有名大学に入る意義

昨年は自身のキャリアに悩み、会社の同僚や学生時代の友人に会い、色々話を聞き。

そして昨年末に「教育改革」に残りの人生を捧げたい!と決めてからは。

同僚や友人の現在を、人生における何が(あるいは誰が影響を与えて)形作っているか、に興味をもって、色んな人に話を聞きに行っている。(サンプル集め)

結論、子どもの人生に一番影響を与えるのは、一番接する時間が長い「親」だな、と思っていて。教育改革で一番肝になるのは、どうやったら「親ガチャ」を無くせるか、かなと思い始めている。(親ガチャについては、以下のnoteで)

が一方で、学歴主義というのが、世の中には、浸透していて。特に(一般的に)最終学歴となる大学については、良い大学に行かせた方が、良い会社にも入りやすいし、仮に一部上場企業に行かなかったとしても、人生の選択肢は広がるよね、というのは、世間一般の認識であり、常識なのだと思う。(親ガチャの一つの大きな要因)

私は良い学校(慶応)を出て、良い会社(資生堂)に入って18年間を過ごしてみて、決して、それは幸せとは直結しない、ということを実感しているので、アンチ受験派。笑

それはn=1ではあるけれど、論理的に考えても、良い学校出て、良い会社入れば幸せですか?という問いに自信をもってYESと答えられる人はいないはずで。

何故ならそうやって良い会社入って、私のように鬱っぽくなったり、社会不適合のレッテルを貼られる人は沢山いるわけで。

良い学校入って、良い会社入って保証されるのは、潰れにくい会社だから、ある程度の給与が保証されやすい、という1点と。そこに連動して、銀行などで住宅ローンやお金の借り入れがしやすい(=世間から信用されやすい)ということくらい。

あとは、やっぱり、大会社に入ろうが、中小企業に入ろうが、ベンチャーに行こうが、一次産業に行こうが、個人として働こうが。

自分は何をして、どう社会と関わり、そこでどんな価値を提供し、お金を稼ぎ、そのお金を使って、どのような暮らしがしたいですか?

というWILL(自分の〜したいという意志)が、とても大事で。

それが無いのに、良い会社行ったって、会社も誰も自分のことなんて幸せにしてくれはしない。

何故なら、どうしたら、自分が幸せかは、自分しか分からないから。

だから、学歴なんて一旦置いておいて、自分は何してる時が幸せてすか?時間を忘れて夢中になることは何ですか?将来何をしたいですか?どうなりたいですか?憧れの人はいますか?ということを、小さい頃(小学生くらい)から、自分に問い続けて、実際にその分野の人に会いに行って、働くを身近に考えて。そして「違うな〜」と思ったら、また色々興味ある分野を探してみる。

そんなある種「自分探し」や「自分の幸せのタネ探し」をする時間が、衣食住を親が用意してくれ、育ててくれるその子どもの期間(18まで?22まで?)にやるべき最大のミッションなのだと思う。

もちろん、あとは「自分のことは自分でやる」とか、一番小さな社会である家庭で「共同生活で果たすべき自分の役割を考える」とか「人と協働するために必要なコミュニケーション能力を身につける」とか他もあるのだけど。

最大のミッションは、自分探しなのかなーと思う。

とはいえ、世の中の企業や世の中の大人が、最終学歴を見て「おー慶応出てるのか〜」という色眼鏡?で見てくれるのは事実。(くだらねーけど)

なので、有名大学に入る意義について、ちょっと分解して考えてみたい。大きく分けると以下の5つに分類されるのでは?と思う。(他にもあるかもだけど)

①有名な大学教授の授業が聞ける
②有名な大学教授とインタラクティブに議論が出来る(ゼミや授業で)
③優秀な仲間と出逢える
④優秀な学生という世間からの評価をもらえる
⑤良い会社に入りやすい

ただ、これだけオンラインで色んな情報がとれる時代なので。

例えば①は、世界中の優秀な教授の授業がオンラインで受講可能になっている。(何なら小中高大、全て授業に関して、聞くだけならオンラインで世界で一番上手な先生の授業聞けばいいんじゃない?と思っちゃうくらい)

次に②と③は、なかなか難しいけど。②の教授を大人と読み替えれば、今はオンラインサロンやSNSで有名な実業家等と繋がることが出来て、その中でその人たちとリアルで会う機会を見つければ、自分の行動と投資次第で実現可能な気がするし、そこに集まる仲間ともインタラクティブにやり取りしたり、一緒に何かしたりすることも可能。(個人的には西野亮廣さんのオンラインサロンはオススメ。月額1000円とは思えないビジネス最前線のアウトプットの量が発信されてるし、コミュニティとしても機能してる)

また、④⑤は確かに代替難しいが、結局は最終的に個人の実力があるかどうかが大事なので、個人的にはあまり価値を感じない。(何かなりたいものがあって、そこに行くのに有名大学を出てることがチケットになるなら、行けばいい)

なので、本当に目的なく、有名大学に行く意義なんて、今後先行き見えない時代の中で、マジで意味なんか無くて。

まずは何になりたいか?その上でそれを実現するために必要な手段は何か?その手段の中に「学ぶ」というのは確実に入ってくるはずなので、その学ぶ手段として何が適切なのか?その中に大学という選択肢もあるよね、という、そういう順番なのだと思う。

とはいえ、そんな早期キャリア教育なんて、今の日本の学校教育には期待出来ないので。

今は各家庭にそれが任されているのが現状だし、それが「親ガチャ」によって、一部の家庭でしか実現出来ないとしたら。子供は不幸だし、日本に未来は無いよな〜と思ってしまうので。

そこはPTAという組織を使い、企業や地域の大人の力も借り、何とか実現したい。(任意参加のプログラムになるとは思うけど)

noteを通じて、私と同じように教育改革に力を入れて活動し、発信してる人と、少しずつ繋がり始めているので。そういう人たちとも是非連携して実現したいな〜。

こういう小学生向けのキャリア教育って、どこか良いプログラム提供してるところ知りませんか?

いま私が知ってるのはパーソルキャリアという会社が提供してる社会貢献の一環としてのプログラムで。ただそれもまだ内容を詳しく調べきれてないので、今度担当者に連絡してみよう、と思ってるところ。

何かよい情報あればコメント頂けると嬉しいです!

以上





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