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キミはボクの年下の先輩。

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私(三浦るぴん)の完全新作のラブコメです! よろしくお願いします!
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記事一覧

キミはボクの年下の先輩。第1話「文芸部に興味はあるかい?」

  *  ボクの名前は四戸祥汰。今からボクは、ある出来事をキミたちに共有していきたいと思…

三浦るぴん
6か月前
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キミはボクの年下の先輩。第2話「今のキミには刺激が強すぎるかい?」

  *  高校一年生になって、クラスの同級生たちが、だんだんと、どこに所属している『グル…

三浦るぴん
6か月前

キミはボクの年下の先輩。第3話「キミは書いてみたいと思わないのかい?」

  *  四月半ば、文芸部の部室で加連先輩が自分のノートPCを使って、なにか作業をしてい…

三浦るぴん
6か月前
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キミはボクの年下の先輩。第4話「ビンビン心が高鳴ってるかい?」

  *  今日の加連先輩との出来事をボクは家のお風呂の中で思い出していた。 『祥汰くん……

三浦るぴん
6か月前
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キミはボクの年下の先輩。第5話「むぅ、そんなに、いや、なのかい?」

  *  ある日の昼休み、ボクと加連先輩は文芸部の部室で、お昼ごはんを食べていた。  先…

三浦るぴん
6か月前
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キミはボクの年下の先輩。第6話「キミは、ほかの女の子に抱きつかれたことはないのか…

  *  放課後になった。  部室に入ると、彼女は既にいた。 「やぁ、ショタくん」 「は…

三浦るぴん
6か月前
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キミはボクの年下の先輩。第7話「私のメイド姿が見たいってことなのかい?」

  * 「こんなはずでは……」  次の日、ボクは文芸部の部室で頭を抱えていた。  昨日、ボクが文章化した小説を加連先輩に読まれたことで、最近、彼女から軽蔑の眼差しを受けることが多くなった。  でもさぁ、先輩がボクとシチュ活を始めたのが、そもそもの原因だろ?  ボクだけが悪いわけではない、はずなのだ。  でも、こういうときって、たいてい男性側が悪くなるよね。  あれでも感情を抑えたほうなんだ!  それなのに、どうして、いつも、こうなるんだ!?  そんなことを考

キミはボクの年下の先輩。第8話「私のメイド姿も、なかなかオツなもんなんじゃないか…

  * 「お、お待たせ……ショタくん」 「っ!?」  ボクは思わず息を吞む。  部室に帰…

三浦るぴん
5か月前
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キミはボクの年下の先輩。第9話「私に迫られて身も心も委ねるのはどうだい?」

  *  次の日の放課後。 「おはようございます!」  ボクは元気よく挨拶をしながら部室…

三浦るぴん
5か月前
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キミはボクの年下の先輩。第10話「もしかして、キミは私に対して欲情しているのかい?…

  * 「はい、これで終わりだね」  そう言って、加連先輩はボクから離れていった。  つ…

三浦るぴん
5か月前
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キミはボクの年下の先輩。第11話「キミは、どんな本が読みたいんだい?」

  *  次の休日、ボクは待ち合わせ場所で加連先輩を待っていた。 (うぅ……緊張してきた…

三浦るぴん
5か月前
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キミはボクの年下の先輩。第12話「ごめんね、ショタくん。もうちょっとだけ我慢してね…

  *  昼食を食べ終えたボクと先輩はファミレスを出て、ある場所へと向かった。  ゲーム…

三浦るぴん
5か月前
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キミはボクの年下の先輩。第13話「なんで、さっきから私の胸をジッと見ているんだい?…

  *  チャラチャラした男たちから逃げ出して、ある公園にたどり着いたボクたち。 「ここ…

三浦るぴん
5か月前
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キミはボクの年下の先輩。第14話「男らしいのは、いいことだけど、普通に手を握ることはできないのかい?」

  *  お店を出ると外は真っ暗だった。 「そろそろ、帰ろっか♪」 「そうですね」  そう言って加連先輩が手を出してきた。 「ほら、手、出して」 「……はい!」  ナチュラルに、そういうことするのが、ボクにとって、先輩が魅力的に見える理由になっているのかもしれない。  ボクは彼女の手を優しく握った。 「じゃあ、行こうか」 「はい!」  ボクは先輩に手を引かれながら歩く。  冷たい夜風が吹く中、ボクたちは手をつないで歩いていく。  空を見上げると満天の