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習慣のミックスは挫折のモト

人は、無意識に
大量のやるべき行動を処理しています。

これこそ「習慣」の成せる技です。

ただし、忘れないでほしいのは
”習慣といえるまで行動を鍛えあげた”
ときだけです。

毎日の繰り返しで
勝手に身体が動くようになって
はじめて習慣となり、
大量のやるべき行動と同時処理できます。

すでに出来上がっている毎日の習慣 (9)

ここで、ありがちな勘違いが…

「大量に同時に意識してすれば、
 たくさんの習慣が手に入る♪」

と、欲張り思考を働かせることです。

こういった行動に走る人は、
間違いなく習慣化に挫折します。

丁寧にひとつひとつを習慣にしてから
次のステップに移ることが大切です。


✔大量の選択肢は
 挫折のモト

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2店舗のアイスクリーム店に
足を運んだあなた。

1店舗目のアイスクリーム店では、
バニラ、チョコレート、イチゴの
3種類が売られています。

あなたはバニラが好きだったので、
迷わずバニラを注文しました。


別の店舗のアイスクリーム店では、
ソフトバニラ、チョコレートバニラ、
抹茶バニラ、バニラアーモンドなど…
種類が豊富なお店です。

「どれにしようかな?」と
迷わずにはいられませんでした。

このアイスクリーム店のお話は、
大量の選択肢は迷いを発生させる一例です。


選択肢が多ければ多いほど、
人は考えるべき処理が増えます。

考えるべき処理が増えると、どうなるか?

考えることに疲れてしまうんです。


習慣にも同じことがいえます。

同時に多くの習慣を手に入れたいとなると
それだけ意識して考えなければいけません。

自分の頭で考えながら、
たくさんの習慣を処理する。

あなたのCPUは、すぐにパンクします。

せっかく地道に続ければ習慣になるのに、
同時に多くのことに取り組んだせいで
挫折します。

これは、非常にもったいないことです。


選択する人

✔習慣の期限を理解する

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同時に多くの習慣に取り組まない。

これは、ひとつの正解です。

とはいっても、いつまでも
同じ習慣を繰り返しているだけでは
いつになったら新しい習慣に
手を出していいのか分かりません。

そこで基準となるのは、
取り組む習慣の手に入る期限になります。


自分がいま、どういった習慣に
取り組んでいるのか?

その習慣によって、
あなたの習慣化までの期限は変わります。

習慣は、大きく3つに分かれます。

・行動習慣
・身体習慣
・思考習慣

投稿ボタンを 押せない人へ (8)

それぞれの思考にはレベルがあり、
もっとも習慣の取得が早いのは
「行動習慣」です。

逆に、もっとも習慣にするまで
時間がかかるのは「思考習慣」になります。


いま、自分がどういった習慣に
取り組んでいるのか?

知ったうえで期間を確認してから、
ひとつの習慣に集中する。

決められた期間を習慣に集中できたら、
新しい習慣に挑戦する。

こうすることで、
ひとつひとつの習慣がムダにならず、
複数の習慣を手に入れることができます。


✔まずは、
 カンタンな習慣に
 チャレンジしよう!

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習慣化に挫折する人は、
手っ取り早く自分のやりたい習慣から
チャレンジします。

その習慣にどれだけ習慣化まで
時間がかかるのか?
知らずにチャレンジします。

そうすると、
いつまでも習慣化できないので
「あれ?まだかな?」と半信半疑に…

しまいには、
「え~い!
 新しい習慣も取り組んじゃえ~!」
と次の習慣にチャレンジします。

こんなことを繰り返しているうちは、
いつまでも習慣化に挫折するでしょう。

習慣化を成功させるポイントは、
カンタンで短い期間に
手に入る習慣にチャレンジする
こと。

まずは、習慣化に慣れることです。


一度でも習慣化に成功すると、
あとはカンタンです。

「自分は習慣化に成功した」
という自己肯定感も手に入るし…

こうすれば習慣化できるという
プロセスも知っているので、
挫折に強くなります。


習慣化に失敗する人は、知らないあいだに
複数の習慣に挑戦していたりします。

ぜひ、一度振り返ってみて
正しい習慣の期間を見定めてみては
いかがでしょうか?

では、また。
失礼します。

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