている立場で「写真」を考えてみたいと思っています。実はそのことは、20代の頃勉強した写真学校の校長である重森弘淹さんの教えでもあります。写真評論、研究者でなくとも「写真」について考えていくこと、言葉を紡いでいくことは大事だと思っています。とりあえず、全体の構成も考えず、初めての「マガジン」とします。
東京の東の一番端っこにある臨海公園から東京湾を飽きもせず眺めていることが多い。左の対岸…
今朝もラジオで「 PERFECY DAYS」が取り上げらにれていたが、主人公の住む町について触れら…
2019年に完成した自主映画「小名木川物語」を久しぶりに上映していただけることになった。そ…
4ヶ月ぶりの執筆となります。 9月はじめに眼科での入院手術があり、1週間で退院したものの…
本来、もう少し後に、しっかりした構成と展開での写真展を考えていましたが、ちょうどよいイベ…
「見よう」という意思、「見えてきたもの」 この暑い時期に、近所だからといって臨海公園に…
とりあえず「目につくもの」 限定された波打ち際で写真を撮るということを課題として、実際…
近所の公園でずっと写真を撮ってきた 本格的な夏が来る前の蒸し暑い平日が好きです。昨日…
今回の個展は昨年から続く「50周年」の勝手な企画展の第二弾。昨年10月のEPSON・エプサイト…
「ジェットコースターに乗る人々」 ずいぶん昔のことだが、須田一政さんがご自分の個展で「70…
追悼 須田一政 (日本写真家協会会報への寄稿) 2020年11月に刊行された須田一政写真集「 E…
須田さんが多弁になる時、そこには決まって「写真」以外の「もう一つの世界観」が提示されてい…
旅から旅へと軽いフットワークでシャッターを押し続けていた須田さんが、独自に確立した「芸」…
須田さんが この現在の神田にいたら、なにをどう撮っていただろう 「角の煙草屋」を探して …
「雀島」 須田さんはこの島がどうしても気になり、夜中に車を走らせそこに行くこともあったと…
その「色」は変化自在で、ふっと振り返るともうそこにはない、そんな刹那の幻 胸騒ぎのカラー…