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3つの資産(金・不・人)を守る3つの戦略(分・調・保)

個人の3種類の資産、知っとるかい?
金融資産、不動産、そして人的資産や。

金融資産は預金や株や投信。不動産は土地と建物。人的資産だけは価値を見積もるのが難しいんやけど、その人の将来の収入(の現在価値)の累計と思っておけばええ感じやな。

さて、ここでは3つの資産を守るために役立つ、3つの戦略【分散・調査・保険】をカンタンに解説しとくわ。

まず、金融資産を守るには【分散】戦略やな。投資で最も恐ろしいリスクは「価格変動リスク」ではなく丸ごと吹っ飛ぶような「信用リスク」なんやけど、信用リスクをゼロにすることはできへんから、性質が異なる様々な種類のものに資産を分散して信用リスクを薄めるんや。

次に、不動産を守るには徹底的な【調査】戦略や。自宅などの現物不動産は1つの単価が数千万円と高いので、10個や20個に分散させることは難しい。そこで不動産を購入する際は、その土地や建物の現在の価値だけでなく長期的な価値を推定するレベルまで徹底調査をして見極めることでリスクを軽減しておくんや。

最後に、人的資産を守るメインストラテジーは【保険】戦略やろな。将来の収入が減ってしまう最大のシナリオは「健康を害して、目先しばらく働けなくなる」なんやけど、このリスクに対して分散戦略や徹底調査戦略は機能しない。しかし、必要十分な生命保険や医療保険やガン保険等に加入しとけば、リスクが顕在化したときに減少した人的資産の埋め合わせをしてくれるはずや。

金融資産→ 分散戦略
不動産→ (徹底)調査戦略
人的資産→ 保険戦略

この3つの戦略を使い分ければ、長い長い人生で定期的に生じる様々な変化やアクシデントを乗り越えながら、あなたの資産が殖えていきやすくなるはずやで。




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