大西みつぐ / 写真家

東京下町「深川」生まれ。長い間、大学や専門学校の「写真教育」の現場にいました。70年代…

大西みつぐ / 写真家

東京下町「深川」生まれ。長い間、大学や専門学校の「写真教育」の現場にいました。70年代より町と人の暮らしぶりを粛々と撮った「 WONDERLAND」、80年代からの東京湾岸の風景「 NEWCOAST」などのシリーズがあります。「遠い夏」で第18回木村伊兵衛写真賞受賞。

マガジン

  • ときどき写真論マガジン

    かつて写真雑誌に掲載された私の写真についての文章や、ときどき思いつくまま書いた写真展や写真集についての感想など、写真を撮っている立場で「写真」を考えてみたいと思っています。実はそのことは、20代の頃勉強した写真学校の校長である重森弘淹さんの教えでもあります。写真評論、研究者でなくとも「写真」について考えていくこと、言葉を紡いでいくことは大事だと思っています。とりあえず、全体の構成も考えず、初めての「マガジン」とします。

記事一覧

TOKYO EAST WAVES

東京の東の一番端っこにある臨海公園から東京湾を飽きもせず眺めていることが多い。左の対岸…

「 PERFECT」でもない暮らし

 今朝もラジオで「 PERFECY DAYS」が取り上げらにれていたが、主人公の住む町について触れら…

小津安二郎監督の故郷で映画上映

 2019年に完成した自主映画「小名木川物語」を久しぶりに上映していただけることになった。そ…

noteを再開します!

4ヶ月ぶりの執筆となります。  9月はじめに眼科での入院手術があり、1週間で退院したものの…

小品展のお知らせ

本来、もう少し後に、しっかりした構成と展開での写真展を考えていましたが、ちょうどよいイベ…

海辺のカメラノート 3 発見するということ

「見よう」という意思、「見えてきたもの」  この暑い時期に、近所だからといって臨海公園に…

海辺のカメラノート 2 波打ち際で

とりあえず「目につくもの」  限定された波打ち際で写真を撮るということを課題として、実際…

海辺のカメラノート 1 私はなにを撮ればいいのだろうか?

近所の公園でずっと写真を撮ってきた  本格的な夏が来る前の蒸し暑い平日が好きです。昨日…

写真展を終えて・なぜ「写真」は売れないのか?

 今回の個展は昨年から続く「50周年」の勝手な企画展の第二弾。昨年10月のEPSON・エプサイト…

写真展「町の灯りを恋ふる頃」に寄せて

「ジェットコースターに乗る人々」 ずいぶん昔のことだが、須田一政さんがご自分の個展で「70…

「須田一政への旅・旅ふたたび」

追悼 須田一政 (日本写真家協会会報への寄稿)  2020年11月に刊行された須田一政写真集「 E…

連載「須田一政への旅」最終回

須田さんが多弁になる時、そこには決まって「写真」以外の「もう一つの世界観」が提示されてい…

連載「須田一政への旅」第11回

旅から旅へと軽いフットワークでシャッターを押し続けていた須田さんが、独自に確立した「芸」…

連載「須田一政への旅」第10回

須田さんが この現在の神田にいたら、なにをどう撮っていただろう 「角の煙草屋」を探して …

連載「須田一政への旅」第9回

「雀島」 須田さんはこの島がどうしても気になり、夜中に車を走らせそこに行くこともあったと…

連載「須田一政への旅」第8回

その「色」は変化自在で、ふっと振り返るともうそこにはない、そんな刹那の幻 胸騒ぎのカラー…

TOKYO EAST WAVES

東京の東の一番端っこにある臨海公園から東京湾を飽きもせず眺めていることが多い。左の対岸…

「 PERFECT」でもない暮らし

 今朝もラジオで「 PERFECY DAYS」が取り上げらにれていたが、主人公の住む町について触れら…

小津安二郎監督の故郷で映画上映

 2019年に完成した自主映画「小名木川物語」を久しぶりに上映していただけることになった。そ…

noteを再開します!

4ヶ月ぶりの執筆となります。  9月はじめに眼科での入院手術があり、1週間で退院したものの…

小品展のお知らせ

本来、もう少し後に、しっかりした構成と展開での写真展を考えていましたが、ちょうどよいイベ…

海辺のカメラノート 3 発見するということ

「見よう」という意思、「見えてきたもの」  この暑い時期に、近所だからといって臨海公園に…

海辺のカメラノート 2 波打ち際で

とりあえず「目につくもの」  限定された波打ち際で写真を撮るということを課題として、実際…

海辺のカメラノート 1 私はなにを撮ればいいのだろうか?

近所の公園でずっと写真を撮ってきた  本格的な夏が来る前の蒸し暑い平日が好きです。昨日…

写真展を終えて・なぜ「写真」は売れないのか?

 今回の個展は昨年から続く「50周年」の勝手な企画展の第二弾。昨年10月のEPSON・エプサイト…

写真展「町の灯りを恋ふる頃」に寄せて

「ジェットコースターに乗る人々」 ずいぶん昔のことだが、須田一政さんがご自分の個展で「70…

「須田一政への旅・旅ふたたび」

追悼 須田一政 (日本写真家協会会報への寄稿)  2020年11月に刊行された須田一政写真集「 E…

連載「須田一政への旅」最終回

須田さんが多弁になる時、そこには決まって「写真」以外の「もう一つの世界観」が提示されてい…

連載「須田一政への旅」第11回

旅から旅へと軽いフットワークでシャッターを押し続けていた須田さんが、独自に確立した「芸」…

連載「須田一政への旅」第10回

須田さんが この現在の神田にいたら、なにをどう撮っていただろう 「角の煙草屋」を探して …

連載「須田一政への旅」第9回

「雀島」 須田さんはこの島がどうしても気になり、夜中に車を走らせそこに行くこともあったと…

連載「須田一政への旅」第8回

その「色」は変化自在で、ふっと振り返るともうそこにはない、そんな刹那の幻 胸騒ぎのカラー…